温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2016 冬場の盆栽の手入れNo3 

2016-03-04 06:49:14 | 盆栽教室
前回の盆栽教室でこの時期大事な雑木類の植え替え。

気候としてはまだ寒い日が続き、こんな時に盆栽は自宅(!?)から無理やり次の新居へ引っ越しをさせられる。
おそらく盆栽としては、今の生活環境のままぬくぬくと成長したいと思うのだろうが、特に雑木類は、若木の時にはなるべく植え替えを行う。

その理由は、おそらく成長に応じ一回り大きい鉢へ、また、鉢の内側をぐるぐるとはい回る根を一旦カットし、根元の厚みをさらに成長させるため。

盆栽の良し悪しは、まずは根張り。
しっかりと大木のように根を四方八方に張り出していることが重要。

そのためには、根は直根(太い根)と幹の真下の根を切って細い四方八方に張り出す根を活かすよう、植え替える。

今回の盆栽教室では、一昨年から育てているひめしゃらの寄せ植えを改めて植え替えする。
今はか細い根回りも、いつかは大木の風味をもってひめしゃらの原生林を目指し、幹の位置取りなどを決める。
以下は、植え替えの様子。講師が自ら手をかけてくれた。
ということは、将来性があるということか・・・!?

これからも植え替えの時期が続く。
雑木は葉が生え始めるまでの3月半ばまでは。何とか植え替えはOK!

また、それが終わると3月半ばからは、松柏系の植え替えに移っていく。




【写真↓:ひめしゃらの植え替え。いままで7本の寄せ植えであったが、2本を追加し、計9本の寄植えとする。】


【写真↓:鉢に対する寄せ植えの中心の位置を決めるとともに、講師は、この鉢の中をちょっとした高原に見立て、寄せ植えの奥から緩やかに手元に傾斜していくよう、土の盛り方を工夫していた。】


【写真↓:細かいひめしゃらの根が、水分不足で干からびないよう、水草を鉢全体に敷きならす。】


【写真↓:その後その上に再度赤玉と桐生砂との混合土をまぶす。画像がぶれているのは、回転台を回しながらの作業のため。】





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