報道の中に、わずかでもプーチン氏が今後の戦況を憂い、またロシア国民からの平和を望む大きな声が上がり、ウクライナ国民が一縷の安堵の望みを確かに心に抱けるような好転を示す情報をむさぼり集めようとしたが、一つとして流れなかった・・・。
それどころか、あの(!?)中国が実効性を伴わない机上の仲裁案を公表する。
さも、中国の存在を誇示するかのように・・・。
そんな報道の中で、国連総会でのロシア非難の決議案が1年前と変わらぬ数の圧倒的多数で可決されたことが、唯一心強いニュースだ。
世界有識者のコメントを垣間見れば、解決にあたっての見解に、どこにも調停、譲歩という言葉はない。
ロシアに決して勝たせてはならない、ロシアが勝利すれば、それを他の専制国家が真似て、無謀な侵攻をやり始めることを世界の頭脳は懸念する。
その筆頭が中国の台湾進攻だ・・・。
だからウクライナが優勢のうちに戦争を終結したい。
これだけ複雑になっているガチンコの交戦、何とか知恵を絞っての戦争終焉の道筋は、ロシア国内からの反プーチン勢力の台頭、ロシア経済の破綻、そしてプーチン氏の病状悪化・・・。
いずれにしても、もうロシア国内でしか見いだせない解決策となってしまうが・・・。