温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2022 可哀そうなウクライナ

2022-02-28 06:54:42 | 気になるニュース
プーチン氏は一線を越えてしまった。

世界の中で大国と言えば、アメリカ、そしてロシア、そのトップが軌道を外れた行為をすれば、今後ロシアは大国とは言えなくなる。

旧ソビエト連邦の崩壊を憂い、また、離散した旧国土が欧米化することにいたたまれず、今や独立した国家となっている隣国への軍事的、政治的介入に走ったプーチン氏。

さすがに今の世界の流れを肌で感じない、理解していない社会主義?共産主義?の硬い頭のまま旧ソ連の復活を夢見ている空想家。

ロシアの中に、こんなプーチン氏に対してNOという国民は数多くいると思うが、デモもストも、SNS発信もことごとくしょっ引かれる国・・・。

そんなプーチン氏に対して、欧米はロシア軍隊の不穏な動きを察した当初から確固とした態度を示すべきだった。

ところが、バイデン大統領は、早々にNATOに加盟していないウクライナへの軍事支援は行わないと言った。

そうなるとウクライナとロシアの軍事力の差は格段、プーチン氏の思う通り。

なんで早々にそんな弱腰の手の内を明かしたのか・・・。

では、バイデン大統領は8500人規模の兵力をNATO地域に派遣したというが、いったい何のために・・・!?

ロシア軍はウクライナ以外は攻撃しない、そんなロシアの砲弾がウクライナを外れ隣の国に被弾するとでもいうのか!?

アメリカの歴代大統領は、軍事介入への決断を即座にして、的確な配備態勢を整えた。

近年では、イラク、シリア、レバノン、ソマリア、そしてアフガンなど、人道的支援のため、戦地にアメリカ軍を躊躇せず投入していった。

オバマ氏あたりから世界の警察役としての認識を後退させていったアメリカ、今のバイデン大統領の判断はさらに後ずさりする体たらく、また世界へ発するメッセージはことごとく的を外れ、否応なくアメリカ大国の奈落を見せつけられる・・・。

相手は常軌を逸し鬼と化したプーチン氏、欧米諸国が手玉に取られる姿を想像することは容易い。

そして一番かわいそうなのは、NATOへおいでおいでとお誘いをかけていたどの欧米からも軍事の支援すらもなく、ただロシアの戦力に屈するウクライナ・・・。

今から武器調達支援をしたところで、今まで戦火で亡くなった兵士、民間人の命は戻らない・・・。

停戦協議を行うとしているが、ダモクレスの剣の状態で協議の場に出るウクライナに、仲介役としての協力すらもできない欧米。

今から金融決済ルートの遮断をするというが、全て後手後手の戦略(!?)。

否応なくウクライナはロシア化していく姿が垣間見える・・・。

さあ今日も頑張っていきましょう!



コメント
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