2022 北京オリンピックは始まったばかりだが・・・

もう政治的な色合いがないとは言えないオリンピック、習国家主席とバッハIOC会長のきな臭い関係が、より一層不透明感を増す。

とはいえ、いざ競技が始まれば二人とそれに加わるプーチンさんがどうであれ、テレビの手に汗を握る対戦に、一瞬世界の不協和音が不問となる。

東京オリパラは１年延期した、今このコロナ禍の時期、また人権問題で揺れ動く中国でオリンピックを開催することの正当性、科学的妥当性が十分議論されないまま、習氏とバッハ氏だけが有頂天となり、それでも世界の紛争を瞬間的にも凍結させる影響を持つオリンピック。

オリンピック期間中はいわゆる停戦期間、世界各地でくすぶる触発の状態も、さすがにこの時期では交戦しないだろう。

そのぐらいの政治的に影響力を持つようになったオリンピック、あらためて、今後のオリンピックの在り方、開催地の選考の仕方が大きくのしかかってくるように思う。

その例として、コロナ禍の開催で声を出しての応援は慎むように観客は指導されているはずだが、自国チームへの声援、大合唱が行われる中国、自国チームに偏る判定・・・。

ホスト国としての品位が疑われる中国、今北京オリンピックは始まったばかり、これから先は長い・・・。

さあ今日も頑張っていきましょう！