温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2022 気になるコメント

2022-02-11 07:33:07 | 気になるニュース
聖隷クリストファー高校の全国高等学校野球選抜大会落選の波紋は今も続くようだ。

そして、日本高野連としてこの結果に関する説明をしないとの一方的なコメントを出した。

火消しのためのコメントとして発表したのなら、その真逆、火に油を注ぐ結果になることは明らか。

おそらく高野連も、ここまでの社会現象になるとは想像もつかなかったのではないか!?

今後の経過が気になる。

ところで、この件に関するスポーツコメンテーターの気になる記事を目にした。

選抜大会選考で過去東海地区で今回のようなケース、すなわち大会下位チームが選抜されたケースが数十年前にあり、ただこの時は上位チームに不祥事があったからとの過去の事例を持ち出し、だから、今回聖隷チームを選抜できない、表には出せないような不利な事情があったのではないかとの推論のコメント。

こんなことを公にするコメンテーターがいるとは、さすがに怒りを感じる。

今聖隷高校の球児たちは、奈落の底に突き落とされたどん底の状態、しかし何とか踏ん張って毎日の練習に励んでいるだろう。

むしろ彼らへの応援をすべきスポーツ関係者が、こんな球児の落胆をさらに傷つけるような記事を作るとは。

高野連は不祥事に対して厳格だ、ちょっとしたことでも厳しく処罰することで、高校野球の品位を保っている。

もし聖隷高校に不測の事態があり、それを理由に選考から外れたとしたら、明確に落選の理由を心を鬼にして公表し、下位チームの選考を正当化するのが高野連。

聖隷高校をおもんばかって大事なことを隠し、訳も分からない個々の能力とか、投手力とかを持ち出せばかえって混乱することは高野連も分かっている。

今回の聖隷高校落選は、例えば地域性とかリニア問題で建設の障害となっている静岡県から2校出すことを東海地区の他県が許さないとかという理由なら個々の技術とか投手力とかという苦慮の言い訳も出てくるかもしれない。

ただし、言動の自由とは言えスポーツコメンテーターが、聖隷クリストファー高校球児に落選の責任が出てくるような憶測のコメントを決して公にするものではない。

スポーツコメンテータと称する方々は多くいるが、得た事実から識見者、経験者としてのコメントを発する正論者であっていただきたい。

スポーツを曲論で茶化すコメンテーターはいらない・・・。


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