温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2011学童野球榛南選抜大会No1

2011-10-11 20:49:25 | 野球審判活動

昨日は、学童榛南選抜大会の準々決勝と準決勝。
吉田町の大井川河川敷高島グラウンド。
このところ寒い日があったが、この三連休は気温が上昇、祭では汗をかきながらの交通整理。
そして昨日も汗をかいての球審2試合。
1試合目は、森町青葉少年チームと三島リトルジャイアンツ。
朝グラウンドについて両チームを見たら、その中でひときわ背の高い選手がいた。
もちろん私よりも顔一個分高い小学生。
この選手が1番エースナンバーをつけていた。
この選手が投げるの?と思ってピッチング練習を見ていたら、体の動き、腕の使い方はやはり学童らしい動き。
球もそこそこと見ていた。
一方、三島チームは、今月最初のこの大会の1回戦の時に、すでに球審をやっていて、チームの力、カラーはよく覚えていた。
それだけ個性のある、また力のあるチームである。
選手は、小学生ながらみんな坊主。
髪の毛が長い子がいたと思ったら、女子選手だった。
この女子選手が、1回戦の時にサードを守っていたが、今日はなんとピッチャー。
けっこう球の速さ、力もあり、序盤で1点を取られたが、その後は安定。
6回でマウンドを降りるまで1点を守り通した。
また、三島チームは、レギュラーだろうと控え選手だろうと全員が大きな声を出している。
もちろんどのチームもみんなで大きな声を出しているが、三島チームは、特にみんな揃って集中して声を出している印象であった。
試合が始まると、森町青葉チームは、やはりあの背が高い選手がピッチャーとして出てきた。
いざマウンドから投げ始めると、そこそこと思っていた球は、結構速く、また角度があり、バッターにとってはなかなか打ちにくい球であった。
時折指がうまく引っ掛かりしっかりと投げた球は、中学生並み、また低めの球は、キャッチャーミットの捕球位置は低いが、ストライクコース。
角度をつけてストライクゾーン低めに入る球は、バッター、ベンチがえっと声を出すほど。
一応私はしっかりと低めを丁寧に見て、ストライクと判定していた。低目を取りすぎたことはないと思うが・・・。
試合展開は、序盤の青葉チームの1点のみで両投手の力投、両チームのナイスプレーなどがあり、均衡状態。
しかし、三島チームは、中盤背高ピッチャーのコントロールの乱れを逃さず、チームを挙げての大きな声援でピッチャーの動揺をあおり、ヒットと相手ミスで2点を取る。
後は、エースが出てきて危なげなく救援しゲームセット。
今日は、ここ大井川河川敷からは富士山がよく見え、また、両チームの好ゲームをジャッジさせてもらい、いい気分であった。
ここしばらく学童の試合は、自分の納得のいく良いジャッジがあまりなかったが、この試合で、なんとかその気持ちも少しは拭い去ることができそうだと、気持ち軽やかに第2試合目の次の隣の会場に移動し始めた。
重い用具バックを肩にかけ、約100mほどをとぼとぼと本部テントを目指し歩いていたら、本部テントにドカッと座る、なんか見慣れた体型のお姿(!?)が見え始めた。
しがない印刷屋審判員が、この会場に来ているとは・・・。まさか、次の試合を待っているのか・・・。

つづく・・・。

コメント
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