温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2011黒松古葉取り

2011-10-31 21:04:02 | 盆栽教室

今年も古葉どりの時期となった。

ただ、今年は結構土日に所用が入り、古葉に手をつけられなかったが、ようやく手を入れる。

今回の黒松は、盆栽講師からのものではなく、知人から頂いたもの。

したがって、年代は経ているが、基礎ができていなく、したがって、私の自己流の練習素材である。

【写真↓:根張りもしっかりしていなく、また樹形も懸崖なのか文人なのか中途半端な型である】

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【写真↓:元気だけはよく、今年の芽も大きく成長。黄緑の葉の部分は、今年の成長部分】

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【写真↓:古葉どりNo1=古葉どり前】

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【古葉どり後。よく見ると、指先のところにも芽があり、この枝に3つの芽】

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【古葉どりのついでに、芽数の処理をする。とにかく松の芽の整理の基本は芽を二つに整える。】

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【写真↓:古葉どりNo2=古葉どり前】

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【まずは昨年の葉の処理。さみしくなるが、これも来年力強い芽を育てるため。処理後やはり3つの芽があるので処理。】

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 【↓今度は、真ん中の一番勢いのいい芽を摘む。やはりこれも基本。強い芽はそれを伸ばしたい以外は将来樹形を壊すので、原則摘む。松の繊細な枝造りは、弱い枝をいかに数多く育てるか。】

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 【↓最終の状態】

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 【写真↓:古葉どりNo3=古葉どり前。この芽は、ひときわ成長のいい芽。今年の芽だが、すでに立派な葉も成長している。】

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 【写真↓:まずは、指先あたりの葉、つまり、昨年来の葉をむしり取る。場合によっては、鋏で切り取る。】

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 【写真↓:このような成長が強い芽は、樹勢を弱めるために今年生えた新葉も取り除き、ここまでの葉数にする。】

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 【写真↓:盆栽教室講師は、もっと透かしこむというかもしれないと、ここまで葉を取ってみた。】

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 【写真↓:今日の作品の最終姿。だいぶ葉が少なくなった。あくまでも、この冬を乗り越え、来年春には力強い芽の成長を促進させるため。】

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コメント
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