田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

カメラを止めるな!

2022年10月06日 16時27分19秒 | 日記

映画『カメラを止めるな!』公式サイト

カメラを止めるな!』の“感染力”から考える日本のゾンビ人気 | nippon.com

カメラを止めるな!』ヒットの裏に「ネタバレ厳禁」“口コミ”リテラシー | ORICON NEWS

 映画専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ「シネマプロジェクト」の第7弾として製作された作品で、前半と後半で大きく赴きが異なる異色の構成や緻密な脚本、30分以上に及ぶ長回しなど、さまざまな挑戦に満ちた野心作。「37分ワンシーンワンカットのゾンビサバイバル映画」を撮った人々の姿を描く。監督はオムニバス映画「4/猫 ねこぶんのよん」などに参加してきた上田慎一郎。とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影をしていたが、そこへ本物のゾンビが襲来。ディレクターの日暮は大喜びで撮影を続けるが、撮影隊の面々は次々とゾンビ化していき……。2017年11月に「シネマプロジェクト」第7弾作品の「きみはなにも悪くないよ」とともに劇場で上映されて好評を博し、18年6月に単独で劇場公開。当初は都内2館の上映だったが口コミで評判が広まり、同年8月からアスミック・エースが共同配給につき全国で拡大公開。200万人を超える観客動員を記録する異例の大ヒットとなった。(映画.comより)

 

 

<2022年10月2日 Netflix鑑賞>

 今頃すみません。実は見てなかったんです。話題なっていたのは重々わかっていたのですが、ついノビノビに。今回、私は映画と映画の間に見てしまう、という強行軍で鑑賞しました。実は田舎住まいゆえ、地元の市に映画館がなく、隣街の劇場まで、日曜日の朝イチで道がすいている状態でも車で40分くらいはかかります。そのため複数の映画を見て帰ることがほとんどなのですが、今回はどうしても映画と映画の間に1時間40分の空きが出てしまいました。田舎ゆえ、周りに何もなく、スーパーマーケットと本屋さんだけではいかにも長い時間です。そこで思いついたのがNetflix。いくつか候補となる作品をあらかじめダウンロードしておいたのでした。

 結論から言います。おもしろかった!今までつい延ばしてしまっていたことを反省しました。話題になっただけのことはあります。本当におもしろかった。見るからに”低予算”の感じをムンムン出して(いや本当に低予算なんだろうけれど)B級感半端ない。まずは「ヤな感じの監督がいるダルい感じの撮影現場」を見せて、つかみはOK。でも、役者さんたちはがんばってるし、なんとなくそのまま見てたら、どういういきさつで今日の撮影に臨んでいるかがだんだん明らかになって行き、半分作り物、半分現実、みたいな話が怒涛の如く展開します。

 本物のゾンビが出て来るのに、撮影は続行しなきゃいけない、権威には逆らえない、みたいな細かいところまで話の辻褄をきちんと合わせながらもハラハラドキドキ、そしてちゃんとオチがつく。天才だね。なるほど、おフランスでリメイクされるはずだな、と思いました。おもしろかった~。でも、ただ一つ、ちょっと残念だったのは、フランス映画に同じ役で引き抜かれた女優さんが芳子さん一人だった、ということ。彼女はもちろん名優ですが、まだヨーロッパで受け入れられる日本人像って、こういうイメージなんだなぁって、軽く失望しました。もちろん、彼女の役のイメージに対してです。彼女の演技に対してではありません。

 また再びこんな現象が起きれば、次はリアルタイムで見たいと思います。

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