田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス

2015年12月30日 10時14分50秒 | 日記

 一度死んで蘇り、期限付きの命を燃やす青年・天空寺タケル。彼は英雄の力を得て戦う仮面ライダーゴーストだ。そして、ロイミュードとの争いを終え、ベルトさんに別れを告げた泊進ノ介=仮面ライダードライブ。
共通の敵・眼魔を追う中で出会った2人の仮面ライダーは、突如巻き起こった時空のゆがみにより、10年前の世界へ飛ばされてしまう!そこには進ノ介と知り合う前のベルトさん、今は亡きタケルの父の姿があった。

一方、過去へ“異物”が迷い込んだ影響で、現代では何とロイミュードが復活を遂げていた!マコト、剛、そして大切なものを守って散ったあの男も現れ、必死に食い止めるが、ロイミュードの力はより強まっていた。2人が現代に戻らなければ、人類が危ない。しかしタケルは父の命を奪う魔の手が迫ることに気づいていた…!彼は過去に残り、父を救う決意を固める。それが眼魔の手によって蘇った「世紀の大天才=レオナルド・ダ・ヴィンチ」が仕掛けた“罠”と知らず…。

最強の敵となった“英雄”が時を超え、世界を揺るがす大事件を起こす!(公式ウェブサイトより)

 

 

 

 久しぶりにチビ息子と映画。夏休みはパスしたから仮面ライダーは一年ぶりかな。しかしながら、今回の仮面ライダーはいつになくおもしろかった。話の筋もわかりやすく、いつものように「だから、わけわからん」なんてことはなく、なんだか楽しめました。

私のような年代に対するサービスもバッチリで、仮面ライダーのまねごとをして瞬殺されてしまった片岡鶴太郎が「あの世」と「この世」の境目で、結局こちらに戻されるくだりなんかは確信犯。あなたたち、仮面ライダーで遊び過ぎだろ!ってくらいです。

そこに現れるのは竹中直人演じる仙人。「おまえは死んだんだよ」と言われて鶴太郎、「あの、ひとつ聞きたいことがあるんですけど」「なんだ」「あの、あちらの世界には、みんないるんでしょうか。その、例えば卜部かねこさんとか、会ってみたいんですが」に始まり「いるよ」「じゃ、あの人も?」と有名人を数人あげると「みんないるよ。丹波哲郎さんもいる。”あの世とこの世は地続きだ!”なんてね」みたいなことまで言って(丹波さんのセリフは違ったと思うけど、正確に覚えてなくて)、悪ノリする竹中直人。「じゃ、早速」とうれしそうにあの世に行こうとする鶴太郎に「待て!おまえはダメだ」「え~、なんで」「まだだ。みんな、いるんだけどね~。でも、おまえはダメだ」「いや、でも行きたいし」「ダメだ。まだもったいない。おまえにはやらなきゃならないことが、まだある。み~んな、いるんだけどね~」と、最後までいちびる竹中直人。で、結局そんなこんなでこの世に戻され、自分の葬儀中によみがえった鶴太郎でありました。

しかしながら、これがメインのお話ではなく(当たり前だ)、主たる話は、ドライブとゴーストがワームホールにより10年前に飛ばされ、それにより歴史が変わってしまいそうになり、必死でそれを防ごうとする、という「back to the future」と同じ構造。しかしそこには、「父さんが死ぬ日がわかっている」ゴースト(だから防ぎたい)の葛藤や、現在やり残していることがあるドライブにとっても自己に対する試練であった・・・というお話。もちろん、仮面ライダーだからハッピーエンディングなんですけどね。

いや、なかなかによくできた映画でした。年末だというのにすいていたし、自分の中ではヒットだったかな。

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ガタカ(Gattaca)

2015年12月29日 16時00分45秒 | 日記

 キャッチ・コピーすら泣かせる、SFドラマの最高傑作。遺伝子工学が発展した近未来。社会は遺伝子の優劣においてのみ人間の才能を判断していた。そのため、新生児は受精段階において遺伝子操作を行われ、遺伝子的に優秀な人材のみに選別されていた。そんな中、遺伝子操作をされることなく生まれてきたヴィンセントは、出生時に約30年の寿命と診断され、生まれた時から将来の見込みがない子供として育つ。やがて、ヴィンセントに遺伝子操作を受けた優秀な弟ができる。しかし、兄でありながら遺伝子の優れた弟には何をしてもかなわず、希望の無い生活を余儀なくされた。見せ付けられる差。やがて、ヴィンセントは宇宙飛行士を夢見るようになるが、その夢も劣性の遺伝子のため尽く断ち切られていった。しかし、そんな環境においても夢を追い続けたヴィンセントは、ある日、ずっと勝てなかった弟との度胸比べに勝ち、家を捨てて一人旅立つ。職を転々しながら下級クラスの生活を送った末、宇宙飛行士の施設“ガタカ”の清掃業についたヴィンセントは、ある日、闇業者の手配により、事故のため身障者となった元エリートに偽装し、“ガタカ”にエリート社員として潜り込む。しかし、そんなある日、ヴィンセントの正体を疑っていた上司が殺害され……。(allcinemaより)

 

 

 

 今頃すみません。こんな名作を今まで鑑賞して来なかった自分はバカだと、本気で思いました。本当によくできている!1997年の映画ですものね、当時見ればどれほどの衝撃だったかと思います。

お話の筋は上にある通り。普通に生まれたイーサン・ホークが出生時に「寿命は30年」などと宣言され、熟慮の末、両親は次の子は完璧なデザイナーズ・ベイビーとして作ります。この辺の親の気持ちはわからんでもない。自分でもそう選択するかも。

で、もちろん、なにをやっても弟の方が優れている。体も大きいし、立派。でも、弟も悲しそう。当然ですよね。二人とも両親に愛されている。兄さんだっていい人だし、自分の方が優れているのは最初から当たり前だし。こんななら、思いっきり不幸な生い立ちの方が生きやすかったかもしれない。

しかしながら、人一倍ハングリーな精神の持ち主だったイーサンは、「不適格者」として清掃員の仕事に甘んじながらも、夢の実現を虎視眈々と狙っています。そして!「信じるものは救われる」あるいは「念じ続ければ夢は必ずかなう」・・・オリンピック選手ではありませんが、まさにチャンスは巡り来るのです。

それはもちろん、闇ルートを介してではあるので、犯罪です。バレると人生は終わりです。でも、彼には失うものもありません。毎日証拠を残さないように完璧に体をこする、落とした体毛はすべて焼却処分する、毎日、入れ替わった優秀な人物の尿・血液を持ち歩く・・・想像を絶するような手間とリスクを負いながらも、「宇宙飛行士になる」という夢を追い続けます。

この「入れ替わった優秀な人物」がジュード・ロウです。人一倍優秀な遺伝子を持ちながら、人生に挫折し不自由な体になってしまった男。やはり、ヒトは複雑なのですね。彼は自分のプロフィールを提供する代わりに生活の保障をもらいます。

イーサンも、元々才能があったのでしょうね。ジュードと入れ替わっても、「ガタカ」では優秀な成績を収め、誰も彼が「不適格者」であるなんて疑いません。そして、宇宙飛行士への階段を着実に登ってゆくのです。

そして二人して逆境を乗り越え、ついに夢の実現!のラストシーンの衝撃は忘れられません。なんてことでしょう。なんてことでしょう。でも・・・よく考えるとこうなるしかなかったのかも。

アンドリュー・ニコル監督というと、私なんぞは真っ先「シモーヌ」を思い浮かべるのですが(だって職権乱用で美人主演女優と結婚したし・笑)、こんな毛色の違う作品も撮ってたのですね。よく考えると「ロード・オブ・ウォー」も見たのでした。そっかぁ・・・。見逃した最新作「ドローン・オブ・ウォー」も見なきゃですね。

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天使の処刑人 バイオレット&デイジー(Violet & Daisy)

2015年12月27日 14時44分26秒 | 日記

 「つぐない」「ハンナ」のシアーシャ・ローナンと「旅するジーンズと16歳の夏」「シン・シティ」のアレクシス・ブレーデルが、ティーンエイジャーの殺し屋に扮したアクションドラマ。ニューヨークでお手軽な仕事だけを請け負う殺し屋のバイオレットとデイジーは、あこがれの新作ドレス欲しさに、ある仕事を引き受ける。それは、自ら電話をかけ殺してほしいと頼んできた男を殺すだけの、ごく簡単な仕事のはずだった。しかし、男は別の殺し屋にも狙われており、2人は思わぬ事態に巻き込まれていく。「プレシャス」でアカデミー脚本賞を受賞したジェフリー・フレッチャーが、オリジナル脚本で初監督を務めた。(映画.comより)

 

 

 

 ここのところお気楽な作品が続いていますが、そう連発で見たわけではありません(笑)。感想を書くのがずるずると遅くなってしまい、こんなことに。

この主人公たちは、とってもかわいい女の子たち。殺し屋と言っても、銃の撃ちかたくらいは習ってあるだろうけれど、目に楽しい娯楽系。どんなに強面のマフィアも表情が緩んでしまう系ですね。難しくなさそうな仕事だけを受けて稼いでる感じです。彼女たちに指令を与える男がマチェーテ!じゃなかったダニー・トレホ。もう、こういう系統の映画には、なんであろうと出る義務でもあるかのようですね。こんな怖い顔の男でも、彼女たちにかかると「せっせっせーのヨイヨイヨイ」みたいな手遊びするんですからのけぞる(笑)。

で、しばらくは仕事を受けずに遊ぼう、みたいな約束をしていた二人なのですが、大好きなアイドル「バービー・サンデー」の新作ドレスが出ると聞いて「え~、絶対欲しい」なんて言ってそのお金を稼ぐためにまた引受けちゃうのです。こんな展開、かわいい女の子でないと絶対に許せないところ。

とまぁ、自分で「殺してくれ」と言って来て、殺される気満々の男の元へと派遣されるわけです。その男がジェームズ・ガンドルフィーニ。確か亡くなったと思うのですが、いい役者でしたなぁ。でも、ここからがダラダラ。簡単に家に入ったものの本人がいなかったり、彼を待つ間に二人して眠ってしまってたり、つい少女たちはこのおじさんと話しこんで交流してしまったり。意を決して目をつぶって撃ちまくれば、ちょうどおじさんはクッキーを取りに行ってたり。おじさんは料理も上手なようです。弾がなくなって買い出しに行ったり(!)。このおじさん、他のマフィアにも命を狙われているようなのですが、そんな男達とバッティングしたり。ウケ狙いなのか、これが本当の「シュール」な展開なのか。凡人の私にはわかりません。

で、ガンドルフィーニ扮するおじさんは、娘に恨まれてるらしく、長らく会ってないことも明かします。同情する少女たち。

お話の所々に、彼女たちの回顧が入ったりするので、どこまでが妄想なのかわからないところもあります。まぁ要するにかわいい女の子たちを見て楽しむ、それに尽きるのでしょう。いちいちコスプレしてますし。冒頭も、ピザの配達のふりしてマフィアのアジトに乗り込むのだけれど、なぜか尼さんの格好。別料金の要望なのかな。尼さんの格好でお願いします~って(笑)。

ともかく、アホすぎて疲れる面は否めないけど、めっちゃかわいいことだけは確かです。

 

 

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我が家のおバカで愛しいアニキ(Our Idiot Brother)

2015年12月24日 07時35分26秒 | 日記

 「40歳の童貞男」「ウォールフラワー」のポール・ラッド扮するおバカでお人好しな男性と、彼に翻弄される3人の妹たちの交流を描いたハートフルコメディ。天然でバカ正直な男性ネッドは、警察官に大麻を譲って逮捕されてしまう。出所後、恋人にフラれて家も追いだされたネッドは、3人の妹たちのもとへ身を寄せることに。正直すぎる言動でトラブルの絶えないネッドを嫌がる妹たちだったが、その真っすぐで裏表のない生き方に触れるうちに心を動かされていく。共演には「(500)日のサマー」のズーイー・デシャネル、「ハンガー・ゲーム」のエリザベス・バンクスら注目のキャストがそろう。(映画.comより)

 

 

 

wowowの録り置き。多分「アントマン」でポール・ラッドに気付いた娘が録画したのかな。短いし、疲れなさそうだったので先に鑑賞。

 う・・・ん、微妙。ポール・ラッド扮するアニキは、確かに人はいい。でも、ここまで行くとやっぱり「バカ」だと思う。私が妹だったとしても関わらないかな(笑)。

社会生活を送る以上、ある程度の建前というか理性というか、そういう「そとづら」はやっぱり必要なのであって、精神病院の中で過ごしてるとかでない限り、正直だからいいとか、いい人だから人間は本来こうあるべき、とかいうことはないと思う。こんなことをいうと身も蓋もないだろうけれど。

あ、そうそう、劇場未公開です。だから余計ハクがついちゃってるのね(笑)。

女優陣は豪華です。一番上の妹にエミリー・モーティマー。二番目はエリザベス・バンクス。私、けっこう好きなんだよな、彼女。きれいなのにちょっとはすっぱな感じがね。一番下はズーイー・デシャネル。相変わらず、かわいさを武器に恋人を翻弄しています。

アホな犯罪を犯して短期間服役、出て来たところで恋人にふられるわ、愛犬は取り上げられるわの踏んだり蹴ったりのアニキ。行くところもなく、順番に妹を訪ねるも、エミリーは夫婦仲が微妙だったり、エリザベスは仕事が上手くいってなかったり。また、末の妹はバイセクシャルなうえに恋人が複数だったり・・・。みんな人生なんて複雑です。人の面倒なんてみている余裕はないのです。わかるわ~。まぁ私は生活に追われてるだけで、そんな華やかな悩みがあるわけじゃないけどね(笑)。

ともかく、不本意にやってきたアニキにみんなひっかきまわされ、でもやっぱりその誠実な人柄に魅了される人もいて、やがて妹たちはアニキのために立ちあがる・・・最終的にはそんな感じです。よくあるといえばよくある話。でもまぁ90分なんで、肩が凝らない感じで見ることはできるかな、と思います。

 

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ブラザーズ・ブルーム(THE BROTHERS BLOOM)

2015年12月23日 09時36分26秒 | 日記

 デビュー作「BRICK ブリック」で注目を集めたハリウッド期待の新鋭ライアン・ジョンソンが豪華キャストで撮り上げたクライム・コメディ。出演はエイドリアン・ブロディ、マーク・ラファロ、レイチェル・ワイズ、菊地凛子。子どもの頃から詐欺を繰り返してきた兄弟、ブルームとスティーブン。そんな2人に、現在はバンバンというちょっと不思議な日本人女性も加わっていた。ところが、弟のブルームは足を洗うことを決意、モンテネグロで静かな生活を送ることに。しかし、兄のスティーブンにあっけなく見つかり、これが最後と、大きな仕事を持ちかけられる。今度のターゲットは莫大な遺産を相続し、大きな屋敷にたった一人で暮らしている世間知らずのお嬢様ペネロぺ。さっそく彼女に近づいていくブルームだったが…。(allcinemaより)

 

 

 

日本未公開の2008年の映画。娘が借りて来たのでついでに鑑賞。彼女は最近、エイドリアン・ブロディにハマっているようです。

さて、キャストだけ見るとなんで未公開かと思うくらいに豪華。マーク・ラファロが兄、エイドリアンが弟です。幼いころから親はなく、里親の元を転々とさせられた兄弟。次第に知恵がある兄がブレイン役、見かけが優しい弟が実行役と、二人して人を騙して生きてゆくすべを身につけてゆきます。やがて成長した二人は詐欺のプロに見込まれ、彼のもとで本当のプロへと成長してゆきます。この師匠(?)役が今は亡きマクシミリアン・シェル。最後の作品だったのでしょうか。

幼いころから環境に恵まれず、こうとしか生きようのなかった兄弟が哀れです。でも、まだ二人いて良かったのかもしれません。お互いが心の支えだったのでしょう。

そういえば、彼らが盗み出そうとした絵画を管理する美術館の学芸員の役でロビー・コルトレーンが出てました。このおやじがまたうさんくさいのです。それらしいフランス語を操ってね。そしてちゃんと裏で彼らと繋がっていて、自分の取り分は確保してとんづら。したたかなもんです。

富豪の一人娘(両親は亡くなって天涯孤独)にレイチェル・ワイズ。彼女があんまりあっさり彼らの手に落ちるので、私は「彼女が一番の詐欺師に違いない」と思っていました。大富豪なのに運転手も付かずに、ヘタクソな運転でしょっちゅう高級車を壊してるし。大体、これだけの大富豪なのに女一人なら、とっくにもっと悪い連中が取り囲んでいるでしょ?本気で独りでいるなんて、きっとこの女はすご腕なんだ、と思っていました。

しかしまぁ、びっくりするような展開もなく、大がかりな詐欺を試みながらも、兄弟のしんみりした話を主題として映画は進んでゆきます。ここで”爆破のプロ”と称して、マーク・ラファロが菊地凛子を連れてます。でも凛子は、確かに爆破もやりますが、どちらかというとエキセントリックなおしゃれを次々披露するために存在しています。

絶対に真似できないような奇抜なおしゃれが、また似合うんですね。この辺は完全にレイチェル・ワイズを喰ってます。舞台は主にプラハ。おしゃれな街並みです。

でも、詐欺に明け暮れる生活なんて、いつか行き詰まるのです。やがては驚きの展開。でもなぁ・・・どうなんだろ。含みを持たせてるといううがった見方ができなくもない。監督は、最初から続編を考えていたのでしょうか?そこはわかりません。

でも、役者陣がとっても魅力的な映画でした。

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