田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(Only Lovers Left Alive)

2013年12月31日 15時17分54秒 | 日記

 

『ブロークン・フラワーズ』などのジム・ジャームッシュが、『リミッツ・オブ・コントロール』からおよそ4年ぶりに放つ監督作。何世紀も恋人同士として生きてきた吸血鬼の男女が、突如として現われた女の妹と対峙(たいじ)したことで生じる関係の変化を追い掛けていく。『マイティ・ソー』などのトム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントンやミア・ワシコウスカと、実力派俳優が結集。彼らの妙演はもとより、ジャームッシュ監督ならではのユーモラスでシニカルな世界観も堪能できる。(yahoo映画より)

 

 

 最初にこの映画の情報を得たとき、「え?ティルダとトムヒ?歳が違いすぎるんじゃないの?いくらティルダが若々しいと言っても、そりゃトムヒがかわいそうだわ」と思っていました。

しかし、実際に見てみると、ヴァンパイア独特の暗い雰囲気もあって、この二人が本当にサマになっていました。なにより、美しくて若いトムヒのヴァンパイアは、厭世家で悲観的、そしてすぐにぐちぐちとゴネるのです。それを姉さん女房のティルダが颯爽とカバーしてゆきます。基本的には別に暮らしているようなのですが、今回はティルダが会いにゆくところから始まるのです(ちゃんとタンジールからデトロイトまで、飛行機に乗るところが新鮮でした)。

なにかとティルダに甘えては、へばりついている(笑)トムヒのだらしなくも魅力的なこと!自身が持つノーブルさと、絶対に世間に出ないアングラのカリスマミュージシャンという設定も手伝って、神秘的なまでに美しい。

以前見たスチュアート・タウンゼントの吸血鬼で、ミュージシャンというのがありましたね。そんなことも思い出しながら。彼は世間に出てましたけど。

ともかく、ジム・ジャームッシュの映画ですから、無駄に長い(←褒めてます)。主役の二人を独特の音楽で包みながら、ほとんど意味のないショットやシーンがどれだけ多かったか。ここはもう、肌で映画を感じるしかないようですね。

二人の全裸シーンもあるにはあります。でもそれは、夫婦の営み(ヴァンパイアにもあるのか?)などというものではなく、ただ全裸の二人が向かい合って横たわっている、その様子を斜め上から一瞬映しただけのものでした。

それにしてもティルダのスタイルの良さといったら!!お腹もぺったんこ。はぁ~私よりも年上なのに、なんでそんなにきれいなの?努力してるかぁ・・・女優だもんね。

さて、主役二人のほかには、楽器やその他もろもろ、トムヒの欲するものを調達して来る「なんでも屋」にアントン・イェルチェン(長髪なのでわかりづらい)、ティルダの友人で、純粋な血を調達してくれる「キット」ことクリストファー・マーロウ(!)にジョン・ハート(タンジール在住)。そして、「(500)日のサマー」よろしく、若くてかわいければ何をやっても許されると思っているおバカな妹(ティルダのね)にミア・ワシコウスカ。

ここで、アントン以外はみなヴァンパイアです。特に、ジョン・ハートはどうやら長生きしているうちにいろんな物語を書きあげていて、クリストファーだけではなく、シェイクスピアだったこともあるようです。その辺はにおわせるだけですが。ちなみに、クリストファー・マーロウをネットで引くと、その著書に「エドワードⅡ」があるではないですか!私がティルダを初めて見たのが、多分その映画。デレク・ジャーマンでしたね。あの頃から彼女は中性的な雰囲気でした。

しかし、今は21世紀。人に噛みついて血を吸うような時代ではありません。すぐに足がついてしまいます(笑)。遺体の処理も大変なのです(転生するとは限らないようです)。彼らは、病院でこっそり大金を払って献血の血を買ったり(売ってくれる医者にジェフリー・ライト)、特殊なルートを持っていたりします。うっかり汚れた血を飲んでしまうと、命にかかわるのです。

この辺の描写がまた、おもしろいですね。現代人の血はいろんな病巣だったり、不健康だったりするのです。また、アダム(トムヒ)がひっそり暮らしているのがデトロイトなのですが、本当に荒廃していました。なんだか悲しかったです。ニュースで見たとおりでした。今は少しマシにでもなっているのでしょうか。

ともかく、主役の二人は堪能できますが、基本けだる~い映画です。眠い時に見ちゃいけません(笑)。

 

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ヴィダル・サスーン(VIDAL SASSOON)

2013年12月29日 18時46分09秒 | 日記

 

 ロンドンの孤児院で育ち、ユダヤ人排斥の波の中で戦争と貧困を生き抜き、国際的な名声をおさめるに至ったヴィダル・サスーン。旧態依然とした美容界に断固たる信念を持って抵抗し、常に新しい変化を求め、やがて美容界のみならず当時のファッション、カルチャーへと変革を与え、時代そのものをクリエイトしていった。渡米、実業家としての成功。今なお影響を与え続ける男の軌跡を描いたドキュメンタリー。(ニコニコチャンネルより)

 

 

 彼が亡くなる少し前、日本で映画が公開される前でした。何かの偶然で、彼のインタビューを見かけ、そのあまりの若々しさとおしゃれさに、本気で感動したのを覚えています。それで、この映画は是非見たいと思っていたのですが、なにぶん都会で一館上映、しかも短期間ということで、見逃してしまったのでした。

今回はwowowから録画。といっても随分前ですが。やっと見れました。

いやはや、凄い人ですね!あのおしゃれなイメージから想像していたものとは少し違ってました。そういえば、昔(?)日本でもヴィダル・サスーンのシャンプー・リンスはよく売ってたのに、最近見なくなりましたよね。その理由がわかりました。

とにかくストイックでアグレッシヴ。健康ヲタクといわれるほど身体に気を使い、鍛え上げる。自分の技術を伝えるために学校を創る、プロダクツは作る、自らの健康的な生活を本にしてヒットを飛ばす・・・。

どんどん上を目指して、その望みは尽きることがなかったようですね。その意欲には感服です。もちろん、アメリカにも進出して大成功を収めています。アメリカでは冠番組も持っていたようです。

いつまでもおしゃれでダンディなヴィダルさんでしたが、あまりにアグレッシヴなので、私のような凡人は見ていて疲れてしまいました。さすがに才能のある人は違います。真似できんわ~~(笑)。

しかし、そのおしゃれな出で立ちは参考にさせてもらいたいな、と思いました。91分。

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ウォーキング with ダイナソー(Walking with Dinosaurs 3D)

2013年12月23日 13時43分59秒 | 日記

 

 「ディープ・ブルー」「アース」といったネイチャードキュメンタリーに定評のある英BBCが製作、最新の科学的検証をもとに恐竜たちが生きた太古の世界を3DCGで再現したアドベンチャー。7000万年前のアラスカ。厳しい冬を生き抜くために南へ向かう草食恐竜パキリノサウルスの群れに、耳に大きな穴の開いた、体がひときわ小さな一頭がいた。やがてその一頭は、群れのリーダーでもある父を亡くし、兄や仲間ともはぐれ、巨大な肉食恐竜や自然の脅威と戦いながら旅していく。(映画.comより)

 

 

 大阪城ホールなどでやっていたライブアリーナツアーには、息子(5歳)とお父さんが行って来ました。それがすこぶるリアルでおもしろかったらしく、映画が来るとわかった時点で、息子は「見に行く!」と即答していました。で、今度は私と鑑賞です。

物語が一緒かどうかは、アリーナツアーを見てないのでよくわからないのですが、この「3D」はどうなのかなぁ~~という印象です。この程度なら2Dでもよかったな、というのが正直なところです。

以前、イオンシネマで(確か独占上映だったと思う)「大恐竜時代 タルボサウルス vs ティラノサウルス」という映画を見たことがあるのですが、これもよく時代考証されていて、3Dでこそなかったけれど、見応えのある映画でした。

今回の映画も、BBCの映画ですから、もちろん実証に基づきかなり正確に作られてあると思われます。しかし、「大恐竜時代 タルボサウルス vs ティラノサウルス」でもそうですが、自分自身、それほど詳しくないので、そのありがたみはあんまりわかってないかもしれません(笑)。

ともかく、小さな恐竜がいろんなことに巻き込まれながら成長してゆく物語。それは「大恐竜時代・・・」と一緒です。幼馴染の女性(?)とやがて巡り合うのも一緒。

ただ、今回の映画は恐竜がしゃべりすぎですね。主人公の声が木梨さんだったのも興ざめ。だって、小さい子供の頃から思いっきりおじさん声なんだもの。

「親友」役の鳥と一緒に、マシンガンのように早口でしゃべる、しゃべる。それもつまらんツッコミやらダジャレやらを満載で。これって、子供にわかるのかなぁ。ちょっとやり過ぎの感はありますね。日本版だけかしら。BBCがもともとこんなにせりふを入れてあったのかしら。

ともかく、もうちょっと期待したかなぁ・・・って感じです。最初と最後に人間がちらっと出てくるのですが、それがカール・アーバンだったのは驚きでした。子役は知らない人たちでした。

これなら、ウソっぽいけどアニメの「おまえうまそうだな」のほうが楽しめたかな。

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仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦

2013年12月22日 17時19分14秒 | 日記

 

 仮面ライダー同士の豪華共演で人気の劇場版「MOVIE大戦」シリーズ5作目。2013年10月から放送を開始した平成仮面ライダーシリーズ15作目で佐野岳が主演する「仮面ライダー鎧武(ガイム)」と、白石隼也主演の前作「仮面ライダーウィザード」が共演。岩永洋昭、木ノ本嶺浩、山本ひかるら過去の平成ライダーシリーズに出演した俳優陣も友情出演を果たした。仮面ライダーたちが「武神」と崇められ、武将たちの守護神となっている異世界の戦国時代へやってきた鎧武たちの前に、最強の「武神鎧武」が立ちふさがり、同じく異世界にたどり着いたウィザードたちも交え、激闘を繰り広げる。(映画.comより)

 

 

 チビ息子(5歳)と共に鑑賞。普段からもツ○ヤでレンタルしてるし、ライダー通になりそうです(笑)。

この作品は登場人物が共通しているとはいえ、短いお話ふたつでできています。まずは前作の主人公、ウィザードが過去を振り切り、前に進むことができるよう、その過去を乗り越えるためのお話です。主人公晴人(はると)は、自らのアンダーワールドに持つドラゴンをファントムに狙われます。なぜなら、ファントムはすべてを自分のエネルギーとして取り込むことができるため、最後に晴人のドラゴンを手に入れたかったのです。

亡くした過去を乗り越えることができず、心に迷いが生じていた晴人は、あやうく餌食になるところでした。しかし、ただ戦うだけが能ではない。晴人は自分なりの解決法を見出してゆくのです。

 

そして後半。前半のシリアスさとは打って変わっておふざけ満載のお話。平成仮面ライダー総登場で、舞台は現代風の戦国時代。城があって、武将が出てくるんだけれど、何もかもがモダン。本能寺もローマ字記載になってます。そんな時代の戦国武将は、それぞれが「武神(ぶじん)」と呼ばれるアーマードライダーを所有し、その優劣によって勝ち負けが決まります。例えば、「うちの武神は”フォーゼ”」とかいう具合です。で、その武神はバイクに乗ってたりします。まぁいいんですが(笑)。

そんな中、やはり信長はHonno-Jiで暗殺され、ちょっぴりおバカな秀吉とJOY演じる短パン姿のIE-YASU(壁にそう書いてある)が出て来て争います。

そんな時代に、時空の亀裂から現在のライダーたちが紛れこみます。もはや何が何だかわかりません(笑)。しかもこの時代の悪役は「武神鎧武」とかいう見かけ鎧武にそっくりなアーマードライダーなのです。「ウツボカズラ怪人」というなんでも吸い込む強い奴も連れてます。

印象に残っているのは、亀裂から迷い込んだ現在の鎧武に「人を殺してまで天下が欲しいのか」と言われたIE-YASUが、「民を守るため」と答え、続けて「自分の国を守るためならよその国の人間を殺してもいいのか。そんなの間違ってる」と言われて「その通り!」と答えたところ。「だから、天下を統一して一つの国にする。そして、みんなが幸せになれるような国を作るのだ」と言うところ。なるほどね、と思いました。

しかし、正義が勝つにしても、ライダー多すぎ。こんなにいてどうするの(笑)。わけわからん。

次はどんなアイデア、出して来るんでしょうね。息子、早くおっきくならないかな~(笑)。

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ロンドンゾンビ紀行(COCKNEYS VS ZOMBIES)

2013年12月21日 18時10分24秒 | 日記

 

 イギリスで大ヒットした「ショーン・オブ・ザ・デッド」にオマージュをささげながら作られた、ロンドンの下町が舞台のゾンビコメディ。不況のため祖父が入居する老人ホームが閉鎖されることになったテリーとアンディは、事態を打開するため銀行強盗を企てる。しかし、強盗を決行し、なんとか金を手に入れたその時、なぜか町中にゾンビがあふれだす。老人ホームにもゾンビの群れが迫り、兄弟は祖父を助けるためゾンビ退治に繰り出すが……。(映画.comより)

 

 

 88分の見やす~い映画。深く考えることはないし、単純に笑えます。しかし、イギリスって、案外ゾンビが好きな国なのね(笑)。

のっけから爆笑。工事現場の作業員が、何か固いものがショベルに当たって作業中断。なにやらそれらしい文言が書かれた石板。きっちり封印されてる模様。「お宝だったらどうする」な~んてちょっとウハウハな気持ちで開けると・・・そこにはいきなりゾンビ。後ろからがっつり噛まれて物語は始まります。なんて簡単な復活でしょう(笑)。長いこと封印されてても即生き返る(?)のね。

さて、場面は変わって「処刑人」ばりの兄弟(ただし強くない)が登場。冴えない二人は今日も今日とて、じいちゃんが入所する老人ホームにランチを届けるバイト。「ちゃんと働け」とハッパをかけるじいちゃん。演じるはアラン・フォード。

しかしこの二人、戦争帰りの強いけどクレイジーな黒人さんや、いとこの女性と組んでなにやらよからぬことを計画している模様。ここで「じいちゃんのホームを助けるためにお金がいる」という説明がないため、単に仕事にあぶれた若者が、大した計画性もなく強盗を企てているように見えます(ずっと後で説明あり)。老人ホームが取り壊されることは一応説明されますが。

そして、偶然が重なり簡単に成功(んなアホな!)。

しばらくして人質を取って外に出てくると・・・包囲していたはずの警察がいない。なぜ?よ~く見るとみんなゾンビに噛まれてぐったりしてる。おお!たっくさんのゾンビがいるじゃないか。でも彼らは動きが遅い。ささっと車に飛び乗り、他へ移動することに。

倉庫に立てこもったはいいけれど、外はゾンビ。お金は手に入れたのにどうする?ラジオなどの情報によると、まだロンドンでもこのイーストエンドだけらしい。当局によりここだけ封鎖されるとか。

しかし!じいちゃんのホームはどうなったのか。じいちゃんたちは無事なのか。ホームへと向かう彼らの冒険が始まります。

片やホームでは・・・負けてるもんですか。鼻息荒い老人たちが、ありとあらゆる手段でゾンビと戦っています。歩行器で逃げる老人も、ゾンビと同じ速度。あんなに手に汗握るチェイスはありません(笑)。そしてホームに立てこもり成功。

やがて合流し、お互いの無事を確認。若者たちに武器を渡された老人たちはガンガンぶっ放します。なぜか日本刀まで登場。

そして、どこからか調達した二階建てロンドンバスに乗り、彼らは他の地域へと向かいます。しかし、ゆく先々でゾンビの群れ、群れ。果たして彼らは無事に逃げおおせることができるのか・・・。

というお話です。そして、当たり前ですが、できます(笑)。アホアホ映画と言ってしまえばそれまでですが、なかなか笑える映画でした。

この映画は若者よりも、銃をもぶっ放す老人パワーを見せる映画のようですが、今のご時勢、映画でも実生活でも、もはや老人パワーは当たり前ですから、驚きませんね。

ともかく、題名からもわかるように、おもいっきりのイギリス映画でした。

 

 

 

 

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