田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ゲッタウェイ スーパースネーク(GETAWAY)

2014年09月30日 07時35分14秒 | 日記

 妻を誘拐された元レーサーが、名車であるマスタング・シェルビーGT500スーパースネークを駆使し決死のカーチェイスに挑むカーアクション。ヒットメーカーのジョエル・シルヴァー製作総指揮のもと、『ダンジョン&ドラゴン』などのコートニー・ソロモンがメガホンを取る。主演はマスタングのファンを自任するイーサン・ホーク、共演に『スプリング・ブレイカーズ』などのセレーナ・ゴメスら。CGを排し、70台のカメラと22人のスタントマンが結集して撮影されたアクションシーンは迫力満点。(シネマトゥデイより)

 

 

 すごいですねぇ、マスタング。さすがの名車です。イーサン・ホークは個人的にもマスタング愛好家だとか。それでこの作品に出ることになったようなのですが、残念ながら「ヤサ男」にしか見えない感じです。元プロドライバーって設定なのですが、確かに運転はすごかったけど、な~んにも考えてないヘラヘラ男にしか見えないんだよな・・・。ここが弱点だったように思います。

彼は優しい風貌をしているから、「恋人たちのディスタンス」みたいな作品には、バッチリはまると思うけど、今回ばかりは・・・。いや、本人はがんばってただろうけど。

そこへ「私がすべてチューンナップした私の車よ!」とか言ってセレーナ・ゴメスちゃんが乗りこんで来る。えぇっ!そりゃ若い女性が、っていう偏見がそうさせるのかもしれないけれど、でも「いとこのビニー」なんかだと、マリサ・トメイ姐さんが車に詳しくても「そうかな」って感じだった。今回ばかりは・・・ゴメスちゃん、一生懸命だっただろうけれど、子供が空回りしているようにしか見えなかった。きっと私がおばさんだからだね、ごめんね。

唯一貫録があるのはジョン・ボイト。でも、彼も結局よくわからない存在だった。気持ちの悪い「口周り」のアップばかりで、なかなか正体を現さなかったわりには、どうってことのない自己中心的な金持ちだっただけ。だいたい、やりすぎ。イーサンも、いくら妻の命が懸かってるからって、何してもいいってことはないでしょう。映画だから人は死ななかったように見せてるけど、あり得ないし。「私だったら、主人の方を諦めるな」と思わせる展開でした(笑)。

ハリウッド映画史上初!極寒のブルガリアで全面ロケ!なんて書いてあるんだけどね、だからなんなんだろうね(笑)。

とはいえ、スーパースネークは激レアものだし、CGを使わずに22名もの精鋭スタントマンを使って130台が実際に激突を繰り広げたというその画像はすさまじいものでした。リュック・ベッソンも真っ青かな。

欲を言えば、イーサンがもう少しカッコよく撮れてたらよかったかも。まぁ、そういうヤサ男だという設定だったんだろうけど。なんて言うかな、ワイフが「あなた~、助けて」しかセリフがなくて、メソメソ系だったので、彼女を守ろうとするイーサンがもう少し見栄えがした方がバランスよかったかな、と思うわけです。

まぁそれでも気合は感じられるし、娯楽系としては○。疲れてるときなどにお勧めします。

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マダム・イン・ニューヨーク(English Vinglish)

2014年09月27日 18時05分02秒 | 日記

 ビジネスマンの夫、2人の子供のために日々家事をこなす専業主婦シャシ(シュリーデヴィ)は、家族の中で唯一英語ができないことが悩みだった。ある日親戚の結婚式の手伝いを頼まれ単身渡米するも、英語が話せないためつらい思いをする。そんな時「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告を見つけた彼女は、身内に黙って学校に通い始めるが……。(シネマトゥディより)

 

 

 今頃すみません。田舎に降りて来るのが遅かったもので。でも、見れて良かった!実は少し迷っていたのです。家族に尽くして来た、お料理上手な専業主婦がなんらかのキッカケ(今回は姪の結婚式の手伝いのためニューヨークに単身出てくる)で自分探しを始め、人生を主体的に切り開いてゆく・・・なんて、わりとよくある話で「予想できるな」などと、ひねくれたことを考えていました。

まったく!どうして自分はこんなに擦れてしまったのでしょう!人生はそんな単純なものではなく、十人十色。それぞれに個性的で、予想できないことが起きると言うのに!

いや、本当によくできていました。

インドの人たちって、結構英語を話しますよね。映画を見ていても(そういう類のものが日本に来ないだけかもしれないけれど)、この主人公の女性(シャシ)のようにヒンズー語しか話さない人が珍しいほど。

シャシの家庭も、そこそこお金持ちで、娘も成績優秀。姑と同居をしていますが、シャシは専業主婦。でも、お菓子作りが得意で、それを生かして販売も。評判も上々です。

一方、夫はいつも仕事で忙しく、ポジションも重要なのか、ほとんど職場では英語です。娘の英語の成績も優秀で、実は母親が英語を話せないことを恥じています。

そんなこんなで、シャシはことあるごとに家族にバカにされ、あるいは「料理を作っていればそれでいい」と言われたり、まるで無能者扱いです。妻や母親にこんなこと言うのかしら、と思うほど。見ていてつらかったですね。

そうは言っても、本人も積極的に勉強するでもなく、「家族のため」をいいわけに、いつも状況に流されるままに生きて来た女性なんですね。本人は「自分のことを後回しにしてでも、家族のために一生懸命やってきた」と思ってるでしょうし、実際そうなんですが、現実的にこういう女性に決断力は乏しく、難しいことや大きなことから逃げていることも多いんですね。

さて、そんな彼女が、ニューヨークに住む姉から「娘が結婚するので、その準備を手伝って欲しい」と連絡を受けます。夫は忙しいし、子供たちは学校があるので、専業主婦であるシャシだけが早めにニューヨークに行くことになります。

一人で行動などしたことないシャシは、「できない」「行けない」「せめて下の子だけでも連れて行きたい」などとメソメソしていますが、結局そんなことできずに一人で飛行機に乗ることになります。

案の定、英語もわからずおろおろするばかり。そんなの予想がつくんだから、夫も娘ももっと協力して最低限の英語を仕込むことはできなかったのか、と優しくない家族に腹も立つわけですが(実際、バカにしているヒマがあったら教えればいいと思う)、そこはうまくできたもので、シャシは人の目を惹くほどの美人なんですね。行く先々で、そばにいる男性がちゃ~んと助けてくれます。だからといって何も起きないのですが。

さて、ニューヨークに着けば、英語が話せる姉も姪もいると安心していたのですが、彼女達も結構忙しい。そのうち一人になってしまいます。

カフェに入るもちゃんと注文もできす、人にぶつかっちゃったりして問題ばかり起こし、メゲるシャシ。そんなときも、後ろに並んでた男性が助けてくれたり。

しかし、さすがに危機感マックスのシャシ、「4週間で英語を話せる」というバス広告を見つけ、一発奮起。お菓子で稼いだお金をつぎ込んで、英会話クラスに通い始めます。

この英会話クラス、4週間毎日通うんですね。こういうスタイル、日本でもあるのかしら。かなり自由の効く人でないと続けづらい気がする。

ともかく、シャシは通い始めます。このクラスがまた、楽しそう!いろんな国の人たちがいて、みんなそれぞれ個性的で、みんなすっごくいい人。いいなぁ、とっても楽しそう。先生もゲイなんだけど、とてもかわいげのある男性。随分前に「なんとかかんとかのイタリア語講座」(題、だいぶ違うかもしれないけれど)とか言う映画を見た時も、クラスの人たちがとっても個性的で楽しくて、そこからいろいろ発展してゆく物語だった。あちらの外国語講座って、日本と違って基本的に密なのかしら。どの映画でも、日本より楽しそうに見えるんですけど。

こっそり通っていたシャシには、予定より早く家族がニューヨークに来てしまったり、結婚式のために作ったお菓子がパァになることがあったりと、いろんな障害が立ちはだかるわけですが、唯一知ってて味方してくれた姪と、心優しいクラスメイトたちのおかげで、一歩も二歩も前進した人生が開かれて来るわけです。

危険ではない程度の淡い恋も盛り込み、素敵な話に仕上がっています。前述もしましたが、語学学校の生徒さん達と先生が、本当に素敵です。私も、なにか習ってみようかしらんと思いました(笑)。

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フライト・ゲーム(Non-Stop)

2014年09月23日 13時47分14秒 | 日記

 「アンノウン」のリーアム・ニーソンとジャウム・コレット=セラ監督が再タッグを組み、高度1万2000メートルを飛ぶ旅客機という密室空間で繰り広げられる戦いを描いたサスペンスアクション。ニューヨーク発ロンドン行の旅客機に、警備のため搭乗した航空保安官ビル。しかし、離陸直後、ビルの携帯電話に「1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺す」との匿名の脅迫メールが届く。やがて1人目の犠牲者が出てしまい、ビルは乗客を拘束して荷物や携帯電話を調べるが、手がかりは見つからない。2人目、3人目と犠牲者が続くなか、やがて犯人の指定する口座がビルの名義だと判明。ビル自身にも疑惑の目が向けられてしまう。オスカー受賞作「それでも夜は明ける」で自身もアカデミー助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴが共演。(映画.comより)

 

<ちょっとネタバレかも> 

 わりと年齢が高くなってから「最強オヤジ」と化したリーアム・ニーソンの最新作。彼は演技派だったはずなのになぁ。まぁ確かに大柄で強そうな感じですけど。

それにしても、この邦題、もう少し工夫できなかったかな。似たような邦題がわんさかあって、わかりづらいじゃないですか。こんがらがります。

コレット・セラ監督の作品は、「エスター」「アンノウン」などを見ました。「エスター」なんかは、結構怖かったですね。あれはリーアム作品のようなサスペンスじゃなくてホラー(?)でしたけど。

今回リーアムは連邦航空保安官。素知らぬ顔をして乗客に紛れ込み、何事もないか目を光らせているわけです。映画ではファーストクラスに乗っている、という設定でしたけど、大多数の一般人はエコノミーに乗ってると言うのに、ファーストクラスなんかに乗ってて監視できるのか、と思ったのは私だけでしょうか。あと、いかにもすし詰めの座席に驚きました。あれでファーストクラス??私だったら暴れるね(笑)。

さて、事件は起きます。密室だというのに「お金を振り込まなければ20分に一人を殺す」のメールに始まり、犯人が、素行がよろしくないリーアムの行動をいちいち察知していたり、全員が怪しげに見えたり、正義の味方のはずのリーアムが一番怪しく見えたりと、その展開は王道です。

今回は「優秀な医者だった」と言う以外に何もなかったけれど、お約束でイスラム装束の男性がいたりして、ジョディ・フォスターの「フライト・プラン」も想起させます。

うれしかったのは、機長で久しぶりのライナス・ローチを見れたこと。「プリースト」からのファンですよん。その後パッとしないようですが、あのころはびっくりするほどのハンサムでした。

名女優ジュリアン・ムーアも妖しげに登場します。最初から「窓際の席」に固執していたり、胸部に大きな傷跡があったりして、リーアムのことは根掘り葉掘り聞くくせに自分のことはしゃべらなかったりするものですから、リーアム、おおいに怪しみます。

でも、結局大手術をしただけだったりして、じゃ女性なら、もう少し見えないような服を着るのではないかと思いました。隠してないのなら、そんなにもったいぶる必要はないだろうし。

で、後半は怒涛の展開を迎えます。ラストは「スネークフライト」かと思うほど荒唐無稽です。いや、あり得るのかもしれませんが。

リーアム、カッコいいです。ラストに近づいて話が収束してくるにつけ、どんどんカッコよくなります。やっぱり、男は熟年の渋さがなければいけませんね。あと、リーアムが乗客に反発された時、「無料だ!一年間のフライトを無料にするから協力してくれ」とやけくそ発言するところは、すっころびました。おもしろすぎる!

少し不満だったのは、犯人がショボかったこと。もっとすごい知能犯かと思ってたんだけど、拍子抜けでした。まさか、続編なんて、できないよな・・・。

 

 

 

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フルスロットル(Brick Mansions)

2014年09月21日 10時10分22秒 | 日記

 2013年に自動車事故で急逝したポール・ウォーカーの、死去前に製作された最後の主演作。リュック・ベッソン製作・脚本によるフランス映画「アルティメット」を英語リメイクしたサスペンスアクション。無法地帯と化したデトロイトで潜入捜査を行なっていた刑事ダミアンは、捜査中のマフィアが中性子爆弾を奪って起動させたとの情報を入手。爆発までのタイムリミットが10時間にせまるなか、恋人をマフィアに拉致された男リノとともに、300万人のデトロイト市民を守るべく立ちあがる。しかし事件の裏には、政界をも巻きこんだ巨大な陰謀が潜んでいた。ウォーカーがカーアクションのみならず本格肉弾アクションにも挑戦。「アルティメット」で世界を驚かせたパルクールの第一人者ダビッド・ベルが、驚異の身体能力を持つ相棒リノ役で再登板。(映画.comより)

 

 

 あ~、これリメイクだったのですね。知らなかったです。オリジナルは未見です。ただ超絶身体能力が見たくて行きました。上映時間短いですし、なによりポール・ウォーカーですし。

ポール、どこまで自分で演じたのかなぁ。これだけのアクション、ちょっとやそっとでできないと思うから、普段から「パルクール」やってるダビット・ベルは本人だとしても、ポールはどうだったんだろうなぁ。本当にすごいアクション、これだけでも一見の価値ありだと思いますね。

私、随分昔に「ヤマカシ」という映画を見たことがあります。当時は「つまらん!」って思って真剣にむっとしていました。「金返せ」ってね(笑)。そう、リュック・ベッソンだったねぇ。

でもこの「ヤマカシ」が「パルクール」なんですね。今回のダビット・ベルも出てたのかしら。当時は「つまらない」と評価してごめんなさい(笑)。

とはいえ、今回も見応えのある超絶アクションは素晴らしいけれど、話はめっぽう詰めの甘いものになってます。結局、お話なんてどうでもいいんでしょうね。

脱力するほどの勧善懲悪で、スカッとするしハッピーエンドなのですが、ポールは単純すぎるし、ストリートギャングはいい人すぎるし、市長はアホすぎ、彼らをナメすぎ。ま、いいんですが。

ポール、これが最後の主演作品だったのですね。案外いい選択だったかもしれませんね。カッコよかったし、正義の人だったし、素晴らしいドライビングテクニックも披露できたし。

そして、やっぱりハンサムでした。私は「NOEL ノエル」で、彼女(ペネロペ・クルス)の本心を知って涙を浮かべた彼の顔が一番印象に残っています。なんでもできて見栄えがする・・・本当に惜しい俳優さんを亡くしました。残念でなりません。

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her 世界でひとつの彼女(Her)

2014年09月20日 18時51分30秒 | 日記

 『かいじゅうたちのいるところ』などの鬼才スパイク・ジョーンズが監督と脚本を手掛けたSFラブストーリー。人工知能型OSの声に惹(ひ)かれる主人公と、生身の女性よりも魅力的なシステムとの恋のてん末を描く。『ザ・マスター』などのホアキン・フェニックスが主演を務め、彼が恋心を抱く声の主を『マッチポイント』などの女優スカーレット・ヨハンソンが好演。近未来的な物語に息を吹き込む彼らの熱演が胸に響く。(yahoo映画より)

 

 

 都会に遅れること数カ月。ほんの2週間ですが田舎で名画上映です。狙ってましたよ~。

さて、主人公のホアキンは幼馴染だった妻と上手くいかず、離婚手続き中。子供はナシ。しかし、ここで妻役はルーニー・マーラ。どんだけ歳の差の幼馴染なんだ!と思ったのは私だけでしょうか。

そんな心寂しいホアキンは、手紙執筆代行の会社に勤めていて、その方面の才能には秀でているようで、いつも心情を美しく紡いだ文章を仕上げ、仕事に対する評価は上々です。

彼はおうちで一人でいる時は、ゲームをしたり、時々は「デートクラブ」の女性とオンラインでお話したり、そんなこんなでそれなりに過ごしています。

あるとき、最新型人工知能のオペレーション・システムを起動させると、「男性の声か女性の声か」の選択に続き、画面の奥から明るくて魅力的な女性の声が聞こえて来ます。彼女は「サマンサ」と名乗り、実体のないOSですが、いろんなことに興味津々で、口調も優しくてセクシーです。ホアキンはたちまち夢中になってしまいます。そして、彼女も精一杯彼の気持ちに答えようと努力しているのがわかります。どんどん親密になる二人。この「一人とひとつ」の恋の行く末は、どうなる・・・?

 

まず、スカーレット・ヨハンソンの声が魅力的過ぎます。こんなの、犯罪です。ずるいです(笑)。まず引き込まれない人はいないでしょう。

とってもファンタジーで、「あり得るかも」と思わせて素敵な映画なのですが、その反面やっぱりどこか、「いくらなんでもそこまで無理でしょう」という機能があったようにも思います。そりゃそのうち現実になるのかもしれませんが、ちょっと人の心の機敏がわかりすぎて、やや男性目線で理想の女子を作ってあるような・・・。もちろん、そういう映画なんでしょうが。OS、開発したのは男性だろうしね(笑)。

あと、生身の女性達(ホアキンが出会う女性たちね)が変過ぎる。長年の友人、エイミー・アダムスは気心が知れてるとしても、オンライン・デートクラブの女性の趣向は変態じみてたし、友人の紹介で出会うオリヴィア・ワイルドは「年齢的にもアセっているの」って正直だし(笑)、そりゃOSに逃げるわな、って感じです。そんなものなのかな。普通な女性も結構いるはずと思うんだけどな(笑)。

ともかく、理想の女性に近いサマンサにどんどん惹かれて行くホアキン。でも、悲しいかな、人って最終的には、どんなに面倒くさくても「実体」を求めるものなんですね。結局は古来より同じです、どんなに便利になっても。で、またそこで思うようにいかなくて葛藤するのは目に見えているというのに。

ホアキンとエイミーがうまいです。本当にいい役者さんたちですね。個人的には、ウェブ上で何でもできちゃうスカーレットが、先日の「ルーシー」とかぶりまくりでした(私個人の都合ですみません)。

大画面でなくても充分だと思うので、お時間のある方は是非。

 

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