田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ブラックスワン

2011年05月29日 16時29分48秒 | 日記
こ、怖すぎる・・・。これって、ホラーでしょ、ここまで来れば。

私個人的には「パラノーマル・アクティヴィティ」より怖かった。

どこまでが妄想でどこからが現実か、わからなくなってくるから、それは見た人に委ねられるんだろうけど、私はすべて妄想であってほしい。そうじゃないと怖すぎる、かわいそうすぎる。

どんな仕事にも向き不向きはあると思うけど、才能があって真面目でも、やっぱり不向きなこともあるってことね。

母親がバレリーナで、自分が果たせなかった夢を娘に託す、というのはよくあるけれど、でも今回の母親はそれほど大きなプレッシャーをかけていたわけではないと思うから、やっぱり「自分」だと思う。

なまじ真面目なだけに、なんだかかわいそうだった。でも、監督が言うように、エキセントリックなウィノナの踊りが魅力的だったのは、そうだろうと思った。難しいねぇ・・・。

人生って、何をして生きてゆくにしても、生きづらいねぇ・・・。


しかし、ナタリーは本当にがんばっていたと思うし、監督もよくあれだけの話を作って撮ったと思う。ナタリーは今一番輝いている時だからかな、どんなに追いつめられていても、またどんなに表情が苦痛でゆがんでも、美しかった。若いって素晴らしいね。
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ザ・ファイター

2011年05月28日 23時18分23秒 | 日記

この映画って、主演はクリスチャン・ベイル?マーク・ウォールバーグ?(笑)

すごい映画でしたね・・・でも、私はボクシングを知らないのでよくわからないのですが(「シンデレラマン」を見たときもそう思ったのですが)、勝つときってあっけなく勝つんですね。

相手もプロだと思うのに、とことん負け越していたり、とことんやられてたりしても、ポンっと勝つんですね。そんなものなんですね。

よく知らない人間には不思議さが先に立ってしまい、「ふぅぅ~~ん」って感じです。

 

しかし、そこへ行くまでの描写はすごかったですね。

兄は・・・私のような何の取り柄もない凡人には、「才能があるのに落ちぶれる人」ってとてももったいないように思います。もちろん、天才には天才の苦悩があるのでしょうが、おおかたの凡人は、何を成し遂げることもできずにただ毎日をやり過ごしてしまうのが人生なのに、なんでせっかくの才能を・・・と思ってしまいます。

自分でもわかっているのに。だからいつも母親から逃げるために窓から飛び降りてるのに。それでもヤクをやめられなくて・・・。そういう意味では一度監獄に入ったのがよかったのでしょうね。

弟は・・・いい人なんだろうけれど、いつまでたっても家族(母親や兄貴)の言いなりになってしまう気の弱さは、ボクサーには向いていないような気がしますね。

で、結局は周りのまともな人間がいくら言い聞かせても、やっぱり「兄ちゃんがいないとダメだ」ってなってしまうところは「弟って、こうなんだよね~~、結局はいくつになっても弟なんだよね~~」って、妙に納得してしまった。

それにしても、ムッとしたのは姉妹たち。まだ、兄さんは過去にがんばった経歴もあるし、お母さんだって、拙いながらも一生懸命息子のマネージメントをしてる。なのに、あの姉妹たちは何?

ぞろぞろと家にいて、みんな弟の稼ぎに乗っかってるの?せっかく人並みの体格に恵まれて、まだまだ若いのに、それにみんななかなかの美人なのに、仕事もせずにブーたれてばかり。学校はちゃんと行ったのかしら。同じ女として「しっかりしてよ」って思ったわ。

それにしても、あれだけの兄弟姉妹で、「だれだれは誰それの子」とか、狭い町の中でちゃんと判明してるのが笑えた。ま、お父さんがはっきりしてる方がグレなくていいわな。

ともかく、涙を誘うような作品ではないけれど、よくできた映画なことは確かです。でも、私は同じメリッサ・レオなら、「フローズン・リバー」のほうが好きかな。

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わたしを離さないで

2011年05月24日 23時05分59秒 | 日記

見たかった、念願の映画を見れてうれしかったのですが、心がず~んと重くなりました。

世間から隔離されて育てられている子供たち。厳重な健康管理。それはある意味幸せなのかもしれない。でも、彼らの人生は決まっている。裕福な人たちに臓器提供するためにだけ作られたクローンなんだから。

淡々と描かれる美しい映画。風景も美しい。

この映画を見ていて気付いたんだけど、完全に世間から隔離されて生まれたときから集団生活だと、「両親は?」とか、私たちがごく普通に疑問に思うことに気づくことがないんだね。ずっとそういう環境だとそんなもんだと思うもんね、考えると当たり前なんだけど、「そっかぁ・・・」って思ってしまいました。

途中、疑似コインでお買いものが許される場面があるんだけれど、その”バザー”に持ち込まれる品々が、誰が見てもがらくたなんですよね、腕の取れたお人形とか。悲しかったですね・・・それでも、外の世界を知らない子供たちは嬉々としてお買い物するんですね。

最初から限られた命なのに、さらにこんな仕打ちをするなんて・・・。まぁ、その時点では子供たちは何も知らないわけですが・・・。

やがて18歳になるとコテージに移り、他の施設から来た人たちとも交流できる。でも、運命は変えれない。生き永らえるためのいろんなうわさがまことしやかに流れたりするけれど、どれもホントじゃない。

でも、彼らは「アイランド」のように抵抗しない。淡々と運命を受け入れ、使命を果たしてゆく。それはとてもアジア的ではあるけれど、とても悲しい。

 

 

でも、こんなこと、絶対間違ってる。お金のある人たちのために意志を持つクローンを作ってしまうなんて。そんなことまでして長生きする意味が?

映画なんてもともと作り話なんだから(原作があったとしても)、目くじらを立てる必要はないのだろう。でも、うそでも悲しい、悲しすぎる。

まさか現実化しないよね・・・。

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ブルーバレンタイン

2011年05月22日 22時36分42秒 | 日記

ネタバレあり

 

 

「すごくリアルで重かった」とか、「何日も引きずった」とか、かなり深刻な意見をいくつも聞いていたので、身構えて見てしまいました。

気合の入れ過ぎか、私はあんまり心に響きませんでした。

私の眼には、このカップルは最初から少しエキセントリックで、あぶなっかしい感じがしました。もちろん、そう見えてもずっと愛し合ってるカップルだってあるでしょうが、なんとはなしに「破綻は時間の問題じゃないのかな」って思えました。

ミシェル・ウィリアムズの元彼も出てくるのですが、この彼もまた破壊的というか、破滅的なんですね。彼女のことはとても愛していたとは思うのですが、彼と結婚していても、やっぱり同じ結果だったのではないでしょうか。結局はそういう男性が好きだったのかも。

誰の子かはっきりしない子供を妊娠したのに結婚してくれた・・・そういう負い目を背負っていても、やっぱり彼(夫のライアン・ゴスリング)を許せなくなってしまう・・・その道のりはよくわかるのですが、なんて言うのかな・・・女性側にも男性側にも共感できなかった。

そして、やりなおすはずの二人だけの夜・・・こういうときに、安っぽいラブホテルを用意する夫もいけませんね。しかも明日出勤しなきゃいけない妻の勤務地からも遠い。妻も最初から「仕事場まで2時間かかるわ」って言ってたじゃないですか。その後お休みでも取ったのかしら?あるいは午後からの出勤にしていたのかしら?呼び出しの電話があったようだから、なんらかの手は打ってあったのかもしれませんね。

ともかく、ラストは妻の勤務先に現れて暴れる・大声を出す・挙句に上司(ドクター)を殴る・・・。これって、どういう理由があろうと論外でしょ、大人として。

やりなおすことは無理だと思うな、悲しいけれど。もう少し、大人にならなきゃ。

しかし、平均、男の人って未練たらしいよね。世の中の半分は異性なのよ。そんなにしがみつかなくても他にもいるって思わないのかな。いやいや、彼女のことが何にもまして好きだから離したくない・・・そう思うのなら、最初から大事にすればいい。少なくとも、少しあきれられたところくらいで心を入れ替えればいい。それができなかったのなら、あきらめるしかない。しばらく一人でのんびりしてれば、またご縁もあるさ~。なければ一人で生きてゆくのも人生さ~。

焦点、ずれてる??

 

 

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噂のモーガン夫妻

2011年05月22日 09時58分15秒 | 日記
今頃ですが鑑賞しました~。
いや、おもしろかったですねぇ~~!ありきたりでつまらないのかも・・・とも思っていたのですが案外笑えました。

個人的には、二人が証人保護プログラムにより、田舎に来て初めて立ち寄った大型スーパマーケットのシーンが笑えました。

「きゃー!タートルセーターがこの値段!」と騒ぐサラ・ジェシカ・パーカーに「待て待て、見誤るな。ふたつの値段だ」と言うヒュー・グラント。なんだかツボでした。

お話の展開は、紆余曲折がありながらも修復に向かう、という予想できるものですが、きれいなサラと理屈っぽいヒューの取り合わせがおかしかった。

地元のおじさんにバカにされたヒューが「英国人をバカにすると・・・」と言って「ケーキを盗むぞ」と続けたときはすべりそうでした。なにか由来が?マリー・アントワネットじゃあるまいし(笑)。

ともかく、軽~く見れて楽しめました。サム・エリオット(だよね)も渋くてよかったし。「ブルーバレンタイン」より好きかな。
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