田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ジュラシック・ワールド 新たなる支配者(Jurassic World: Dominion)

2022年07月31日 17時07分08秒 | 日記

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 現代によみがえった恐竜たちの姿をリアルかつスリリングに描いて人気を集めるメガヒット作「ジュラシック・パーク」シリーズの最終章。2015年の「ジュラシック・ワールド」でメガホンをとったコリン・トレボロウが再び監督に復帰し、シリーズ生みの親であるスティーブン・スピルバーグが引き続き製作総指揮を担当。「ジュラシック・ワールド」シリーズの主演クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードに加え、「ジュラシック・パーク」初期3作で中心となったサム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムが演じる3人の博士もカムバックする。ジュラシック・ワールドのあった島、イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ解き放たれて4年。人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいる。恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られたクローンの少女、メイジーを守りながら、人里離れた山小屋で暮らしていた。そんなある日、オーウェンは子どもをつれたブルーと再会。しかし、その子どもが何者かによって誘拐されてしまい、オーウェンはクレアとともに救出に向かう。一方、ある目的で恐竜の研究をしている巨大バイオテクノロジー企業のバイオシンを追っていたサトラー博士のもとには、グラント博士が駆け付け、彼らはマルコム博士にも協力を求める。(映画.comより)

 

 

<2022年7月31日 劇場鑑賞>

 今回は吹き替え版での鑑賞。田舎なのに早朝8:30からの上映が実施されてました。しかし、さすがの超大作!たくさんの人たちが入ってました。みんな、早起きですね!

 今作は、3部作の最終章ということで、お話も盛りだくさんでした。キャストも旧作陣から新作陣まで、総揃えです。しかしながら、話自体はまぁよくある感じでした。人と恐竜の共存は難しく(しかし、前作の終わりって、こんな共存の仕方だったっけ?)、また恐竜に対する密猟も後を絶たない中、やっぱり遺伝子学を悪用して暴利をむさぼろうとする奴が出て来たり、クローンの成功例である少女が狙われたりするわけです。でも、間違ったことに気付く学者や、善意に従う人物が多数登場して、希望のある方へと展開してゆくのです。

 言ってみればそれだけのことなのですが、そこは技術を駆使した最新作。恐竜たちの動きが半端なくリアルで(って見たことないけど)、人類はどこまでも追い詰められます。怖すぎる。まぁ恐竜の住むサンクチュアリに入り込むからなんですが、それでも怖かったです。生きた心地なし。

 映画はとてもおもしろく、楽しめたのですが、やっぱり上映時間がちょっと長い。もう少しコンパクトでもよかったかな。もっと言えば、サム・ニールとローラ・ダーンの復縁の描写は、なくても良かったかも(笑)。もちろん、ほほえましいものだったので、それはそれで花を添えたのかもしれませんが。彼らが破局していたなんて、知らなかったです。私が忘れてるだけか(笑)。今回は女性たちの活躍も素晴らしかったですね。何に対しても諦めない、果敢に向かってゆく、そのプロ意識と度胸は素晴らしいと思いました。

 個人的には、久しぶりに見たキャンベル・スコット!に感激しました。若い頃、たくさん映画見ましたよ。ケネス・ブラナー監督の「愛と死のはざまで」とか、ジュリア・ロバーツ共演の「愛の選択」とかね。ついでにジュリアつながりで「愛がこわれるとき」、それと2本立てで見た「ロビン・フッド」(パトリック・バーギン主演のヤツね)なんかも思い出しました。古い!

 温暖化しすぎている地球、疫病ばかりがはやる人類。私たちはやがて絶滅し、恐竜みたいに何億年も経ってからDNAを復刻されて「ヒューマン・パーク」ができるのかもしれません。怖がられたりして。

コメント (4)
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ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(나를 찾아줘/Bring Me Home)

2022年07月30日 17時19分11秒 | 日記

리얼라이브] '나를 찾아줘' 이영애

Tragic and Cruel, BRING ME HOME 나를 찾아줘 Is Not for the Faint-Hearted -  Sinema.SG

영화리뷰]답답한고구마라도삼켜야한다.나를찾아줘(Bring Me Home.2019)

 大ヒットドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」のイ・ヨンエが、「親切なクムジャさん」以来14年ぶりの映画出演を果たしたサスペンス。看護師として働くジョンヨンと夫のミョングクは、6年前に行方不明となった息子のユンスを探し続けていた。捜索途中に悲劇的な事故に遭い、憔悴しきった彼女の元に「ユンスに似た子を、郊外の漁村で見た」という情報が寄せられる。その情報をもとにジョンヨンは漁村へと向かうが、彼女の前に立ちはだかったのは、釣り場を営む怪しげな一家だった。主人公ジョンヨン役をヨンエが演じるほか、「風水師 王の運命を決めた男」、ドラマ「梨泰院クラス」のユ・ジェミョン、「The NET 網に囚われた男」のイ・ウォングン、「毒戦 BELIEVER」のパク・ヘジュンらが脇を固める。監督は本作が長編劇映画デビュー作となるキム・スンウ。(映画.comより)

 

 

<2021年5月14日 録画鑑賞>

 

<ちょっとネタバレ>

 凄まじ過ぎる。あまりの怖さにトラウマ必至。なんで皆こんなにヒドい人ばっかり?今は取りやめになったにしても、”一人っ子政策”を強いられていた中国で男の子がさらわれるのは、まだなんとなく理解できるような気がします。でも、産児制限のない韓国で、これほどの幼児誘拐が行われているって、にわかには信じがたかったです。

 「最愛の子」(これは中国映画だが)でもそうだったけれど、懸賞金を懸けたら懸けたで、情報もないのに金だけを目当てにウソ言ってくる奴がいる。今回は義弟が糸を引いて(イ・ヨンエの夫の)保険金を一部とは言え巻き上げます。夫は、ウソのいたずらメールを信じて息子を探しに出かけ、その際の交通事故で亡くなったというのに。まだ追い打ちをかけるか!と思いました。また、そのいたずらメールの犯人は子供で、最後は「本当に出て来るなんてアホすぎる」とかいう類のヒドいメールを送っていたりするのです。韓国って、どんな国?どんな社会?と思いました。もちろん、みんながそうってことはないのでしょうけれど。

 人さらいの集団(さらって来た子供たちをこき使っている漁村)は、自分たちは座っててとにかく子供たちをこき使う、性的虐待はする、警察もグルになって外部の人間を徹底的に排除する・・・目を覆わんばかりの酷さでした。何なのかと思いました。気分悪い。これが現実なら、知りたくなかったかも。子供も死ぬし。

 イ・ヨンエは熱演でした。個人的には「親切なクムジャさん」が好きでした。次は是非、穏やかな映画に出てくださいね。

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悪の偶像(偶像 우상)

2022年07月29日 18時04分23秒 | 日記

우상 (偶像, Idol) 2018 : 네이버 블로그

우상 / 悪の偶像(2020年6月26日劇場公開)|eigadays|note

우상 / 悪の偶像(2020年6月26日劇場公開)|eigadays|note 

 「シュリ」「ベルリンファイル」のハン・ソッキュ、「オアシス」「殺人者の記憶法」のソル・ギョングという韓国映画界を代表する2人の実力派俳優が共演し、ひき逃げ事件の加害者の父と被害者の父の運命が交錯するさまを描いたサスペンスノワール。息子のヨハンが飲酒運転で人をひき殺してしまったことを知った市議会議員のミョンヒは、事件をもみ消そうとする。しかし、現場に居合わせた被害者の新妻リョナの行方がわからなくなっていることが判明。事実が明るみに出ることを恐れるミョンヒは、リョナの行方を追う。一方、被害者の父親であるジュンシクは、リョナが妊娠していることを知り、なんとかして彼女を捜し出そうとする。それぞれのルートでリョナを追うミョンヒとジュンシクだったが……。監督・脚本は「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」のイ・スジン。(映画.comより)

 

 

<2021年4月29日 録画鑑賞>

 難しい映画でした。韓国って、なんでこんな難解な映画を作るのでしょうね。私、はっきり言って理解できなかったです。もちろん、鑑賞後にネタバレ記事は読みました。でも、それでもあんまり理解できなかったです。複雑すぎる。自分が単純にしか生きてないからかなぁ。地位と名誉を重んじる”議員”が、息子の不祥事を隠そうとする意図はわかります。また、大衆がいとも簡単に”イメージ”に誘導されてしまうことも、偽装結婚する女がいたり、不法移民がいることもわかります。でも、意図しない所で遺体が入れ替わっていたり、それが片や交通事故の遺体、もう一つはびしょびしょの溺死体であるなど、しかも処理されていたのが交通事故を起こしたはずの議員宅のガレージで、そこが、血痕でも洗ったのか、びしょびしょだったりするから、最初からなにがなんだかわからなかったです。

 タチの悪い女が一人いるからって、人が死に過ぎな感じもするし、ハン・ソッキュの穏やかな笑顔と、芸達者なソル・ギョングの何を考えているのかわからない父親像とに、翻弄され続けた感じがします。いや、私がバカなだけかもしれませんが。

 それでも、ラストの”火傷男”が、何語かわからない演説を悠然と終えて拍手喝采される場面は、うすら寒いものを覚えました。気色悪すぎ。

 よくわからない感想になってしまい、すみません。映画自体も結構長いので、反芻しながら見るのもいいかもしれません。

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リコリス・ピザ(Licorice Pizza)

2022年07月28日 18時43分34秒 | 日記

ポール・トーマス・アンダーソンの新作映画『Licorice Pizza』のトレーラー映像が公開 主演はハイム(Haim)のアラナ │ T.O.E.S.

ポール・トーマス・アンダーソン『リコリス・ピザ』日本公開決定 ─ 全米映画賞を席巻、1970年を舞台にした青春物語 | THE RIVER

Licorice Pizza': Paul Thomas Anderson's return to youth merriment | Daily  Sabah

 「マグノリア」でベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞したほか、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭の全てで監督賞を受賞しているポール・トーマス・アンダーソン監督が、自身の出世作「ブギーナイツ」と同じ1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレーを舞台に描いた青春物語。主人公となるアラナとゲイリーの恋模様を描く。サンフェルナンド・バレー出身の3人姉妹バンド「HAIM(ハイム)」のアラナ・ハイムがアラナ役を務め、長編映画に初主演。また、アンダーソン監督がデビュー作の「ハードエイト」から「ブギーナイツ」「マグノリア」「パンチドランク・ラブ」など多くの作品でタッグを組んだ故フィリップ・シーモア・ホフマンの息子クーパー・ホフマンが、ゲイリー役を務めて映画初出演で初主演を飾っている。主演の2人のほか、ショーン・ペン、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディらが出演。音楽は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」以降のポール・トーマス・アンダーソン作品すべてを手がけている、「レディオヘッド」のジョニー・グリーンウッドが担当。2022年・第94回アカデミー賞で作品、監督、脚本の3部門にノミネート。(映画.comより)

 

 

<2022年7月24日 劇場鑑賞>

 この作品は、とにかく評価が高いようですね。でも、正直に言います。凡人な私にはあんまり理解できませんでした。アメリカと日本の価値観や環境が違うのか、あるいは理不尽に厳し過ぎ(ある意味ゆがんでいた)母親に育てられ、ほとんど自由がなかった自分に理解できないだけなのか、その辺はよくわからないのだけれど、とにかくなにがいいのかよくわからない映画でした。

 高校生のゲイリーは、子役として稼いでいるけれど、エンターテイナーの両親は留守がちだから、弟の面倒をみています。偶然出会った社会人アラナに恋をして、猛烈にアタック。「弟に夕食を食べさせたら、いつもダイナー(バー?)で食事しているから、良ければ来て」って誘いをかけます。それは誘うための口実ではなくて、本当に普段からそうしているようなのです。高校生ですよね?なんで弟と一緒に食事しないんですか?なんでわざわざ毎夜食事にでるんですか、仕事でもないのに。夜、弟を一人にするのですか。冒頭から頭の中が??でした。そして、舞台に出ているときに意味不明で下品なことを叫んでクビに。長く子役やってたら、言っちゃいけないことはわかってるはずですよね?でもまぁ、口八丁手八丁の才能があるので、次々とイケそうな商売を思いつき果敢に挑戦してゆきます。この辺の瞬発力・行動力は大したものです。そして、女の子に対しても、常に積極的。本当にアラナが好きなのかなって思うほど。まぁこの頃は自分の心もよくわからなくて、いろんなことを経て、やがてアラナに対する本当の気持ちに気づく、ってことだろうと思うのですが。ゲイリーは、子役の割には大きくて、弟がいるから余計なのかもしれませんが、仲間がみな子供なんですね。その子供たちが、商売のために奔走している姿が少し辛かったりもしました。

 配役も豪華です。ヘアドレッサーかなんかで成功している男がブラッドリー・クーパー。「彼女はバーブラ・ストライサンドだ」と何度も自慢するのですが、ブラッドリーに対してバーブラは年上すぎるだろうと吹き出しそうになりました。もちろん当時(1970年代)の話ですから、混同してはいけないのでしょうけど。ショーン・ペンも出てました。

 どの役にも実在のモデルがいるようなんですが、日本にいるとそんなハリウッドの事情はわからないので、おもしろみは半減しているだろうなぁと思います。あと、なんか奇異な日本人女性が出てました(70年代はあんな感じだったのかもしれないけれど)。でも言っていることは鋭かった。「レストランの記事なのに、料理のことが書かれてないわ」って。それはその通りでした。

 ともかく、個人的にはあんまりわからない映画でした。考えれば、今までもこの監督の映画はずっとわからなかったような気がします。でも、フィリップ・シーモア・ホフマンの息子さんを見れてよかった。お父さん、いい役者さんでしたね、結構好きでした。名優だったのに。もっと活躍して欲しかった。

 若い人たちは、とにかくよく走る。また走ってる、走る、走る。そこ、印象に残った映画でした。そう言えば「おばさん」という単語が、日本と同じように侮蔑語として使われていました。もっとも、男の子は彼女の年齢をあげつらいながらも、上手にその言葉を避け、「おばさん?おばさん??」って言ってたのは女の子でしたけどね。そんな日本語、流通しているのかしらん。

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炎のデス・ポリス(Copshop)

2022年07月26日 17時40分32秒 | 日記

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 「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」「スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい」のジョー・カーナハン監督が、砂漠地帯の小さな警察署というワンシチュエーションで描くサバイバルアクション。ある夜、砂漠地帯にたたずむ小さな警察署に、暴力沙汰を起こした詐欺師テディが連行されてくる。マフィアのボスに命を狙われているテディは、避難するためにわざと逮捕されたのだ。しかし、マフィアに雇われた殺し屋ボブが泥酔した男に成りすまして留置所に入り込んだ。新人警官ヴァレリーの活躍によってボブのテディ抹殺計画は阻止されるが、さらなる刺客としてサイコパスのアンソニーが現れ、署員を次々と血祭りにあげていく。大惨事となった小さな警察署で、孤立無援のヴァレリーと裏社会に生きる3人の男たちによる殺し合いが繰り広げられる。殺し屋ボブをジェラルド・バトラー、詐欺師テディをフランク・グリロ、殺人鬼サイコパスのアンソニーをトビー・ハス、正義感溢れる警官ヴァレリーをアレクシス・ラウダーがそれぞれ演じる。(映画.comより)

 

 

<2022年7月24日 劇場鑑賞>

 あんまり印象に残らない映画でした。ジェラルド・バトラーが出ていたことと、カッコいい新米女性警官が「ハリエット」の女優さん(アレクシス・ラウダー)だったこと、くらいかな、特記できるのは。「ハリエット」は割と好きな映画で、主演女優さんの目力の強さ、意志の強い表情に「すごい女優さんが出て来たな」と思っていました。今回の正義感に燃える女性警官の役は、本当にピッタリでした。

 プロの殺し屋が出て来るわりには、案外みんなドジだったり、裏社会の奴らを相手に生きてきたはずの詐欺師が「捕まって留置所に入ればとりあえず安心」と素人のような発想だったり、出演者が豪華なわりには普通の話。ジェラルドに「あれが本当のサイコパスだ」と言われたアンソニー(トビー・ハス。トビン・ベルではない。ここ、トビンでもおもしろかったかも)が魅力的だったことは確かだけどね。

 相変わらず、田舎の警察署はダレた奴ばっかでした。映画でよく描かれる風景とは言え、悪い奴が多すぎる。たとえ給料がやってられないほど安いとしてもね。反面、アレクシス・ラウダーの不死身さ・不屈さは「プロメテウス」のノオミ・ラパス並みで、なかなかに爽快でした。

 個人的には、DVDで充分かなと思いました。

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