田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

残された者 北の極地(Arctic)

2022年05月31日 16時30分49秒 | 日記

Arctic movie poster #1709215 - MoviePosters2.com

Arctic (2018) - IMDb

マッツ・ミケルセン、雪山サバイバル一人芝居 ─ 「キャリア史上最高の演技」で魅せる『ARCTIC』予告編が米公開 | THE RIVER

 テレビシリーズ「ハンニバル」や「ドクター・ストレンジ」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」などハリウッド大作でも活躍するデンマークの人気俳優マッツ・ミケルセンが主演を務め、飛行機が墜落し北極にたった1人で取り残された男を描いたサバイバルドラマ。飛行機事故で北極地帯に不時着したパイロットのオボァガードは、壊れた飛行機をシェルター代わりにしながら、白銀の荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すというルーティーンをこなして生き延びていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターが強風のために墜落し、女性パイロットが大怪我を負ってしまう。これまで目の前の確実な“生”を手に入れてきたオボァガードだったが、瀕死の彼女を前に、ついに自らの足で窮地を脱することを決意。現状の安住を捨て、危険を承知で勇気ある一歩を踏み出すが……。(映画.comより)

 

 

<2021年3月9日 録画鑑賞>

 なんか荒唐無稽なお話でしたね。そもそもマッツがなんで不時着しているかは全く説明されないのだけれど、そのマッツが「SOS」描きながらサバイヴしてるのはいいとして、なぜかこんな極寒・北極地帯に小さめのヘリコプターが飛んで来て、あっという間に墜落。メインパイロットは死亡してしまい、助かったのはなんと若い女性。えっ

 で、なぜかこれが日本人。「私・・・」と言うのですが、彼女はその後意識を失って、最後まで寝たきりでほとんどしゃべらなかったのです。悪く言えば、マッツさんの足手まといになっただけかも。でも、おじさまマッツは、けがをして意識もなく動けない若い女性をゲットしてから、俄然張り切るのです。「一人じゃないからな、助けてやるからな」って、自分に言い聞かせるようにつぶやきながら。引きずって連れてゆかなきゃいけないし、体温めたり、時々生きてるか確かめたりと、見ているだけでも大変な労苦だったと思うんだけど、まぁ見捨てちゃうと一生引きずることになりますからね。

 人は守るものを得ると、どれほど強くなれるか・・・これが話のコアだったと思います。

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トップガン マーヴェリック(Top Gun: Maverick)

2022年05月29日 16時46分19秒 | 日記

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 トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編。アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、「セッション」のマイルズ・テラー、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「アポロ13」のエド・ハリスが共演。さらに前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じたバル・キルマーも再出演する。「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキーが監督を務め、「ミッション:インポッシブル」シリーズの監督や「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーが脚本に参加。(映画.comより)

 

 

<2022年5月29日 劇場鑑賞>

 広告・予告も含めて2時間25分という長丁場に自信が持てなかったけれど、なんのなんの!あっという間でした。さすが世紀の大スター、トム・クルーズ。見せる、魅せる。冒頭から、空母の甲板での活動を映すセリフのない数分間。バックには”danger zone”。この場面にトムはいないのですが、これこそ大画面でないと味わえない迫力でした。もちろん、トムやその仲間が繰り広げる空中戦も、大画面でないと堪能できないものでしたが、うまい掴みだと思いました。

 輝かしい戦績で、順調に昇進もできたのに、好きなことして生きているマーヴェリック。今でも空を飛んでます。これからは無人機が主流になるとリストラされそうになっても、ギリギリまでその実力を見せつけています。そこへ、若手の教育を任されるという仕事が舞い込みます。推薦人はアイスマン。今は出世して偉くなっていますが、ガンに侵されていて余命いくばくもないようです。そんなつもりはなかったマーヴェリックですが、命令なので従うしかありません。しかし、若手の優秀なパイロットの中には、かつて勤務中に亡くなった同僚の息子もいます(これがマイルズ・テラー)。ずっとその出来事がトラウマになっているマーヴェリックにとってはつらいところです。いろいろあったのです。

 しかし、選りすぐられたトップガン・パイロットの任務は、四の五の理屈をこねているような仕事ではありません。とにかく、理論的に的確に、そして確実に予定通り遂行するしかないのです。短い期間しか許されなかった過酷な訓練と、その後に展開された実戦とが描かれます。

 物語はわかりやすく、優秀過ぎるパイロットたちの活躍に手に汗握ります。本当にこんなことが可能なのかどうかは、素人の私にはわかりませんが、とにかく鑑賞後の爽快感ったらありません。これぞ娯楽!映画はこうでなくっちゃ。ヴァル・キルマーも出ていて懐かしい限りだったのですが、トムの彼女としてジェニファー・コネリーが出ていて、何やら「あの時は・・・」みたいな昔の話をするので、「へぇジェニファーも出ていたのか。覚えてないなぁ」と思っていたら、どうやら今回からの出演みたいですね。まぁ1作目で恋に落ちていたのはケリー・マクギリスでしたものね。

 いや、本当に理屈抜きでおもしろかったです。トムも、キアヌ・リーブスに負けず劣らず若い。なんであんなに変わらないのかな。素晴らしいですね。久しぶりに「ザ・娯楽」作を見たような気がします。おススメです~。

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バーニング 劇場版(버닝/BURNING)

2022年05月28日 14時49分35秒 | 日記

Burning (2018 film) - Wikipedia

영화 버닝(Burning, 2018) 후기, 결말, 줄거리

하루키 원작, 이창동 걸작 '버닝(Burning)' - Film - NYCultureBeat

 「シークレット・サンシャイン」「オアシス」で知られる名匠イ・チャンドンの8年ぶり監督作で、村上春樹が1983年に発表した短編小説「納屋を焼く」を原作に、物語を大胆にアレンジして描いたミステリードラマ。アルバイトで生計を立てる小説家志望の青年ジョンスは、幼なじみの女性ヘミと偶然再会し、彼女がアフリカ旅行へ行く間の飼い猫の世話を頼まれる。旅行から戻ったヘミは、アフリカで知り合ったという謎めいた金持ちの男ベンをジョンスに紹介する。ある日、ベンはヘミと一緒にジョンスの自宅を訪れ、「僕は時々ビニールハウスを燃やしています」という秘密を打ち明ける。そして、その日を境にヘミが忽然と姿を消してしまう。ヘミに強く惹かれていたジュンスは、必死で彼女の行方を捜すが……。「ベテラン」のユ・アインが主演を務め、ベンをテレビシリーズ「ウォーキング・デッド」のスティーブン・ユァン、ヘミをオーディションで選ばれた新人女優チョン・ジョンソがそれぞれ演じた。第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、国際批評家連盟賞を受賞。(映画.comより)

 

 

<2021年3月6日 録画鑑賞>

 

<ネタバレあり>

 148分もあるのに(もっと長く感じた)、わからなかった。主人公は普通の男の子だろうけれど(ただし、父親がすぐにキレる変人とか、母親は幼少の頃に蒸発とか言う設定はあった)、整形してきれいになった元同級生の女の子は気まますぎるし、不可解なことばっかり起きるし。彼女は、生き方を模索するためアフリカに行くとか言う割には、そこで何してるかわからん金持ち男と仲良くなって、一緒に帰って来たりするし。この金持ち男も遊び人で、でも金持ちだからおしゃれなマンションに住んでて、いい生活してて、でも「ビニールハウスを燃やすのが趣味です」とか言うのです。なにそれ。

 主人公の男の子も、ビビる様子もなく、幼い自分が燃えるビニールハウスの前に佇んでる幻を見たりするから「え?この少年は主人公?金持ち男?でも主人公のはずだよね」って感じでした。で、女の子は突然いなくなるし、彼女が飼っているはずの猫は(そもそもこの猫をアフリカに行く間面倒見てて欲しいという依頼で、主人公は彼女のアパートに出入りするようになったのに)一度も映らないし、後半、金持ち男が突然猫飼ってて「え?同じ猫?」ってにおわせて、でも女の子のアパートの大家さんは「うち、猫禁止ですし、いなかったです」って言うし。

 主人公は実家へもよく帰っているんだけれど、ぶらぶらしている割にはちゃんと食えてたり。女の子が「幼い頃、井戸に落ちた私を助けてくれた」って言うんだけど、主人公、そんなこと覚えてないし。女の子の家族は「井戸なんかないし」って言うけど、突然連絡してきた主人公の母親は(なんで突然連絡してくるのよ)「水はなかったけど井戸はあった」って言うし、もうわけわからん。

 金持ち男が「2週間以内に(2週間後だったかも)近所で一つビニールハウスを燃やす」って言うから、主人公は近所をくまなくチェックするのに、わからない。そんな事件ないし。でも金持ち男は「燃やした。身近すぎて見落としてるんだ」って。私にはわからないけれど、いなくなった彼女が「死んだ(殺された)」ってことなのかも。知らんけど。

 ラストは金持ち男があっさり主人公に刺されて死ぬし、まったくわからん映画だった。私は、元々村上ワールドは理解できない人で「海辺のカフカ」もすごく難儀して読んだ。それ以来、村上氏の作品に手を出してないしね。最初から無理があったかも。凡人の私は、主人公と金持ち男が同一人物か、あるいは全部主人公の幻覚かも、とか思いました。平凡なこと言ってすみません。やっぱ、無理だわ。

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TITANE チタン(Titane)

2022年05月24日 15時41分33秒 | 日記

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 「RAW 少女のめざめ」で鮮烈なデビューを飾ったフランスのジュリア・デュクルノー監督の長編第2作。頭にチタンを埋め込まれた主人公がたどる数奇な運命を描き、2021年・第74回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いた。幼少時に交通事故に遭い、頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれたアレクシア。それ以来、彼女は車に対して異常なほどの執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになってしまう。自身の犯した罪により行き場を失ったアレクシアは、消防士ヴィンセントと出会う。ヴィンセントは10年前に息子が行方不明となり、現在はひとり孤独に暮らしていた。2人は奇妙な共同生活を始めるが、アレクシアの体には重大な秘密があった。ヴィンセント役に「ティエリー・トグルドーの憂鬱」のバンサン・ランドン。(映画.comより)

 

 

<2022年5月22日 劇場鑑賞>

 こんな突拍子もないものが田舎に!この監督の前作「RAW 少女のめざめ」は都会まではるばる出た時に鑑賞したのでした。しかし大阪市内でも、一館の上映だったと思います。なんとも感性を試される、凡人には理解の難しい映画ではありました。

 そして今作。前作が当たったから公開数が増えたのでしょうね、田舎者も見れてよかった。しかし、結論から言うと、前作と同じくらいのぶっ飛びかたで、「進歩したな」とか「こう来たか」という感じの”新しさ”を感じることはなかったです。もう少し「う・・・さすがだ」みたいなことを体感したかったかな。

 主人公の女性は、小さい頃から落ち着きがなかったのか、父親の車でBGMより大きな声でうなったり、音楽のボリュームを上げられると、後ろから運転席を蹴ったり、それを咎められるとシートベルトを外して席を移動しようとしたり、ともかく冒頭からそんなシーンで「うわ、こんな子供嫌やろうな」とつい親目線で考えてしまいました。案の定、父親は「シートベルトをしなさい!」とよそ見をしたのが原因で事故を起こし、女の子は大けがを負ってしまい、頭にチタン(!)を組み込むはめになってしまいます。

 しかし、成長に問題はなかったみたいで、次のシーンでは背の高い美人になってます。彼女は事故のトラウマからか、車に執着があったみたいで、ストリップダンサーとして働くのも、車の上です(写真3つめ)。美人だし、ダンスもうまいのでファンもついてます。でも、ある時しつこく追いかけて来たファンを殺してしまったため逃亡し、ある行方不明の青年になりすましてその父親と住むようになります。10年会ってなかった父親は、多少の違和感はどうでもよくてとにかく息子に帰って来て欲しかったのでしょうね、薄々「違う」とは思っているようです。でもまぁ、消防士のチーフである彼は、息子を消防士見習いに採用するのです。

 でも元々女性ですから、ほころびは出てきますよね。見ていてハラハラします。

 

 

<ここからネタバレ>

 異様なのは、彼女が妊娠していること。しかも、どうやら「悪の法則」のキャメロン・ディアスばりに車とセックスして(キャメロンのように車にまたがるのではなく、車内でセックスしている模様)妊娠しているようで、胸とお腹の出っ張りを隠すために常にナイロンテープ(?)で体をぐるぐる巻きにしているのです。しかし、そんなことで隠せるものですかねぇ。いくら余裕のある服を着ていたとしても。消防士なのに。

 また消防士のチーフ(お父さん)も、若さを失わないためにステロイド(?)か何かの注射を毎日お尻に打っているのです。気を失うほど苦しみながらね。ずっと打ってるからか、お尻は青あざ。でも、失神してても明朝にはケロっと起きてきます。本当に?まぁステロイド注射したことないから知らないけれど。

 行方不明の子供のポスターはあちこちに貼ってあって、ニュースでも取り上げられているようだったから、彼女をチーフに引き渡した人も、警官とか公的な立場の人だと思うのに(しかも「ⅮNA鑑定を」と勧めてたし)、性別も確認しないなんてあり得ないと思う。

 極めつけはラストです。彼女は子供を産んで死んでしまうのですが、その赤ちゃんは頭・背骨など、あらゆるところにチタンが組み込まれているのです。祖父となったチーフが「俺が育ててやるからな」と言って終わるのですが、頭にチタンが組み込まれているだけで、全身チタンの子が?車の子だから?

 確かに変わった設定の映画だと思うのですが、だからって何?って感じでした。「RAW 少女のめざめ」の時に、若くて美人の監督だったと記憶しているのですが、なんかもっと”攻め”の部分が欲しかった。「お~進化してるね」みたいな。もちろん、私がわかってないだけかもしれないけれど。次の作品に期待します。屁理屈言わずに感性で楽しめる方にお勧めします。

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ワン・セカンド 永遠の24フレーム(一秒鐘 One Second)

2022年05月22日 23時15分03秒 | 日記

電影一秒鐘線上看- 劇迷Gimy 一秒鐘,剛好夠寫24格的電影情書

張藝謀電影《一秒鐘》奉旨刪除原作者署名嚴歌苓擬海外提訴捍衛版權— RFA 自由亞洲電台粵語部

 北京2022冬季オリンピック・パラリンピックで開閉会式の総監督を務めたことでも注目を集めた巨匠チャン・イーモウ監督が、映画をめぐるさまざまな思いを描いた人間ドラマ。1969年、文化大革命下の激動の中国。造反派に抵抗したことで強制労働所送りになった男は、妻に愛想を尽かされ離婚となり、最愛の娘とも親子の縁を切られてしまう。数年後、「22号」という映画の本編前に流れるニュースフィルムに娘の姿が1秒だけ映っているとの手紙を受け取った男は、娘の姿をひと目見たいという思いから強制労働所を脱走し、逃亡者となりながらフィルムを探し続ける。男は「22号」が上映される小さな村の映画館を目指すが、ある子どもが映画館に運ばれるフィルムの缶を盗みだすところを目撃する。フィルムを盗んだその子どもは、孤児の少女リウだった。「最愛の子」「山河ノスタルジア」のチャン・イーが主人公の男を演じ、少女リウ役を本作でデビューを飾ったリウ・ハオツン、村の映画館を仕切るファン電影役を「道士下山」などで知られるファン・ウェイが演じる。(映画.comより)

 

 

<2022年5月21日 劇場鑑賞>

 チャン・イーモウ監督の作品、久しぶりかも。一時はよく見たけれど。コン・リーとチャン・ツィイーが好きでした。でも、今回の作品も舞台は文革時代。主人公は、造反派に抵抗し喧嘩した罪で強制労働所送りになった男。当然妻には捨てられ娘にも会えてません。しかし、知人が”おまえの娘が有名映画の前ぶりのニュース画像に映ってるぞ”と手紙で教えてくれたのです。娘見たさに強制労働所を脱走した男。映画が上映されている村を探して追いかけるのですが、夜に着いて上映が終わっていたり、次の上映は離れ~た村で3週間後だったりするのです。それでも、追いかけるしかないとおとなしくしてるのに、なぜか、見るからに貧乏そうな女の子がフィルムを盗むのを目撃。当然追いかけるのですが、この女の子がしつこくて意志が強い。男のことも、本能的にヤバい立場だとわかるのか、翻弄しまくります。手に負えないですね~、私ならこの手の女の子には勝てないと思うので諦めますが、男も娘を一目見たい一心で諦めません。そうこうしているうちに、どの人にもいろんな事情があることがわかって来ます、女の子にも、劇場の支配人にも。切ないですね。人生には、自分の力ではどうやっても抗えないことも多々あるのです。でも、頑張るしかない。ここで皆がもっと手を携えられれば、世の中はもっと住みやすくなるかもしれませんね。

 フィルム愛溢れる映画です。素人たちが劇場支配人の号令一つで、ボロボロになったフィルムを修復してゆくのですから。洗ったり乾かしたり、巻き取ったり。こんなこと、本当に可能なのかな。さすがに上映された映像は傷だらけだったけど、こんなことして上映機は傷まないのかな。

 ラスト近くで(二年後との表示)、例の少女が大きくなっておさげ髪で出てきます。なんと「初恋の来た道」のチャン・ツィイーに瓜二つ!監督もアップで長回しし、意味なくしばらく映します(笑)。監督、好みなんだね。でも、とってもかわいいかった。

 いい映画だったけど、DVDでもいいかも。

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