田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ファッションが教えてくれること

2010年10月30日 10時03分39秒 | 日記

少し前に見たのですが、思ったよりどうってことなかったので(笑)、感想が遅れてしまいました。

公開されていたときは評判もよく、例のアン・ハサウェイとメリルの映画(「プラダを着た悪魔」ね)も楽しめたので、期待していました。結局、都会での限られた上映だったので、見ることができなかったのですが、ずぅっと心の片隅に残っていたわけです。

自分自身、若くないとはいえ、ファッションには興味がありますし。

で、今回鑑賞する機会を得たわけですが、私が凡人だからか、な~んか期待していたほどではなくてがっかりしました。
ひょっとして業界の人が見てウケるタイプの映画??

なんとはなしに、素人は置き去りにされているような・・・。

冒頭、アナが独白する場面。そこでの彼女の発言には大いに共感しました。
人はやっぱり見かけって大事だと思うし、ファッションに興味を持ってきちんとする、ということは実はとってもエネルギーのいること。

それゆえ(?)、私は「キューティ・ブロンド」が好きだし、彼女のように、前向きで優しくてしかもおしゃれも手を抜かない、そんな女性が大好き。

でも、共感したのはそこまで。あとはなんか延々業界の裏側を見せられてるだけ、みたいな感じでした。それこそが目玉なのかもしれませんが。

これは、メリルの映画を見たときも思ったんだけど、いくらアナに多大な才能があるとはいえ、なにもかも1人で決めてしまうと、傾向が偏るというか、なんか、価値観が決まってしまうことってないんでしょうか。

それでいいのかな。流行って、そうやって独断で決まっていくものなのかな。

素人にはよくわからないけど、「プラダを・・・」のほうが楽しめました、私個人的には。

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おまえ うまそうだな

2010年10月24日 14時39分31秒 | 日記
もう・・・ダメです、何度も目頭が熱く、いえ、泣いてしまいました。

お話があったかくて、愛情にあふれていて、指導者は賢くて・・・確かに、理想に過ぎるとは思います。
現実的にはそれほどきれいなことばかり言っては生きてゆけません。

でもでも、やっぱり美しい物語は心を打つものです。

絵もとってもかわいい。なんでこんなにかわいいのかと思っていたら、「CGや3Dアニメ映画が主流のいま、手作りの素朴で温かい絵で・・・」とあります。

CGと手書きの差なんて、見てわかるものなのかな、最近の技術はすごいのに・・・と、「手書き」を売りにする広告を見るたび、正直疑っていました。今の技術を持ってすれば、手書き風になんか簡単に仕上げれるんじゃないかと。

でも、この映画の「絵」は本当にかわいらしかったです。なんて愛らしい、そしてなんていじらしい。

草食恐竜のおかあさん、川を流れてきた卵を放っておけずに拾って育てます。
でもそれは肉食恐竜の子、捨ててくるか、仲間をはずれるかを選択しなければなりません。
しかしいくら肉食恐竜の子でも、小さくてお母さんを頼りにするその姿を見ては、どうすることもできません。
お母さんは子供たちと一緒に群れからはずれて暮らし始めます。

しかし、その子、ハートが肉食恐竜であることにめざめるのは時間の問題。そこからお話はどんどん広がってゆきます。

小さなウマソウにお父さんに間違われたり、火山が噴火したり。

でも、肉食恐竜の賢明なリーダー、愛情深いお母さん、最後まで兄弟であることを忘れなかったハートの兄さん(草食恐竜)、知恵深い老ベコンなどの活躍により、みんなが幸せになってゆくのです。

本当にあたたかくて感動できるお話でした。

私も膝の上に小さな息子を乗せて鑑賞していたのですが、思わず何度も抱きしめてしまいました(肝心の息子は終わりごろには眠ってましたが・・・笑)。

大人の人だけでも、是非どうぞ。
コメント (20)
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映画に関係ないことを・・・

2010年10月22日 09時06分44秒 | 日記
映画が大好きなことに変わりはないのですが、映画ネタのみで構成すると、見た日だけの記事になっちゃって物足りないので、少し自分のことなど書いてみます。

これって、ほかに書くべき欄があるのかな?自己プロフィールとか。
ま、わかんないからいいや。

普段はフルタイムで働いている二人の子持ち母です。しかも、下の子は小さい!なので、時々子供向きのアニメなど、見ます。

でも、これが案外おもしろかったりするので満足しています。

あと、都会でしか上映されないインディペンデント系の映画は、すっぱり諦めるか、平日に有休を取って見るかです。有休といっても、そうそう取れないのはどこも一緒だと思いますが。
都会へ出るには交通費もバカにならないので、一度出ると2本・3本と見てしまいます。

そのスケジュールをうまく組むのも大変です。時間のロスと移動を最小限に抑えて、見たい映画をピックアップです。なかなかうまくいかずに諦めることもしばしばですが。

最近は仕方がないことを諦めるのが早くなってきました(笑)。人生、いくつもの成果を手にすることはできないのですから(ん?そんなことない??)。

近々「おまえうまそうだな」を見るかもしれません。そのときはまたアップします。
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ナイト&デイ

2010年10月17日 18時07分59秒 | 日記
ネタバレあり




冒頭、タイトルが出てきたときに「knight&day」になってて、「あれ?kがついてる」って気がつきました。今まで原題も確認せずに当然「night&day」だと思い込んでいたからです。

後半、その意味が明らかになります。トムの本名が「Mr.Knight」だったんですねぇ。出来すぎですねぇ・・・(笑)。

お話はおもしろかったですよ、天才青年を演じていたのがポール・ダノだったのもうれしかったですし。しかしまぁ、はっきり言ってラブコメを演じるには主演の二人はちょっと年長すぎるでしょうね。もちろん、トムはベテランって設定なんでしょうけれど、なんか全体的に映画がゆるかったように思います。

トムもアクション、がんばってるんだけど・・・。話自体がもうどこかで聞いたような感じで新鮮味がないし、悪役にもキレがないし。

まぁトム・クルーズとキャメロンですから、見ている方は安心して見れるわけですが。

でも、キャメロンはいつまでもきれいですね。顔もよくアップになってたけど、肌もきれいだったし、相変わらずスタイルも抜群。だからわざわざビキニになってファンサービスするわけですね。

ともかく、な~んにも考えずに楽しむなら、こんな美男美女映画もいいと思います。
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エクスペンタブルズ

2010年10月17日 17時52分37秒 | 日記
さすがに往年のアクションスターたち、見せ場に次ぐ見せ場、もう満腹です。

スタローンを筆頭に、みんな体は引き締まってるし、多くを語らずとも物事や人(仲間)の心は理解してるし、これぞ「男」なんていう理想でしょうね。

私も、実生活でパートナーにはなれないだろうけれど(笑)、映画として見るにはしびれるかぎりの男たちです。

しかし、見どころはそれだけ(スタローンファンのひと、ごめんなさい)。
ストーリーはあってないようなものだし、人はガンガン死ぬし(しかし、あんなに殺してもいいのか?!)。

銃を撃ちまくる、爆発しまくる、城は破壊する、ヘリコプターも破壊する、もうこれほど中身のない映画も珍しいと思うほど。

しかし、この映画はそれでいいのです。強くて大きな男たちが(ジェット・リーは小さいが)、寡黙に自分の信条に従って戦う。それで充分。カッコいいですね~~。

アジア人としてひとつ難を言うと、ジェット・リーが弱すぎる。彼はアジアの至宝、彼のカンフーは芸術です。それが充分に出てないのは、やはりアメリカの映画だからか。
あと、これは続編で明らかになるのかもしれないけれど、どういう理由があるのか、ジェット・リーが二言目には「お金がいるんだ」と言っていたこと。
これは彼らしくないですねぇ・・・。まぁ、彼なりのまっとうな理由があるんだとは思いますが。

ともかく、あまり頭を使いたくないとき、渋い男たちを見たい時に見るにはいい映画だと思います。
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