田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

トータル・リコール(total recall)

2012年08月29日 22時54分45秒 | 日記

 

 なりたい自分になれる”記憶” あなたは買いますか?

 

 ずっと昔にシュワちゃん版も見たはずなのですが、ほとんど覚えてないのです。おばちゃんの顔がぐ~んと開いてシュワちゃんになったこととか、妻だと思っていた女性の方が、本当の妻より美人だったとか、つまらないことしか覚えてなくて、肝心のメインテーマがなんだったのか、結局何を言いたかった作品だったのか、ぜ~んぜん覚えてないのです。アホだ・・・。

ともかく、そんなこともあって、おさらいのつもりで鑑賞しました。予告もよくできてましたし、期待してました。

でも結論から言うと、退屈でした。なんでなのか、自分でもわかりません。
役者たちはみな、とてもがんばってましたし上手でした。映像も素晴らしかったし、女性たちも強かった!(この作品、個人的な話で恐縮なんですが「アベンジャーズ」と続けて見たので、強すぎる女性たちにほんのちょっとsickになりました。でも、ちょっとだけです。)

それなのに、なぜ退屈だったのか・・・。わかりません。

お話も大体わかりました。要するに、富裕層と貧民層に完全に分かれている社会に、疑問を投げかけた人たちがいた。彼らは反体制派として地下に潜りつつ、過激な活動もしていた。そのなかでも目立つリーダーだったコリン・ファレルは、捕らえられ記憶を上書きされていたのだった・・・。

とまぁ、こんな筋ですね。間違っていたらごめんなさい。

アイデアもおもしろい。自分だったら、どんな記憶を買うかな・・・などと考えてしまったり。

ともかく、おもしろいはずです。私もそのつもりでした。
自分が疲れてたのかな。いやいや、「アベンジャーズ」を楽しんで、気分は高揚していたはず。わからないなぁ~~。

でも、お話を理解できたことや、女優陣が本当にがんばっていたことなど、見ておいてよかったことも。

それにしても、こんな世界イヤですね。「TIME」のような。自分はきっと貧民層なんだろうなぁ・・・と思うとぞっとします。

監督レン・ワイズマン。

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アベンジャーズ(marvel's the avengers)

2012年08月26日 17時20分33秒 | 日記
 
 
 地球侵略へのカウントダウンが開始された時、人類の未来は<最強>の力を持つ7人のヒーローに託された。そのメンバーは、戦う実業家「アイアンマン」、神失格の男「ソー」、超人ソルジャー「キャプテン・アメリカ」、魔性のスパイ「ブラック・ウィドウ」、苦悩の科学者「ハルク」、地上最強の射手「ホークアイ」、そして孤高の司令官「ニック・フューリー」。まさに究極とも言えるこの最強チームは「アべンジャーズ」と名付けられた。(映画チラシより)



 見て来ましたよ~~、IMAXで。しかし、このIMAXの技術って、すごいんだろうけど、最初(「トロン」)で思いっきり感動したのちは、慣れちゃうんでしょうかね、感動薄いんです。同じ作品を見比べないからわからないのかもしれないけれど、ともかく今回も「ふぅ~~ん」って思いました。



この映画の話を聞いた時、「これだけのヒーローを集めるんだから、悪役はいったいどんなキャラクターなんだろう。想像できないな」などと、かなり期待していました。

なので、それがソーの弟ロキだとわかった時は、ちょっと落胆しました。「それじゃ、”ソー”と同じじゃないの。兄弟で争えば済む話じゃないの」ってね。

実際の映画では、他の生き物(宇宙人?神の一種?)も一緒に登場させて、かなりの威厳を持たせてましたけど、やっぱりこれだけのヒーローの相手としては役不足だったような気がします。

しかし、これだけのヒーローが並ぶと、やはり壮観でした。

私、「ハルク」はエリック・バナ版もエドワード・ノートン版も見たのですが、これらは本当に甲乙つけがたく、秀作でした。ただ、エリック・バナ版のほうが先に見たので、こちらの方が印象に残ってます。相手役もジェニファー・コネリーでしたし、ニック・ノルティが父親役で深い印象を残してました。

なので、この役のみ役者が変わっていたのが残念でした。エドワードの方は、ハリウッド大作を拒否した旨、伝わってますが、エリックもそうだったのでしょうか。単に忙しかったのでしょうか。

もちろん、マーク・ラファロもいい役者ですし、大好きです。特に最近は「ザ・いい人」が板について、優しげでおとなな雰囲気ですしね。

あと、ホークアイ、彼の映画もコミックも知りませんでした。このキャラは今回の映画で知りました。それを言うと、ブラック・ウィドウも「アイアンマン」で見かけただけで、彼女単独のお話は何も知りませんでした。

この二人が仲良しなのが良かったですね。いつもは強いブラック・ウィドウが、彼の前でだけほんのり”女性”になるのが、とってもかわいかった。こんないかついお話に、こういう暖かい感情があるとホッとします。

つぶやきにも少し書いたのですが、ホークアイのぶっとい腕に萌えました。私自身も弓引きなのですが、こ~んな腕の人見たことないし(笑)、いちいち強くてカッコよかった。ブラック・ウィドウの気持ちがわかるわ~。


さて、最初にロキがみんなに捕えられて搬送されているとき、えらい雷が鳴って、お兄ちゃんがやって来ましたよね。そのときその雷にビビっているロキが妙にかわいかった。やっぱりお兄ちゃんが怖いんだなぁ~って感じ。それでも悪役か!(笑)

それにしても、ソーのでかいこと!神様なんだから当然かもしれないけれど、やっぱりでっかい。私なんか、腰くらいまでしかないだろうなぁ。ちょっと憧れ(笑)。そのくせ、眼が小さいからかな、顔が優しいんですよね。
今回は、このでっかいソーの、お兄ちゃんらしさにも萌えました。

で、今回のアイアンマンの、秘書とのイチャつきはなんですか(笑)。毒舌は相変わらずだけれど、妙に普通の男になり下がってますやん。秘書がエージェントを「フィル」と呼ぶたびに妬いたりして。ま、でも化学や物理の知識はさすが。彼がいないとやっぱり力半減だったでしょうね。

キャプテン・アメリカ。彼は睡眠時間が足りてるからか、お肌つるつる、色白美顔。さすがにヒーロー、70年間眠っていて起床しても、一気に歳を取ることもありません。彼の映画も見たのに、ラストどんなだったか忘れてました。この映画で思い出すことに。それにしても美顔だったなぁ・・・。

学者であるステランも再登場。続編ではナタリーも出るかしら。

なにげに目立っていたニック・フューリーの部下、コビー・スマルダーズ共々、続編も期待大です。

おまけのシーンは笑えましたね。みんなごついんだから、せめてテーブルをふたつ使え、とかって思いました。

それはそうと、スパイダーマンもマーベルじゃなかったですか?そんなこと言ってたら、他にもいろいろヒーローがいるのかもしれませんが、なんで彼が入ってないのかな。まだ高校生だからかな。

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マダガスカル3「madagascar3:europe's most wanted)

2012年08月23日 23時41分24秒 | 日記
 
 
 ニューヨークの動物園から抜け出して、マダガスカル島とアフリカの大自然の中でイヤというほど野生の厳しさを味わったアレックスと3頭の仲間たち。今すぐ、住みなれたニューヨークに帰りたいけど、頼みの綱のペンギンズは行方不明に。
ペンギンズを追ってモンテカルロのカジノに潜入するが、デュボア警部に見つかって指名手配されてしまう。アレックスたちが逃げ込んだのはおんぼろサーカス。新しい仲間たちとサーカスを立て直し、ニューヨーク公演にたどりつけるのか!?(映画チラシより)


 久しぶりに3Dで見ました。なんだか新鮮でした。
お話もますます荒唐無稽になって、「なんでやねん」と落ちそうになること多数。そこがいいんでしょうけれど。

この映画の字幕版の予告編を見たんだけれど、たいがいはイメージが違うのに、しまうまのマーティだけが字幕版も柳沢氏かと思うほど声も似ていて、イメージもピッタリ。すごいなぁ、と思いました。

サーカスの汽車に便乗させてもらうために「僕たちもサーカス」と嘘をついた時の、「うんうん、サーカス。父ちゃんもサーカス、母ちゃんもサーカス」と言った柳沢氏のセリフが脳裏に焼き付いています(笑)。

でも、やっぱり動物がそのまま出歩いちゃうと、警察に追われるんですね。これが凄腕警部だから大変。私は、彼女と彼女の部下たちのバイクの乗り方にウケました。カーブを曲がる時の車体の倒し方がプロ並み。すごすぎる。

今回はまさにヨーロッパ縦断。ペンギンズもますますパワーアップして、すごすぎる活躍です。こんな万能なグループがあれば、私も入りたい。皿洗いでいいから。

そして、なんとかこぎつけた(こぎつけたのか?)ニューヨーク公演。彼らは人生の大きな選択を迫られることになります。がんばれ、アレックスたち!


今回の映画、3Dでも見どころ満載ですが、別に2Dでもよかったかも。一緒に行った下の子(4歳)が、途中でメガネをはずしちゃってました。しばらくして気がついて「え?メガネは?」って聞くと「もういい」・・・明るくなってから探すのが大変でした(笑)。ちなみに子供用メガネです。

個人的には、ジェシカ・チャスティンとフランシス・マクドーマンドの声なら、聞きたかったかも。また続編、あるかなぁ・・・。
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ダークナイト・ライジング(the dark knight rises)

2012年08月19日 16時28分44秒 | 日記
 
 
 伝説が、壮絶に、終わる


 やっと見れました。ところでこの映画はIMAXカメラで撮影はしてあるものの、一般公開は2Dなんですね。IMAXと言えば必ず3Dだと、この作品が来るまでそう思ってました。勉強不足・・・。

 さて、3部作の最終回。みんなが「感想の述べようもない。まず見てください」と言うわけがわかりました。本当に、鑑賞してこそわかるこの重厚さ。ラスト近くには涙が出ました。

思えば初めて見たのがマイケル・キートンのバットマン。彼の作品を2作、その後のヴァル・キルマーのバットマンを1作、ジョージ・クルーニーのを1作(これは駄作だったなぁ)。ハル・ベリーの「キャット・ウーマン」を経て、クリスチャン・ベールのバットマン・シリーズへ。

最初の作品でバットマンの世界に引き込まれた私は、「バットマン」の名のつくものであればなんでも鑑賞したものでした。「バット」というタバコも一時宣伝していましたね。買いそうになってました(笑)。

ともかく、あこがれの存在。そこへ向けて大好きなクリスチャン・ベールが主演となれば、もう夢中。彼がブルース・ウェインを演じ始めたころ、次々とヒーローを演じていて(「ターミネーター」とか他にもあったと思う)、「混乱するなぁ。なんで同じような役をオファーするのかな」と思ったりしてました。でも、彼なら許す。そう思ってました。

それにしても、クリスチャン・ベールは一作目から歳を取らないですね。実に若々しいです。


すみません、脱線しました。

こんなに好きでありながら、前2作を復讐する間もなく鑑賞してしまい、記憶が飛んでることを実感しました。やっぱり直前に見ておくんだった。残念です。



「バットマンビギンズ」では、少年時代に両親を殺された怒りを抱えたウェインが、世界中を放浪した過去が明かされる。探し求めた正義の答えが、バットマンなのだ。「ダークナイト」では、バットマンの前に映画史上最凶の敵が現れる。理由も目的もなくただ犯罪で遊び、破滅を楽しむ男、ジョーカーだ。全世界を唸らせた、死のゲームを仕掛けるジョーカーとバットマンの世紀の対決は、「ダークナイト」伝説のとどめとなるはずだった。

ところが・・・最新作ではバットマンの力をはるかに凌駕する敵ベインが現れ、ゴッサムシティを破壊と混乱に陥れる。「嵐が来るわ」と囁く女、一瞬で崩壊するスタジアムに巨大ブリッジ、街に放たれる凶悪犯の群れ、ベインが投げ捨てるのはバットマンのマスクなのか?果たして、「ダークナイト」さえも越える最後の戦いとは・・・。(映画のチラシより)


私は原作コミックを読んだことがないので、本当のところの結末って知らないのですが、こういう終わり方もあるのね。

そうは言っても、微妙な終わり方でしたね。もちろん、バットマンが出てくるかどうかはわからないにしても、うまくつなげようと思えばつなげられるような終わり方だったと思います。はたして、どうなるんでしょうか。

個人的には、主にキャットウーマンが乗っていた、ぶっといタイヤのバイク、あれに乗りたいです。二人乗りできるのかしら。多分足がつかないとは思うけど。

キャットウーマンが実はなにものなのか、そのへんも明らかにはなっていませんでしたね。「お母様!」とか言ってミシェル・ファイファーが出てきたりしたら大ウケでしょうけど(ありません手(パー))。

この3部作、DVDが出たら買おうかな。
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フードインク(food inc.)

2012年08月06日 22時35分09秒 | 日記

 

 アメリカの食品産業の裏側に隠された衝撃の実態を暴き出し、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた話題作。ひと握りの人々が莫大な利益を得る一方で下請けにあえぐ一般農家、さらに日本でも未だに表示義務のない遺伝子組換食品の問題など、農業や畜産業の巨大工業化が生み出した数々の弊害をあぶり出していく。「ファーストフード・ネイション」の原作者として知られるエリック・シュローサーが製作に参加。(映画.comより)


 安価に生産される「食」が、いかに危険かを描いた作品。

日光も射さない養鶏舎で、身動きできないほどいっぱいいっぱいに飼育される鶏。彼らは従来の1/2の期間で2倍のサイズに成長するんだそうです。結果、体を支え切れず数歩も歩けなかったり、病気をしないために抗生物質を大量投与されていたり。

また、牧草よりお安いコーンの粉末をえさとして与えられた牛たちは、元来食べるものではないもののため、うまく消化できずO-157に感染してしまいます。

現在、アメリカの農地の30%はコーン畑。コーンはありとあらゆるものの原料となります。そしてそのコーンですら、大企業が遺伝子組み換えコーンの種子を独占販売し、契約していなかった農家の畑に種子が飛ぼうものなら、すぐさま訴訟です。恐ろしいですねぇ~~。

しかし、このような「食」に関する警鐘は、過去にいくつもなかったでしょうか。

ちょっと思いつくだけでも「いのちの食べ方」「キング・コーン」「ありあまるごちそう」、ちょっと違うかもしれないけど「スーパーサイズ・ミー」、邦画だけど「イートリップ」などなど。

これだけの人が警鐘を鳴らしても、やっぱり世界って変わってないのね。

しかし、歩けないほどのスピードで鶏を太らすって・・・儲けのためには、人ってここまでいやらしくなれるんですね。なんだか悲しい。

私は多分、今さら食生活は変わらないけど、ここまでしなくてはいけないんだったら、別にお肉は今ほど食べれなくても平気かな、って思う。思うのと実際は違うかもしれないけれど。

ともかく、人は傲慢になりすぎたかも。

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