田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ガーンジー島の読書会の秘密(The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society)

2019年11月12日 08時05分58秒 | 日記

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 第2次世界大戦直後のイギリスの島を舞台に、ある作家が魅了された読書会をめぐるミステリー。第2次世界大戦中、イギリスで唯一ナチスドイツに占領されたチャンネル諸島の1つであるガーンジー島。そこに暮らす人々の支えとなっていたのが、島での読書会とその創設者であるエリザベスという女性の存在だった。人と人の心を本がつないだ事実に強く興味を抱いた作家のジュリエットは、読書会に関する記事を書こうと島を訪ねるが、島にはエリザベスの姿はなかった。読書会のメンバーと交流をしていく中で、ジュリエットは彼らが重大な秘密を隠していることに気づいてしまう。ジュリエット役を「シンデレラ」のリリー・ジェームズが演じるほか、ミキール・ハースマン、トム・コートネイらが顔をそろえる。監督は「フォー・ウェディング」「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のマイク・ニューウェル。(映画.comより)

 

 

 

 リリー・ジェームズ、出ずっぱりですねぇ。つい最近も「yesterday」で見ましたし。美人ですものね、本国でも人気者なのでしょうね。

 舞台は1940年のイギリス。ガーンジー島というインド人みたいな名前の島は、実在するようで「自主政府があり高度な自治権を有しイギリス連合王国には含まれないが、主権国家ではない」という理解が難しい島みたいです。イギリスの法律や税制、欧州連合の共通政策は適用されないのに主権国家ではない、なんて私には理解できません。アホですみません。ここは地理的にもフランスに近いし、パリがナチスドイツに占領された後まもなく占領されたんでしょうね。主なものはみな召し上げられ、芋でパイを作るくらいしか食べるものもなかったであろう厳しい時代に、生き延びるために作られた読書会。戦後まもなくの時代、作家として成功している若い女性がかつて手放した本に導かれて、読書会の人々と出会い、人生を見つめ直してゆくお話です。

 お話自体はわかりやすく、話の展開も王道です。ナチスの悲惨な時代が背景になっているとはいえ、凄惨な描写はなく、「戦場のピアニスト」ばりにドイツ将校にもいい人がいたことも描かれるし、リリー・ジェームズの恋愛が主軸になっていることもあって、女性にも見やすい映画になってると思います。また、風景の美しいこと!さすがイギリスの離島!!癒されます。行ってみたいという思いに駆られます(笑)。

 辛い時代を生きながらも、心の拠り所を見つけることによって強く生き抜いてきた人々。リリーが憧れを抱き、現在のハイソな生活から抜け出し実直に生きたいと思った気持ちがよくわかります。日本ではあんまり”読書会”という風習はないと思うのですが、近くであれば行ってみたいなぁ、と思いました。最近いつも書いているような気がするのですが、こんな恋愛、もう一度してみたいですね(笑)。「ベタな展開でもいいから安心して見ていたい」という人にお勧めです。

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建築学概論(건축학개론)

2019年11月05日 15時23分23秒 | 日記

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 韓国で410万人を動員し、「私の頭の中の消しゴム」(256万人)、「私たちの幸せな時間」(313万人)を超えるヒット作となった恋愛映画。建築家スンミンの前に、大学の初恋の相手だった女性ソヨンが15年ぶりに現れ、家を建ててほしいと頼んだことから始まり、過去と現在を行き来しながら、現在の家を建てる過程と初恋の思い出を回想する構成で描かれる。人気K-POPグループ「Miss A」のスジが、大学時代のソヨンに扮する。(映画.comより)

<2017年7月6日 netflix鑑賞>

 

 

 久々に韓国映画。本国ではスマッシュヒットだったみたいだけど、なんとなくわかる気がします。ごくごく普通~~の恋愛映画なんです、若い頃を回帰するね。誰もが通ったであろう青春の1ページと、今現在とを上手にリンクさせ、理想ではなく現実を生きることに微妙な違和感を覚えながらも、みんなそうとしか生きられないことを描いて、もっと言えば「みんな初恋の人とは結婚していない」からこそ描けた理想のお話。でももし、今は「理想」かなと思っている世界も、きっとそちらを選択していればたちまち「現実」となり、色あせてしまうだろうこともみんなわかっている。そんな複雑な”大人の世界”を描いたからこそ、スマッシュヒットしたのでは。

 奇をてらわない作りもヒットの要因かも。突拍子もないことなんて、現実には起きないですから。予想できるようなお話、落ち着くところに落ち着く話でいいんです。何が、ってよくわからないけれど、こころのどこかがホッとするような、どこか懐かしいような、そんな映画です。主演俳優たちのたたずまいもよかったですね。派手ではなく、でも女優さんはやっぱりきれいで。

 若いころ、確かに恋していたのに、行き違いと誤解の連続だった二人。不思議ですよね、若い頃って本当に行き違いますよね。で、一度行き違うとどんどん悪化して。誰しも多少経験があるのではないでしょうか。そして、今、再会しても、もうみんな大人なんです。口実だった”家を建てる”ことが終わってしまうと、口実はなくなります。思い出は思い出として、心にしまう。これからどうするかは、大人の判断で。

 でも、こんなに美しい思い出がある人は幸せですね。それだけで生きてゆけると思います、個人的には。

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ロケットマン(Rocketman)

2019年10月31日 15時37分01秒 | 日記

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 グラミー賞を5度受賞したイギリス出身の世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。並外れた音楽の才能でまたたく間にスターへの階段を駆け上がっていった一方で、様々な困難や苦悩にも満ちたエルトン・ジョンの知られざる半生を、「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」や「ロケット・マン」など数々のヒット曲にのせたミュージカルシーンを交えて描いていく。イギリス郊外の町で両親の愛を得られずに育った少年レジナルド(レジー)・ドワイトは、唯一、音楽の才能には恵まれていた。やがてロックに傾倒し、ミュージシャンを目指すことを決意したレジーは、「エルトン・ジョン」という新たな名前で音楽活動を始める。そして、後に生涯の友となる作詞家バーニー・トーピンとの運命的な出会いをきっかけに、成功への道をひた走っていくが……。日本でも社会現象となった大ヒット作「ボヘミアン・ラプソディ」で、降板した監督に代わり映画を完成させたデクスター・フレッチャーがメガホンをとり、「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンが製作を担当。同じく「キングスマン」シリーズでブレイクしたタロン・エガートンがエルトン役を務め、吹き替えなしで歌唱シーンもこなした。エルトン・ジョン本人も製作総指揮に名を連ねている。(映画.comより)

 

 

 

 

 タロンは芸達者ですねぇ。達者過ぎて俳優人生を見誤らないかと心配になるほど。器用すぎる人は器用すぎる俳優になっちゃうことがありますからね。もちろん、それはそれで成功なんでしょうけれど。

 いつも奇抜な出で立ちと個性で人々を魅了してきたエルトン。遠く離れた日本にいても、ある程度の年代以上なら、彼を知らない人は少ないでしょうし、「ライオンキング」のテーマは名曲でした。これだけの才能がありながら両親の愛情に飢えて育った少年。でもね、おばあちゃんは彼の才能に気づいて音楽の道を開いてくれたのです。両親は冷たくても、おばあちゃんが一緒だっただけでも幸運だったのではないでしょうか。もちろん、彼を抱きしめたことがなかった(触れることすらしなかったかも)父親が、再婚してできた子供は普通~に抱き上げたシーンはタロン君と一緒に涙をこぼしましたけどね、でももっとすさまじい親だっているのかも、とも思うわけです。だから感謝しろってもんでもないでしょうけれど。

 これだけの内容を扱っていながら、イマイチ内面に踏み込めてないのが不満です。ただ事実の上っ面をなぜるようにして描いただけで、母親も父親も、本人も、実際のところどう感じていたのか、深いところの真実が描かれないので、心に響いてこなかったです。もちろん、私の感受性が鈍いだけなのかもしれません。でも、エルトンが結構好きだっただけに、もう少し感動したかったかな、と思います。まぁあんまりさらけ出したくもなかったのかもしれませんが。ジェイミー・ベルもいい味出してましたね。バレエ少年が大人になって!(笑)

 音楽は当たり前ですが、素晴らしい。派手なパフォーマンスもエルトンだからこそ似合う。素敵です。また「キングスマン」を見たくなりました。

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ラングーン(Rangoon)

2019年10月27日 17時07分37秒 | 日記

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 第二次世界大戦中のビルマ国境。慰問で戦地を訪れた人気女優。彼女を愛する妻子ある映画製作者。護衛を任された兵士。戦場を舞台に3人の運命が複雑に絡み合う。(netflixウェブサイトより)

<2017年7月5日netflix鑑賞>

 

 

 

 珍しい映画を見ました。日本では公開されていないはずです。こんな映画もあるのですね!というのが正直なところです。

 舞台設定は1930~1940年代。こんな時代にこれだけのアクション女優がいたのですね!実際にいた女優さんがモデルのようなのですが、彼女はサーカスにもいたらしくて、本当に見事な空中わざやアクションを見せていました。で、例に漏れず、人気があると言っても若い女性(しかも出自が下層階級)は自己プロデュースすることができないので、映画プロデューサーと男女の関係であるわけです。彼には家庭があるのですが、お金持ちだからか、当時一夫多妻が認められていたのか、ともかく隠さない関係なのです。戦士たちの慰問を請け負った彼は、彼女と遠征に。旅行気分で喜んでいた彼女はしかし、彼の父親が倒れたことで一緒に行けなくなり、護衛を付けられて一人で行くことに。この護衛がシャーヒド・カプール。クリスチャン・ベイル似のこの精悍な青年と、旅の途中で空爆を受けて逃げ惑うことになった彼女とが、恋に落ちるのに時間はかかりませんでした。というお話です。これだけなら歌って踊って楽しめるのでしょうが、ここに国民軍対政府軍みたいなお話が加わるからややこしいのです。1943年ごろは、ちょうど第二次大戦のさなか。イギリスに召集されたインド人兵士も結構いたようで、日本をバックグラウンドに付けた国民軍は、イギリスにために戦うということに反発していたところもあるようです。ともかく、大物プロデューサーの愛人を寝取ってしまった護衛は、ひそかに活動する国民軍兵士だったわけで、ありとあらゆる戦況に巻き込まれてしまうわけです、彼女は。そこに当たり前ですがプロデューサーの嫉妬も加わって、慰問は修羅場さながらに。怖いですねぇ。

 でも、話はこれでもかと進み、最後は確か吊り橋を舞台に、命を懸けた逃避行にまで発展した記憶です。まぁインド映画は長いですからね、いろんなことが盛り込めるわけです。女優とシャーヒドが空爆を受けて二人で逃げる羽目になったときに日本人兵士が一緒だったり、プロデューサーと合流してからも、緊迫した戦時下なのによくいちゃついていたりと、見所(?)はたくさんあるのですが、本国での興行成績はよくなかったらしいです。話がややこしかったのかもしれませんね。

 ま、あんまりおススメしません(インド映画ファンの方、すみません)。こういう映画もあるんだなぁってくらいで。

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SHADOW 影武者(影 Shadow)

2019年10月25日 16時08分02秒 | 日記

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 中国を代表する巨匠チャン・イーモウ監督が「HERO」「LOVERS」の主要スタッフと再び組み、「三国志」のエピソード「荊州争奪戦」を大胆にアレンジして描いた武侠アクション。戦国時代、沛(ペイ)国が敵の炎国に領土を奪われて20年の時が流れた。炎国との休戦同盟により平和な時間が続いていたが、若くしてトップの座を継いだ沛国の王は屈辱的な日々に甘んじていた。領土奪還を願う男たちを束ねる同国の重臣・都督は、敵の将軍で最強の戦士としても知られる楊蒼に、手合わせを申し込む。王は都督の勝手な行動に怒りをあらわにするが、王の前にいる都督は影武者だった。本物の都督は、影武者に対して自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていたが……。「戦場のレクイエム」「人魚姫」のダン・チャオが都督と影武者の2役を演じるほか、都督の妻役を私生活でも夫婦であるスン・リーが演じる。(映画.comより)

 

 

 

 チャン・イーモウ監督の作品は久しぶりな気がします。一昔前はコン・リーやチャン・ツィイーなどの主演女優をよく見せてなんぼ、みたいなところがあったのに、いつからか凝った映像美を披露するようになりましたね。もちろん、主演女優を撮りながらも風景や時代考証など、映像は美しかったですけどね。

 で、今回は「HERO」「LOVERS」に続く”魅せる”世界です。それはそれは美しい、すべてが。主演俳優や女優も当然ながら、雨が降りそぼる水墨画のような景色、魂を揺さぶる琴の饗宴。どこをとっても”これでもか”というほど美しい。話の筋ももちろんあるのですが、それよりビジュアル優先って感じです。これはこれで「the 映画」ですね、見ごたえ充分です。

 一応「魏・呉・蜀の荊州争奪戦」をアレンジしたものらしいのですが、要するにどこの国を征服するとか、支配するとか、取り戻すとか、政略結婚するとか、かつての戦いで手負いとなった戦士の影武者が活躍するとか、愚鈍に見える若王とか、けっこうありがちな話なので、別に歴史を知らなくても楽しめるかと思います。ほのかに男女の愛憎も散りばめて、さすがは名匠。とにかく、これは”目で見て楽しむ”映画なので、目と心に保養が必要なときには、是非。

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