DCコミックス原作のヒーローで、「ジャスティス・リーグ」にも参戦したアクアマンを主役に描くアクション大作。海底に広がる巨大な帝国アトランティスを築いた海底人たちの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンは、アーサー・カリーという名の人間として地上で育てられた。やがて、アトランティスが人類を征服しようと地上に攻め入り、アクアマンは、アトランティスとの戦いに身を投じていく。人気テレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られるハワイ出身の俳優ジェイソン・モモアがタイトルロールのアクアマンを演じ、世界的大ヒットを記録した「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン監督がメガホンをとった。共演にアンバー・ハード、ウィレム・デフォー、ニコール・キッドマンほか。(映画.comより)
元々アメコミが好きです。私のアメコミ好きの原点は「バットマン」です(映画に限る。テレビドラマは未鑑賞)。若いころ、マイケル・キートンのバットマンと渋~いアルフレッド(マイケル・ガフだったはず)に魅了され、それ以来ずっと見てきました。キートン2作、ヴァル・キルマー1作、ジョージ・クルーニー1作、クリスチャン・ベイル3作、そしてベン・アフレックが2作(今のところ)。そのベンアフ版の映画に”アクアマン”として出ていたのが、このジェイソン・モモア。第二のシュワちゃんとして華々しくデビューしたのに、その後は、なぜかチビのスタローンに負けてしまった「バレット」くらいで、ほとんど映画が来なかったモモア。主にドラマで活躍していたみたいですね、私がドラマを見ないから知らないだけで。そんなモモアが当たり役を得たのがこの「アクアマン」。ハマってますね~。母親がニコール・キッドマンだというのが驚きですが、粗野だけど優しく力持ち、誠実でかつ高貴な血を引くヒーローがうまくハマりましたね。相手役のアンバー・ハードも美貌に甘んじることなく、果敢なアクションを披露し好感が持てます(上から目線、ごめんなさい)。
お話は、相入れない兄弟がいたり、「スラムのガキ」から成りあがったのかと思うような展開が待ち受けていたり(そういえば「アーサー」という名だった)、今までどこかで聞いたような話の連続ですが、まぁアメコミの収束するところは同じようなものなのでしょうね。
アンバー・ハードがなんの障害物もないところを走って逃げているのに、弾が全然当たらなかったりとか「まぁ今どき」と驚くことも多かった作品ですが、目には楽しい映画でした。モモアも”いい人感”にじみ出てるし、アンバーも美しい。この大男の母親役を引き受けたニコール・キッドマンの潔さもカッコいいし、娯楽としては上出来だと思います。あと、怪優ウィレム・デフォーが大真面目な役柄で出ています。これがまたカッコいい。なんでもハマりますね~、さすがですねぇ~。続編もあるのかな。
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