2024年6月24日 ＜Netflix鑑賞＞
アクシャイ・クマールとタイガー・シュロフ主演の2024年のインド映画。Netflix公開なのですが、邦題なし、日本語字幕なし。英語字幕のみ。miyanは男性に付ける尊称らしくて、この題を無理に訳すと「大きな旦那、小さな旦那」くらい？みたいです。要するに、年輩のアクシャイ・クマールと若いタイガー・シュロフを指し、優れた軍人二人のバディムービーなわけです。
冒頭は、何かを運ぶインド軍の隊列が襲われ、大事なものが横領される場面。悪人たちの素顔はわかりません。しかし、これは国家の一大事、この捜索は誰か失敗を犯さない確かな奴らに頼むしかない・・・ということで、わけあって除隊となっていた二人が呼び戻されるのです。最初こそ「年寄り」「経験不足の若者」などと口撃（？）しあうも、そこはプロ。色々なプロに助けられながらも少しづつ解決してゆきます。
＜ここからネタバレ＞
プロット自体は、どこかで見たようなお話です。いざ悪のおおもとがわかったところで、「政府（国）に期待された優秀な研究者が、素晴らしい技術を発明したのに、思うように政府に採用されなかった。それゆえ恨みを募らせた」と、ありすぎるお話だったし、その技術にしても「強い兵士のクローンを作って命令通りに戦わせ、人的被害を最小にする」などと今更な話だし、まぁ「ふぅぅぅん」くらいの映画です。
＜ネタバレ終わり＞
それでも、アクシャイがこれだけのアクションができることに驚いたし、タイガー君の舞うような美しいアクションは健在だったし、回想とは言えアクシャイの結婚式のシーンって初めて見たような気がするし（おバカコメディは見てないから、詳しくは知らないのだけれど）、いろいろ見どころのある映画ではありました。爆発シーンはすっごいいっぱいあって飽きるほどだし（笑）。まぁ英語字幕だから、わからずにスルーしてしまってる内容もあるだろうけれど。案外そこがおもしろかったりして。そうだったらごめんなさい。まぁでも、インド映画ファン以外には、勧めないかな。
