田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ロケットマン(Rocketman)

2019年10月31日 15時37分01秒 | 日記

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 グラミー賞を5度受賞したイギリス出身の世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。並外れた音楽の才能でまたたく間にスターへの階段を駆け上がっていった一方で、様々な困難や苦悩にも満ちたエルトン・ジョンの知られざる半生を、「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」や「ロケット・マン」など数々のヒット曲にのせたミュージカルシーンを交えて描いていく。イギリス郊外の町で両親の愛を得られずに育った少年レジナルド(レジー)・ドワイトは、唯一、音楽の才能には恵まれていた。やがてロックに傾倒し、ミュージシャンを目指すことを決意したレジーは、「エルトン・ジョン」という新たな名前で音楽活動を始める。そして、後に生涯の友となる作詞家バーニー・トーピンとの運命的な出会いをきっかけに、成功への道をひた走っていくが……。日本でも社会現象となった大ヒット作「ボヘミアン・ラプソディ」で、降板した監督に代わり映画を完成させたデクスター・フレッチャーがメガホンをとり、「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンが製作を担当。同じく「キングスマン」シリーズでブレイクしたタロン・エガートンがエルトン役を務め、吹き替えなしで歌唱シーンもこなした。エルトン・ジョン本人も製作総指揮に名を連ねている。(映画.comより)

 

 

 

 

 タロンは芸達者ですねぇ。達者過ぎて俳優人生を見誤らないかと心配になるほど。器用すぎる人は器用すぎる俳優になっちゃうことがありますからね。もちろん、それはそれで成功なんでしょうけれど。

 いつも奇抜な出で立ちと個性で人々を魅了してきたエルトン。遠く離れた日本にいても、ある程度の年代以上なら、彼を知らない人は少ないでしょうし、「ライオンキング」のテーマは名曲でした。これだけの才能がありながら両親の愛情に飢えて育った少年。でもね、おばあちゃんは彼の才能に気づいて音楽の道を開いてくれたのです。両親は冷たくても、おばあちゃんが一緒だっただけでも幸運だったのではないでしょうか。もちろん、彼を抱きしめたことがなかった(触れることすらしなかったかも)父親が、再婚してできた子供は普通~に抱き上げたシーンはタロン君と一緒に涙をこぼしましたけどね、でももっとすさまじい親だっているのかも、とも思うわけです。だから感謝しろってもんでもないでしょうけれど。

 これだけの内容を扱っていながら、イマイチ内面に踏み込めてないのが不満です。ただ事実の上っ面をなぜるようにして描いただけで、母親も父親も、本人も、実際のところどう感じていたのか、深いところの真実が描かれないので、心に響いてこなかったです。もちろん、私の感受性が鈍いだけなのかもしれません。でも、エルトンが結構好きだっただけに、もう少し感動したかったかな、と思います。まぁあんまりさらけ出したくもなかったのかもしれませんが。ジェイミー・ベルもいい味出してましたね。バレエ少年が大人になって!(笑)

 音楽は当たり前ですが、素晴らしい。派手なパフォーマンスもエルトンだからこそ似合う。素敵です。また「キングスマン」を見たくなりました。

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ラングーン(Rangoon)

2019年10月27日 17時07分37秒 | 日記

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 第二次世界大戦中のビルマ国境。慰問で戦地を訪れた人気女優。彼女を愛する妻子ある映画製作者。護衛を任された兵士。戦場を舞台に3人の運命が複雑に絡み合う。(netflixウェブサイトより)

<2017年7月5日netflix鑑賞>

 

 

 

 珍しい映画を見ました。日本では公開されていないはずです。こんな映画もあるのですね!というのが正直なところです。

 舞台設定は1930~1940年代。こんな時代にこれだけのアクション女優がいたのですね!実際にいた女優さんがモデルのようなのですが、彼女はサーカスにもいたらしくて、本当に見事な空中わざやアクションを見せていました。で、例に漏れず、人気があると言っても若い女性(しかも出自が下層階級)は自己プロデュースすることができないので、映画プロデューサーと男女の関係であるわけです。彼には家庭があるのですが、お金持ちだからか、当時一夫多妻が認められていたのか、ともかく隠さない関係なのです。戦士たちの慰問を請け負った彼は、彼女と遠征に。旅行気分で喜んでいた彼女はしかし、彼の父親が倒れたことで一緒に行けなくなり、護衛を付けられて一人で行くことに。この護衛がシャーヒド・カプール。クリスチャン・ベイル似のこの精悍な青年と、旅の途中で空爆を受けて逃げ惑うことになった彼女とが、恋に落ちるのに時間はかかりませんでした。というお話です。これだけなら歌って踊って楽しめるのでしょうが、ここに国民軍対政府軍みたいなお話が加わるからややこしいのです。1943年ごろは、ちょうど第二次大戦のさなか。イギリスに召集されたインド人兵士も結構いたようで、日本をバックグラウンドに付けた国民軍は、イギリスにために戦うということに反発していたところもあるようです。ともかく、大物プロデューサーの愛人を寝取ってしまった護衛は、ひそかに活動する国民軍兵士だったわけで、ありとあらゆる戦況に巻き込まれてしまうわけです、彼女は。そこに当たり前ですがプロデューサーの嫉妬も加わって、慰問は修羅場さながらに。怖いですねぇ。

 でも、話はこれでもかと進み、最後は確か吊り橋を舞台に、命を懸けた逃避行にまで発展した記憶です。まぁインド映画は長いですからね、いろんなことが盛り込めるわけです。女優とシャーヒドが空爆を受けて二人で逃げる羽目になったときに日本人兵士が一緒だったり、プロデューサーと合流してからも、緊迫した戦時下なのによくいちゃついていたりと、見所(?)はたくさんあるのですが、本国での興行成績はよくなかったらしいです。話がややこしかったのかもしれませんね。

 ま、あんまりおススメしません(インド映画ファンの方、すみません)。こういう映画もあるんだなぁってくらいで。

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SHADOW 影武者(影 Shadow)

2019年10月25日 16時08分02秒 | 日記

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 中国を代表する巨匠チャン・イーモウ監督が「HERO」「LOVERS」の主要スタッフと再び組み、「三国志」のエピソード「荊州争奪戦」を大胆にアレンジして描いた武侠アクション。戦国時代、沛(ペイ)国が敵の炎国に領土を奪われて20年の時が流れた。炎国との休戦同盟により平和な時間が続いていたが、若くしてトップの座を継いだ沛国の王は屈辱的な日々に甘んじていた。領土奪還を願う男たちを束ねる同国の重臣・都督は、敵の将軍で最強の戦士としても知られる楊蒼に、手合わせを申し込む。王は都督の勝手な行動に怒りをあらわにするが、王の前にいる都督は影武者だった。本物の都督は、影武者に対して自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていたが……。「戦場のレクイエム」「人魚姫」のダン・チャオが都督と影武者の2役を演じるほか、都督の妻役を私生活でも夫婦であるスン・リーが演じる。(映画.comより)

 

 

 

 チャン・イーモウ監督の作品は久しぶりな気がします。一昔前はコン・リーやチャン・ツィイーなどの主演女優をよく見せてなんぼ、みたいなところがあったのに、いつからか凝った映像美を披露するようになりましたね。もちろん、主演女優を撮りながらも風景や時代考証など、映像は美しかったですけどね。

 で、今回は「HERO」「LOVERS」に続く”魅せる”世界です。それはそれは美しい、すべてが。主演俳優や女優も当然ながら、雨が降りそぼる水墨画のような景色、魂を揺さぶる琴の饗宴。どこをとっても”これでもか”というほど美しい。話の筋ももちろんあるのですが、それよりビジュアル優先って感じです。これはこれで「the 映画」ですね、見ごたえ充分です。

 一応「魏・呉・蜀の荊州争奪戦」をアレンジしたものらしいのですが、要するにどこの国を征服するとか、支配するとか、取り戻すとか、政略結婚するとか、かつての戦いで手負いとなった戦士の影武者が活躍するとか、愚鈍に見える若王とか、けっこうありがちな話なので、別に歴史を知らなくても楽しめるかと思います。ほのかに男女の愛憎も散りばめて、さすがは名匠。とにかく、これは”目で見て楽しむ”映画なので、目と心に保養が必要なときには、是非。

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泣く男(우는 남자)

2019年10月21日 16時40分48秒 | 日記

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 少女を守るために戦う孤独な男の姿を描いて話題となった「アジョシ」のイ・ジョンボム監督が、チャン・ドンゴンを主演に迎えたアクションドラマ。幼い頃に捨てられ、中国系組織に殺し屋として育てられたゴンは、ある時、アメリカでの任務中に誤って少女を巻き添えにしてしまう。やるせない思いにかられたゴンに、組織は少女の母親モギョンを葬れとの新たな命令を下す。これを最後の仕事と決めたゴンは、モギョンを追って祖国韓国に戻るが、娘を亡くして悲嘆に暮れるモギョンに対して引き金を引くことができず……。(映画.comより)

<2017年7月4日netflix鑑賞>

 

 

 

 「アジョシ」の監督なんですね。私は「アジョシ」も好きだったけれど、年代的にチャン・ドンゴンを見てきた世代なので、こちらで心惹かれて「いつかは」と思っていました。個人的にはチョン・ウソンと時々混同しました(笑)。いや、でも「友へチング」や「ブラザーフッド」なんかは明瞭に覚えていますけどね。

ということで、映画です。数字的にはヒットにならなかったんですってね。でも、私は好きでした。悲しくて悲しくて、本当に泣きました。みな、生きてゆくのに精いっぱいで、もう一杯いっぱいなのはわかるんだけど、かあさん、どうして・・・。

 優秀な殺し屋だったドンゴンはしかし、深夜の裏社会バーで、誤って少女を巻き添えにしてしまいます。こんな時間こんなところに、どうして幼い少女がいたのか。いたいけな少女と、そのダメ父親を知るにつけ、それが薄々わかっていながら少女を手放したキャリアウーマンの母親に、矛先が向かうようになります。そして下される母親の暗殺命令。そして話の展開と共に、ドンゴンのフラッシュバックで彼の幼い頃も描かれます。かあさんと二人っきりだった幼い頃。ドンゴン少年は、かあさんと一緒だったら他には何もいらなかった、貧乏だろうとなんだろうと、かあさんと一緒なら耐えられたのに。生活、いや人生の改善を夢見てボクと一緒にアメリカに渡ったかあさん。でも、上手くいくわけなんてない。あっという間に落ちて荒れきったかあさんは・・・。

 仕事での成功のために、娘を手放したキャリアウーマンの母親に、つい自分の境遇を重ねてしまい、許せなくなる殺し屋ドンゴン。その一方で、失意の母親に同情し、自分のやったことを深く悔いてもいるドンゴン。欲を言えば、この感情を前面に押し出すのなら、銃撃戦をもう少しタイトに絞ってもよかったかもです。すさまじい銃撃戦は、見ごたえのあるものではありましたけれど。

 ラスト、傷だらけのドンゴンは、アメリカに渡る前にかあさんと一緒に行った銭湯を回想します。背中を流してくれたかあさん、笑顔のかあさんを思い出しむせび泣く「泣く男」。大の男が泣く姿、涙なしでは見れませんでした。切なすぎます。この映画、女性は男の子がいるかどうかで、感想が違うかもしれません。個人的には、辛すぎるけれど好きな映画です。

 そうそう、キャリアウーマンの母親を演じているのがキム・ミニだったのですね!その時はまだ知らなくて、そののちホン・サンス監督のミューズだとかで「お嬢さん」とか「クレアのカメラ」を見たのでした。きれいな女性です。

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さらば愛しきアウトロー(The Old Man & the Gun)

2019年10月21日 16時13分00秒 | 日記

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 ハリウッド屈指の美男俳優として人気を集め、「明日に向って撃て!」や「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」など長年にわたり活躍してきた名優ロバート・レッドフォードが俳優引退作と公言している最後の主演作。1980年代初頭からアメリカ各地で銀行強盗を繰り広げ、それによる逮捕と脱獄を繰り返した実在の人物フォレスト・タッカーを描いた。強盗といいながらも、発砲もしなければ暴力も振るわないという紳士的で風変わりな犯行スタイルを貫いた主人公タッカーをレッドフォードが演じ、タッカーを追う刑事ジョン・ハント役を「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックが担当。そのほか、シシー・スペイセク、トム・ウェイツ、ダニー・グローバーらが共演。監督は「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」のデビッド・ロウリー。(映画.comより)

 

 

 

 つい先日見た「永遠に僕のもの」と同じ原理です。主人公の男性が男前だから成し得た紳士強盗。それだけの話です。まぁ脱獄はハンサムなのとあんまり関係ないかもしれないけれど。やっぱすごい男だったんだろうけれど、でもなぁ・・・、醜男が同じように微笑みを浮かべて、紳士的な態度で「ここに金を入れるんだ」と言ったからといって、行員さんたちは同じように従ったでしょうか。ガンをちらつかせる素振りを見せただけで、大騒ぎしたんじゃないのでしょうか。お客様を守るための訓練を受けてるだろうから、そんなことしないかもしれないけれど、警察の事情聴取で「紳士的でした」と同じように答えたでしょうか。まぁいい時代だっただけかもしれませんが。今を生きている私たちには、ちょっと理解しがたい話の展開でした。これだけの男なら、銀行強盗なんかしなくても他で成功しただろうに。でも、それが楽しかったのですね、男前だから(笑)。

 相手役がシシー・スペイセクでよかった。彼女もとても魅力的だったし、人生を感じさせる演技が素敵でした。ここに若い女性を持ってきたら、おおいにしらけるところでした。髪もきれいだった。先日見た「真実」のカトリーヌ・ドヌーヴもそうだったのですが、みな歳を取っても髪がふくよかなんですね。あんなに減らずにキープできるものなのかな、って現実的なことをごめんなさい。若い人にはついてこれない”おばさんな話題”大変申し訳ありません。女優ですものね、努力してるってことですよね。

 映画の進行もとてもゆっくりで、疲れていると眠くなるかもしれません。予想できる観客層を意識しているのかもしれませんね。その分、大画面でなくても鑑賞に耐えると思うので、体力のある時にDVDかwowowでどうぞ。

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