まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-311号-

2008年06月01日 |  マツタケの林地栽培 
完成した多機能窯



京まつたけ復活・里山再生市民運動


第144回(5月31日)活動報告
 
中国雲南省国際商会マツタケ分会(Yunnan Matsutake Association)の楊 女史とお会いし、拙著「ここまで来た! まつたけ栽培」の中国版を頂戴してきた.この本が中国の森林を菌根性のキノコ“マツタケ”を増殖することによって保全する一助になって欲しいと願っている.今回の大地震で、四川省のマツタケ山は壊滅状態にあるが、雲南省の山は被害がないとのことであった.
 マツタケの起源と伝搬経路の学術調査の際、雲南農業大学の張先生に協力が得られることや、国内消費をすすめる意味もあってシャングリラに中国松茸博物館を建設したい、また、そこではいろんな松茸料理を供するレストランもつくる計画である.
 雲南には、広葉樹林タイプとマツ科タイプと二つの系統のマツタケがある.6月中旬から発生するマツをホストとするタイプと10月以降、カシの仲間やブナ科の林に発生し、香りと形態が日本のものに似ているといわれるものがある.そういった話題にまつわる四方山話をしてきた.
 森林総合研究所のレトロエレメントによるマツタケの産地のBタイプはこれら両者を含んでいるのかどうか、またどちらか一方のみなのかどうなんだろうと疑問がわく?
 
 さて、第144回マツタケ山づくりの報告であるが、参加者は雨模様を警戒されたか少なく、22名であった.橋本(敏、Nikon写真集のNo.は8407,8429)、榎本(8419,8433,他)、小原(8418,8429他)、阿閉(仁:8423,8439他)、阿閉(真:8411,8422,8431他)、前田(8418,8430他)、多田(8410,8413)、大久保(8421,8439他)、石原(8429)、ツトムちゃん(収納庫拾いに大活躍)、越智(8427,8429)、中野(8411,8422、8436他)、池内(8414,8416)、有山(8426、8437)、村上(8412,8434他)、塩谷(早退)、山田(8415,8417、8431)、猫田(8408,8419)、中広、佐久間(8436)、内山(8435,8437)、吉村であった.

 山作業は中止.思い思いの作業風景がNikon写真集で楽しめます.どうかご覧下さい.3周年と多機能窯の火入れ式を祝うイベントを6月の終わり頃に行うこととなった.そのときに窯づくりに貢献された方々のお名前を煉瓦に書き込み、私たち一同の感謝にしたい.

<皆さんの活動の様子を見る>
それらを覗くにはパスワードが必要.
画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<お知らせ>
 メンバーの雅子さんは、本日ゴスペル大会出場とあって、欠席との連絡があった.
只今、ゴスペルの猛特訓中です。朝日テレビの放映は、6月9日、夕方6時15分のニュース「ゆう」の予定です。どんなものを、着ようかと、考え中です。

<メール便り>
 
カンパ<ありがとう>
 煉瓦代のカンパをありがとう!

カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 


主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27. 075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
大月 健
京都大学マツタケ研究会 代表
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
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