まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-175号-

2007年02月04日 |  マツタケの林地栽培 
竹でいろいろ,たとえばカニなど小動物を創る(メンバーの特技).
作品を皆さんに披露!



第77回(2月3日)活動報告
 今日の岩倉は、昨日と今日の雪が残っているが、晴れあがったいい空であった.放射冷却が強かったか朝方は寒い.円町の気象台の庭では、朝7時の最低気温が-0.3℃、10時には3.8℃である.午後1時に9.2℃と最高になっている.そこでは風も強いが岩倉では気にならなかった.雪に濡れた薪は燃えにくい.朝の火の当番は苦労したようだ.
 
 今日は、可愛いお客様、中村(伸)さんの息子(小1の林太郎:写真集5518)と遠く岐阜から玉井さん(写真集5519)がマツタケ山づくりの勉強にこられた.
本日の参加者(敬称略)は、玉井(岐阜から初)、玉城、猫田、藤井、阿閉夫妻、ツトムチャン、橋本(敏)、鎌田、有山、中岡、三輪、川崎、大月、中村(伸)、中村(林)、岡阪、三品、多田、周田、石原、越智、中居、小長谷、大島、榎本、中広、加藤、吉村の29名と軽トラ(中川).
 
 今日は、暦通りイワシと巻きずしを食おう!ということでイワシ(1匹200円)と巻きずしの材料を猫田さんと小長谷さんが買いに走る.いつものように残った女性陣を中心に食材の下処理が進む.やはりイワシは高級魚に格上げされているとのこと、今日だけの現象かと一人思う.

 竹林の整備に中居さん、多田さんが出かける.澤田山班、玉城山班は車や徒歩で出かける.雪が残っているから軽作業に切り替えるとのこと.伐倒した材を玉城さん・越智さんが運んで来る(5521,5522).

 12時も過ぎた頃、すし飯も出来上がり、寿司巻き作業が佳境に入る.山から皆が下りてくる.イワシも石窯で焼きあがる(5525).阿閉さん手作りの漬物がテーブルに.にゅう麵も美味しそうだ.
 
 食事をとりながら、ニューフェースのために自己紹介が石原さんの司会で始まる(5528).
 
 昼から、再び山に入る.澤田山の作業を見る.西斜面だが、マツノザイセンチュウによってアカマツは壊滅状態.これは、アカマツ林にを復活させるための作業計画を検討せねばならない.もっとも望ましいのは皆伐後、天然下種更新でアカマツ林化することだろう.   

 澤田山班の方々に御願いがあります.現在の作業地は斜面下部にあるのか中部にあるのか上部に位置するのか考えてください.というのは、マツタケがいつ取れたのか記憶も薄れるほど前に、里山が放置されている時には、斜面上部にしか改良の可能性はないかもしれない.
 理由を考えてみてください.そうすると、どこにその作業を取り入れたらよいか決まります.

山から戻ると、猫田シェフが竈をリフォームしている、火の回りを改良するのだそうだ(5532).越智さんが、長い間、気になっていた、石窯の煙と熱でやられたアカマツを倒してくれるという.周りにテーブルやら窯などがあるのでロープで引っ張りつつ上の方でのこぎりを入れることになった(5535).

計算通りに倒してくれた、安堵.みんなが片付ける(5534、5535).

 次回は、岩手県久慈市でまつたけ十字軍運動の組織化が進んでいるが、久慈市からお二人の見学者(鹿糠沢さんと橋上さん)がある.今後の交流も盛んにできるとよいのではないなだろうか.みんなで考えたい.
 
 それに、石川県珠洲市で金沢大学が中心となって里山再生プロジェクトが始まっていて、マツタケもその柱になっている.筆者も5年間珠洲市に通った経験がある.金沢大学の赤石君が見学に来る.

<皆さんの活動の様子を見る>NIKON写真集にのみ新しい写真をアップロードしています.

 写真は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.

<お知らせ>
1)鹿背山の作業も佳境に入り、皆さんの参加を要請している(詳細は中村075-213-4883).

2)寒の頃に、餅を搗くことになっている.もち米を確保せねばならない.もち米の情報を下さい.

3)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1)久慈市鹿糠沢さんから
今後の事業実施の参考にするため、里山再生作業林の現地見学・活動状況の聞き取り貴まつたけ十字軍の活動を2月9日に視察させていただきたくお願い申し上げます。

2)金沢大学の赤石さんから
2月9日の活動に参加させて下さい.昨年に伺う予定でしたが,体調不良のため延期させて頂きました.今回は,万全の状態で伺いたいと思います.
能登でのマツタケ山の話も出来たらと思っています.どうぞよろしくお願い致します.



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

コメント
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