まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-181号-

2007年02月23日 |  マツタケの林地栽培 
山づくり作業の後、香川山BCで火を囲んで談笑




第79回(2月23日)活動報告
 

 今回も、前回に続いて雨の中の例会かというあきらめと昼からの天気は快方に向かうという期待が交差する.そんな朝であったが、予想よりも早く日が差してきた.フィールドはぬかるんでいるが活動に差し障りはないだろう.

 香川山のリフォームに使えるだろうとブロック(5606)や丹波の黒豆を受け取りにあちこち回って岩倉到着が遅れる.遅れを少しでも取り戻すために銀閣寺で買い物をする.今日は、黒豆入りご飯とナンとカレーという献立だそうだ.

 香川山に着いたら、11時を少し過ぎていた.
参加者(敬称略)は、大井、橋本(敏)、林屋、阿閉夫妻、中居、小長谷、中廣、岡阪、有山、玉城、榎本、加藤、三輪、石原、中川、小吹、ツトムチャン、大久保、猫田、藤井、中村(伸)、宮崎、吉村の24人.
 
 午前中の山の作業は、葉がまだ濡れているからと中止.皆さんはBCで、思い思いの作業に取り掛かる.次回の餅つきには、もち米を蒸かすには薪がいるだろうと準備が進んでいる.
茶畑に肥料を与える.麦にも堆肥を撒く.畑の畝づくり.マツノザイセンチュウ被害木を処分する.

そうこうするうちに、春菊のお浸し、白菜と大根の自家製漬物、カレーと御飯(5611)が出来上がる.ナンも焼きあがってくる.皆で頂く(5609).

 昼からの活動は、後片付けを、また畑の手入れをする方がBCに残る.竹林の整備に小長谷さんと中居さん(5614)、3月には、タケノコが収穫できるそうな.他は澤田山、玉城山整備に出かける.

 玉城山では、尾根筋あたりの手入れが進んでいる(5616,5617,5618,5619).次いで澤田山に回る.道路“公団”の活動は民営化されても盛ん(5620).中広さんと橋本さんが第2BC設営予定地をこのあたりにしてはと指をさす(5621).

 澤田山で、“皆伐”予定地を見ることにする.少し生きたアカマツが残っているあたりを“皆伐”してアカマツ林に戻すに適当かを皆で見に行く(5622).
 
4時前には、BCに戻る.宮崎さんが材作りに精を出している(5623).娘さんが、高校を卒業されたとのこと.お嬢さん!真におめでとうございます!

<皆さんの活動の様子を見る>
NIKON写真集にのみ新しい写真をアップロードしています.
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.
 
<お知らせ>
2)次回3月3日(土)には 地域の子供たちとその保護者との交流会になる.里山という生態系の保全活動と里山での遊びをレクチャーしましょう.餡入りのヨモギ餅、雛祭でもあるので「甘酒」がでる.もち米が高いそうで、1000円/1人の会費になる予定.

3)3月11日(日)午前10時より.能勢農場が大阪府民牧場傍でマツタケ救出作戦と言う里山再生活動を行う(詳細問合せは072-734-1797能勢農場かメンバーの中城さんまで)

4)3月17日(土)京都モデルフォレスト協会が、亀岡市湯の花温泉のホテル「烟河(けぶりがわ)」でアカマツ林の手入れ講習と講演会を実施.時間等詳細は未定.

5)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1)大月 健さんから
  なかなかヤマに行けなくって申し訳ありません。
2月22日の京大植物園観察会のガイドを、「まつたけ十字軍運動」メンバーの小吹和男さんにしていただきました。題目は「イヌビワについて」です。現在、実をつけているのは雄株でイヌビワコバチとの共生関係維持がその目的だそうです。イヌビワコバチはイヌビワの雄株の実の中で成長し、その中の雌バチが実から出て受粉の手伝いをするとのこと。雄バチは羽がなくちょっと可哀想なかたちです。観察会の様子を「京大植物園TODAY」に載せておきました。
小吹さんありがとうございました。


寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
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