まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 871

2013年12月18日 |  マツタケの林地栽培 

 12月20日(金)は、まつたけ山復活させ隊第420回活動日に当たりますが、山祭といたします.活動報告担当は内田正明さんです.山で仕事をする人たちが、山 作業の無事を感謝した風習にならいました.私たちは、里山の再生を願い、雨の中も雪の日も京都市岩倉香川山に集い、作業を楽しんでいます.
 
 始めた頃は、小さいとはいえ、事故もありましたが、参加の皆さんの慣れによる油断もなく、今年も無事故で終えることができます.そんな意味で忘年会を山 祭と呼ぶことにしました.

 2005年6月に始まったこの運動は、まつたけ十字軍運動と言っていましたが、イスラム教シンパがその名を嫌悪するとのことでまつたけ山復活させ隊と呼ぶことに しました.この12月で丸8年と6ヶ月、9年目に入りました.  

 開催回数は420回になります(12月20日現在).延べ参加者数は16962人(419回現在)、今年は48回の開催で1525人、平均32人の方が、里山再生作業に取り組んだ ことになります.写真は、2009年8月 4周年記念日

 各回の報告を見ると、よく分かりますが、放置された里山は、元の姿に戻りつつあります.しかし、山は木のみでできているわけでなく、例えば森林土壌は、長 年の腐植層の堆積で富栄養化状態の克服には至っておりません.また、香川山などは、土はやせ林齢もかなっていますが、マツタケの発生がありません.

 アカマツ林の受け入れ態勢は万全.悲しいかな、近辺の京まつたけの発生量も十分ではなく、胞子の飛来もとぼしいと思われます.何せ胞子の発芽率も、実験室 という恵まれた(こう思うのも、実は間違いなのかも)条件で0.5%位と極めて低い.そんな対策を、来年は考えてみたいと思っています.マツタケの碑(濱稔顕彰 の碑)にも献杯しましょう!

 とにもかくにも、すべての参加者の皆さんと全国の支援を下さる皆さんと関係諸組織の応援を得て、本年も無事に幕を閉じることができます.そしてこの運動の楽しさが来年も続くことを願って、山の神に献杯を共にしたいと願っています. 
 
 気温が低いため、寒さ対策など暖かい服装が必要です.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称:下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集まり下さい.今回も、食当の皆さんが、いろんな食材を準備され腕を振るいます.

 会費は大人一人3000円です.アルコールを飲まない方もいます.負担をフェアーにすべく、酒類などは持参下さいますようお願いをいたします.なによらず差し入れは大歓迎です.
 
 来年は、1月11日(土)に再会です.

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§カンパありがとう!
Mさんからカンパを戴きました.お名前(省略)を記して感謝いたします.
     
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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まつたけ山復活させ隊活動 
 
予定日  2013年12月~2014年6月
回  開催日  報告担当者  男厨シェフ

420 12月20日金 内田   山祭(忘年会)
2014年
421 1月11日 土 池内   川崎
422 1月17日 金 宮崎
423 1月25日 土 三輪
424 1月31日 金 榎本
425 2月08日 土 池内   松本
426 2月14日 金 内田
427 2月22日 土 宮崎
428 2月28日 金 三輪
429 3月08日 土 池内   小原
430 3月14日 金 榎本
431 3月22日 土 宮崎
432 3月28日 金 内田
433 4月05日 土 池内   松浦
434 4月11日 金 榎本
435 4月19日 土 三輪
436 4月25日 金 宮崎
437 5月03日 土 池内   内田
438 5月09日 金 内田
439 5月17日 土 榎本
440 5月23日 金 三輪
441 5月31日 土 宮崎
442 6月06日 金 内田
443 6月14日 土 池内   川崎
444 6月20日 金 榎本
445 6月28日 土 三輪

  
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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費(実費)+消耗品費として400
円を徴収.見学者は要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

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