まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 705

2012年05月03日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民

 5月5日(土)午前10時から、第337回マツタケ山づくりを行います.京都市左京区岩倉香川山(自称)にお集まり下さい(下記§活動拠点へのアクセスなどを参照下さい).活動報告は三輪新造さんです.

5月21日に京都でも金環日蝕を観察できる(下記お知らせ 2参照).多くの仲間にとって、最後のこととなるでしょう!
 
 以下は、前回、まつたけ山復活させ隊の活動報告のお知らせに載せた文を書き直したものです.

 国民の血税を投入した山づくりの問題点を克服しようと、中央林政審議会の提案が実行されようとしている.やる気ある林家とやる気のない林家のそれぞれの山に対する思いが反映され、流域の山々は、ここは美しいがここは放置されているといった具合だ.いわゆる虫食い状態である. これだけ税金を投入したのに、人工林の現状は、これは一体何だと国民の厳しい判断が突きつけられて久しい.
 政府は流域ごとの山づくりを各森林組合が実行したり監視したりする「権限」を持たせるらしい.人工林の間伐を推進するには相当距離の搬出用林道を造らねばならない.新たな資金の負担はどうするのか!
上手く運べば、国民の批判に答えられるだろう.しかし、資本主義社会のこの世の中で、流域ごとの山づくりを実行し、統一ある山の姿に変えるためには、森林組合にそれなりの指導力が求められる.また、どこまで林家を強制できるのだろう?
 これはこれで、優しく見守る必要があると考えている.しかし、我々のような山を持たないボランティアは、流域の整備計画と異なる活動ができなくなる恐れが指摘されている.我々の活動エリアに間伐対象人工林があった場合、決められた作業計画と異なる作業は許されないと聞いている.すると僕たちのような活動が排除される恐れが十分に予想される.もちろん、僕たちの活動エリアを除外する特例があるらしいので、林家にそのように計画を策定して戴く必要がある.除外地域は責任を持って作業できるという森林ボランティア団体の力量も問われることになる.

 ボランティア活動をただの労働力と期待する小さな政府としては、ボランティア活動を期待しつつ一方では排除に繋がる施策を推し進めることにならないように願いたい.マスメディアもこのことに関しては何も報道しない.マスメディアの使命に期待したいところだが・・・・・.
 
前回の活動の様子です.仲間と澤田山現況調査を試みました(左クリックで大きくなります).

  
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参加や見学希望の方(見学するためには)、2012年1月1日付ブログ670号をお読み下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?
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§お知らせ

1)まつたけ十字軍運動は、まつたけ山復活させ隊活動を2005年6月から京都岩倉一帯で展開しています.その活動の詳細を「まつたけ山復活させ隊の仲間たち」(高文研刊)として世に問うていますが、その後の活動を年報形式で残すことにしました.内田正明さんが編集の労を執ってくれました.この度完成しましたので、以下のサイトからダウンロードして、是非お読み下さい.もちろん無料です.
http://dl.dropbox.com/u/32530196/2011%E5%B9%B4%E6%B4%BB%E5%8B%95%E8%A8%98%E9%8C%B2%20420.pdf 
 大変長いアドレスです.面倒な方は下記吉村宛てにメールでその由連絡下さい.


2)金環日蝕観察会と講演会
  観察会
   日時:2012年5月21日(月)午前7時~8時30分(受付開始6時30分)
   場所:京都大学農学部グラウンド
  講演会:9時30分~11時30分
   場所:京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
   詳細は京都大学総合博物館(075-753-3272)ホームページ


           
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§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§開催予定日 2012年5月~6月
回           報告  特別シェフ        
337 5月05日(土)三輪
338 5月11日(金)宮崎
339 5月19日(土)内田 正明(池内)
340 5月25日(金)榎本 男厨派 川崎

341 6月02日(土)三輪
342 6月08日(金)宮崎
343 6月16日(土)内田 正明(池内) 
344 6月22日(金)榎本
345 6月30日(土)三輪 男厨派 松本
池内さんが、仕事の合間の土日に遠くまで米作りに出掛けます.その代わりに年報を編集された内田さんがブログ報告を引き受けて下さいました.

§活動拠点へのアクセスなど
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.


§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

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