まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1411 新緑がまぶしい! 茶摘みをします.

2019年05月06日 |  マツタケの林地栽培 

5月10日(金)は、第684回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 陶芸班のご指導を戴いている近藤 高弘先生の紹介番組(京都知新)が放送されました.もう一度みたい方は https://www.kyoto-chishin.com/tv/2019/05_05.html でご覧になれます.

 

 



写真 1. 春の日を受けてみどりが美しい茶の木

 天候は、不順に思えますが、新緑が大変美しい京都です.写真 1は香川山の茶の木(品種名:ヤブキタ)です.お名前はあげませんが、時に応じて必要な世話をなさる方が3名ほどおられます.そのようにして一年を通して飲用する茶葉は育てられています.
 茶摘みの日がやってきました.5月10日、次回活動日に実施します.応援をよろしく願い上げます.

 4日の昼食は、ちらし寿司でした(写真 2).米の炊き方(飯炊きは斉藤さん)や酢の配合など大変良く、彩りも鮮やかで美味しい.具の準備・椎茸の味付け、錦糸たまごなど前日から準備の上、皆さんの活動に合わせて作り上げるスタッフの努力は注視されるべきと思っています(写真3).感謝、感謝、感謝!

写真 2. ちらし寿司が準備されている

写真 3. 山から下りてくる仲間の時間を見ながら昼食を準備する.

 それとは真逆のことです.昼食後、各班は山に出かけ、概ね片付いたテーブルに飲み残しの紅茶が入ったカップが3-4個残っていた.ここは、各自が用いた食器の類は各自が洗うことになっている.洗いが不十分で不潔感が残る恐れもあるが、この約束事は守って下さい.飲むならかたづけを考えろ! 片付けられないなら飲むな! 加齢(物忘れ)のせいにするな! デュアル タスク、トリプル タスクがこなせると毎日を健康で過ごせますよ!

 アカマツ林再生のため伐倒される立派なヒノキの活用の一つ、ひわだをとったあとが白く見える(写真4).
写真 4. ひわだをとった跡が見えるヒノキ
写真 5. 粋なオジサンがブドウの手入れをしている、ジャズが聞こえそう!(写真5).


【お知らせ】
1)きのこ観察会
 京都御苑きのこ観察会
【日時】5月12日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
【主催者】京都御苑きのこ会(世話人・同定人:佐野修治氏)  
 HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

2)和歌山県富貴イワタ山マツタケ山づくり作業のお誘い
 【日  時】5月16日(木)午前9時集合
 【集合場所】京奈和自動車道精華下狛料金所を入って直ぐ左側
 【作業内容】熊手で地掻き
      途中下車無し、各自弁当・水持参  申し込みは川本 勝さんまで

3)2019年 第一回JIDFラボ開催(共催:まつたけ山復活させ隊)
  まつたけ山再生と岩倉焼
 【日 時】5月18日(土)午前10時45分~午後3時30分
 【場 所】まつたけ山復活させ隊活動場所(下記:活動場所 アクセスをご覧下さい)
 【参加費】500円(当日いただきます.昼食代に充当)
 【定 員】30名
    今回は、アカマツ林再生マツタケ山づくり作業と陶芸作品作りを楽しみます.
    問い合わせ・参加申し込み:まつたけ山復活させ隊代表・JIDFラボマスター吉村文彦
    (☎090-6227-4305)あるいはmiyakomatsutake@gmail.comまで.

4) 佃 一可煎茶会  家元は、香川山で「水出し煎茶」をたてて下すった.甘かった.
 【日時】2019年5月26日(日)午後1時~
 【場所】清心庵 京都関西セミナーハウス内 京都市左京区一条寺竹ノ内町二三
     本席小間  煎茶席  

幕末期、米国初代公使タウンゼント・ハリスに対し幕府が供応した煎茶会で行われた点前をハリスに譲られた道具をもとにして再現します(先ほどNHKで紹介された:吉村)

     座敷    展観 薄茶席
       井伊直弼が愛用したと伝えられる青井戸茶碗で一服どうぞ
     問い合わせは、茶道 一茶庵 ☎03-3330-8678   

5)講演会
 1.機能性の研究から新品種・栽培技術開発まで~バイオテクノロジーの視点から~
   ホクト(株) キノコ総合研究所 研究開発課 小林 仁
 2.まつたけ山再生活動から見えてくるもの~微生物生態学の視点から~
           元岩泉まつたけ研究所所長 吉村 文彦
                       
 【日時】2019年6月6日(水)14:30~16:30
 【場所】キャンパスプラザ京都4F 第3講義室
 【参加費】無料
 【主催】農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室
     NPO法人近畿アグリハイテク
     (公社)農林水産・食品産業技術振興協会

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.
Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)、マツタケ、アカマツ
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者  男厨シェフ 特別企画 

684 05月10日(金) 宮崎
685 05月18日(土) 吉村        JIDFラボ1
686 05月24日(金) 内田   松本
687 05月31日(金) 三輪     開催日注意
688 06月08日(土) 宮崎
689 06月14日(金) 内田
690 06月22日(土) 吉村   内田
691 06月28日(金) 三輪
692 07月06日(土) 宮崎
693 07月12日(金) 内田
694 07月20日(土) 吉村   松浦   JIDFラボ2
695 07月26日(金) 三輪
696 08月03日(土) 宮崎
697 08月09日(金) 吉村
698 08月24日(土) 内田   松本
699 08月30日(金) 三輪
700 09月07日(土) 宮崎
701 09月13日(金) 内田
702 09月21日(土) 三輪   川﨑
703 09月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点「岩倉 村松」が便利です.バスを降りたら、吉村(下記)まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、京都バス「岩倉 村松行」終点岩倉村松バス停付近からから吉村(下記)に電話下さい.

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§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
まつたけ山復活させ隊代表
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

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