まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1372   

2018年12月07日 |  マツタケの林地栽培 

平成30年12月7日(金) 第664回定例活動日の報告

一寸やりすぎか(カメラに極彩色というボタンがあったので・・・)川本班の高地から

明け方にかけて雨が残り、一日中曇天だった。BCの昼食時間の気温も12度で朝から上がらず、終日なんとなくぱらついているようで、とうとう冬が始まったという感じだ。

今日の参加は、小長谷・川本・内田・有山・前田・TAKE・大島・ホリイ・三品・橋本・吉川・周田・ヤマダ・北村・三輪・アトジヒトミ・アトジマユミ・藤井貞子・松本・中野・松田芳久・松田洋子・吉村・猫田・まりこ の25名だった。

また一名、腰にコルセットをつけたので当面通常の活動を休むとの連絡があった。厨房作業などはつづけるよということだが、寒くなるので大事にしてください。しかし季節は巡るのだけれど歳は重ねる一方でなかなか若い人は多くならないことを思うと、活動の仕様もだんだん変わってゆかねばならないことを思ってしまう。10年近くブログ記録を分担してきたが、多くの班で主力が皆伐・地掻き作業から補整作業に移ってきていることがわかるが、これも一つの対応だろう。ヤマガラ班からは数年の周期で旧作業地区の補整作業に取り掛かる計画で次の段階に移っていることを知らされた。3回も廻るころにはもう立派な青年の林になっていることだろう。期待は大きく、その時の自身の健康もと願うのだ。

山の様子

澤田山桑野班・本日は藩主はなにわの方面で活躍中の由で、例により留守方の大家老衆二方が補整作業に従事。この見事に弓状になったご自慢の松は、作業地入り口の尾根筋で伐採から残したものだが、だんだん曲がってとうとう先が地面に接してしまった。ここまでくると補整対象外に安着らしい。

澤田山川本班・作業は相当の高みにまで達していてここまで来るのはなかなか大変だった(冒頭写真)。しばらく話をして一休みとする。やおら何かしているところを記録しようということになって、ソヨゴの丸太を担ごうということになった。これは重い木だ。右奥に黙々と本当の作業を続けている大島さんが映る。見事。

沢田山ヤマガラ班・やまがらの里A地区の補整作業。A地区はH20~24/1の開拓から鹿ネットを張って閉じていた。今般A~D地区の初期段階の整備を終えて今後は各地区を順次再補整してゆく段階に移る計画を立て、A地区を今後一年ほどをかけて手がけてゆくこととしたという。A地区の1区は10年前に日本ミツバチを飼った場所で懐かしく覗いたのだが、立派に松林になってしまっていた。写真では久々にチェーンソーでコナラなどを倒している。

斧入れて香に驚くや冬木立/与謝蕪村 しかし蕪村大人もチェーンソーでは驚かれることでしょうなあ

香川山三品班・毎回この空の広さに感心する。つい先ごろまで杉ヒノキが鬱蒼と空を覆っていたのだが。ここでマツタケが出るようになれば最高の立地だ。しかし腐植層は厚くここまでと目標を定めた地掻きはなかなか力がいる仕事だ。写真は今年の目標線に達してバンザイする三品北村両大将。マツタケが出たら爆竹騒ぎだろな。

玉城山三輪班・出席メンバーが二人だったのでブログを名目に松林整備地を逍遥三昧。ところでここはどのくらいの標高だろうということになり、吉村代表がいつもの大阪・金剛山まで見える地点まで来たところで高度273mを測定。ゴンド池の堰堤下で141mだった。数字にしてみるとここを歩くのも力仕事なのだね。

昼食

だんだん食事や畑がテーマになってくるのだろうという予感がするのだけれど、どうですこの美味しそうなー美味しい焼きそば(目玉焼き載せ)+かぼちゃスープ

驚くべきはこの巨大児達。有山農園を超える腕の持ち主はまだ出てきていないようだ。下の写真でべた一面に蒔かれたのは”のちしゃー野萵苣”。レタスのように生で食べられる。日本ではまだ野草扱い(賀茂川の堤防でも見かける)だが、あちらではLamb's lettuce, Feldsalatという名もありでサラダの主役にもなる。もう少し成長したら香川山の昼食の皿に載ってくるでしょうから御試食あれ。

では、また来週12月15日に香川山に集まりましょう。お元気に!         (内田 記)

 

 

 

 

 

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