まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1063

2015年11月24日 |  マツタケの林地栽培 

北海道の鈴木さんから、マツタケの発生写真が届いたので、北海道のマツタケ発生写真(一部)をまとめてお見せいたします.ホスト植物はアカエゾマツとトドマツです.トドマツ林

                         アカエゾマツ林                             

 北海道マツタケは、大阪市場には良く出回っています.味は、個人的には、アカマツ林ものと区別できません.京都のまつたけ好き人間はホストの違いにもうるさい.そのような人たちは、アカマツのまつたけをこよなく愛するならアカマツ林保全に手を貸す位の度量/努力が必要であろう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 小さい写真はマウスで拡大できます.

大阪や京都市場には、中国雲南省、トルコ、モロッコ、アメリカやメキシコから輸入されている.価格は中国もので14500円/kg、トルコやモロッコもので5724円/Kgである.国産マツタケの発生は、市場で見る限りは終わったようである.でも鹿児島あたりでは正月の雑煮にまつたけが入ることがある.その発生は各地の気象によるため本当のことは分からないといったが正解である. 

 長野県ものは、藤原さんに言わせれば、3年続きの豊作で質も去年を上回るものだったそうであるが、他の地域は9月の低温で刺激を受け、高温障害の発生はあるものの残暑のぶり返しが例年になく穏やかでひとときにどっと出た.結果的には、その時のマスメディアの豊作というミスリードで終わったように思われる.10月の雨不足が響き豊作とは言えないようだ.

 私たちの活動場所京都岩倉では、降水回数は初めに集中し4回、雨量合計は38.5mmであった.雨不足できのこの姿も少ない年であった.富喜まつたけ試験林においては、鹿食害の量も半端でなくその実態が不明なので発生の実数はつかめてないようだが豊作ではないようだ(山主岩田さんの話).それでも、富喜試験林の開きのマツタケなどをいただいたので、香川山で集根作業ポイントに胞子播種ができた.

 読者の皆さん! この写真は何を示しているでしょう?

 
 答えはシカがマツタケを食った後です.最近のニホンジカは、このようにきれいに食べることもあります.もっとも柄が残っていることもあり、掘ってみると土の中から立派な柄が出てくることもあります.昔のように傘だけを食うということはないようだ.

 

11月27日(金)、まつたけ山復活させ隊第515回活動日です.
午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.今日は川崎 泰弘さんがメインシェフを努め、榎本班が応援します.楽しみです.活動報告は内田 正明です.当日夜、ブログで是非ご覧ください.

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!
ダニや虫刺され、マムシなどに注意しましょう! 脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように致しましょう(ダニ対策)!  


【お知らせ】まつたけ山づくり作業         
 1)11月28日(土)まつたけ山復活させ隊富喜まつたけ試験林 マツタケ山づくり作業実施.天気予報:晴れ、気温6-13℃(最高気温予報は12月の初め並)
            
            集合時刻・場所:午前8時 近鉄大久保駅 現在のところ猫田号と中野号とリス森金子号に分乗して現地に移動(14名)
                 今回は東京からの参加者(練 春蘭さん、Vaario Lu-Minさん)の帰京時刻を考慮して午後7時大久保駅帰着.
                 弁当代とガソリン代と高速道路代がいります(参考:目的地には車でないといけませんが高野山まで電車で片道約2200円).
                 乗車した自動車ごとに精算します.
            詳細は、川本さんにお尋ねください.
            

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【まつたけ山復活させ隊とは!】
マツタケの生活する里山再生・保全のため集うものである.

 我々の仲間には、山づくりをする人、運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人、ブログ読者など参加者と支援者がいる.すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことを必要とする.

活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.しかし何をしても良いわけでは断じてない.


§活動場所:
京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称:京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分)
活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)阪急京都線四条河原町駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(エ)に続く
イ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側) 約30分
ウ)京都市営バス5系統に乗車、国際会館下車(エ)に続く
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.また、参加日や人数などを主催者に電話下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まつたけ山復活させ隊活動日

2015年11-12月
回 開催日    報告担当者  男厨シェフ

515 11月27日(金) 内田   川崎・榎本班
516 12月05日(土) 池内
517 12月11日(金) 三輪
518 12月19日(土) 榎本  山祭(納会・忘年会)会費は3000円
519 01月09日(土) 宮崎 2016年

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!

  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forest
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まつたけ山復活させ隊 NEWSL... | トップ | まつたけ山復活させ隊 NEWSL... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マツタケの林地栽培 」カテゴリの最新記事