山への道中、石垣で見つけたど根性マツ。
まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動
第312回(10月29日) 活動報告
京都造形芸術大学 通信学部 環境学受講生の方々が里山づくり体験入隊にお見えになりました。本日の活動報告はその様子になります。
本日の参加者は、橋本、寺尾、森、松本、斉藤、江指、小原、中広、三輪、中野、堀井、前田、女坂、藤井、多田、川崎、大久保、川本、大島、玉城、上林、小長谷、阿閉仁、阿閉眞、芳岡、山田、徳田、田、家村兄弟、中井、田中、吉村、士堅、小泉、榎本、宮崎の37名のみなさんでした。
午前10時半ころにはみなさん香川山ベースキャンプに到着。まずは休憩歓談。
その後、各班ごとに香川山ベースキャンプのアカマツ林と諸施設を見学に。
香川山山頂は標高わずか100m程度ですが比叡山から岩倉盆地を見渡せるかくれたビューポイントなのです。
畑を見学。
この日のために橋本棟梁が突貫工事で間に合わせた総ヒノキ作りの増設バイオトイレも見学者が続々と。「良い香りがしますね」と大好評でした。
昼食まで少し空いた時間にチェンソーアート実演を見学。20分ほどでマツタケ?3本採れました。
本日の昼食は80人分!。準備も大変。担当の皆さんご苦労様でした。
まずはカレーライスとサラダで腹ごしらえ。
<1班>(玉城山Ⅱ)
粗朶類の片付け作業を体験。意外に重労働?
<2班>(澤田山Ⅰ)
男性陣は、除間伐丸太の搬出作業を体験。今回の体験作業の中では一番の重労働でしたがみなさん頑張って働いておられました。
女性陣は、整備地で地掻き作業体験。
<3班>(ヤマガラ班)
香川山ベースキャンプでススキの下刈りなどを体験。取材に行った時分には作業は終了していたため作業風景を撮れませんでした。すみません。
作業を終わって休憩中の写真。みなさん余裕の笑顔。
<4班>(澤田山Ⅲ-1)
除間伐木・粗朶などの林内整理作業体験。
取材時作業中だったため集合写真を撮れませんでした。すみません。
<5班>(澤田山Ⅲ-2)
アカマツ林更新に向け、わずかに生き残ったマツだけを残して皆伐した尾根筋。アカマツ実生の発生状況を調査。
思ったより発生が多数確認でき一同なんとなくうれしくなりました。
<6班>(自然観察)
作業山域までの道中の自然観察を行いました。葉っぱを触ってみて「ビロードみたい!」。自然観察指導員の前田さんの解説を聞きながら用意された観察記録用紙に記入。
みなさんお疲れ様でした。短時間の体験でしたが、マツタケと里山の現状を少しでもご理解いただけたでしょうか。
山での作業は山からの恵みとともに、私たちに心身の健康ももたらしてくれます。「いっちょう、山に入ってみるか」という方が少しでも増えることを願っています。
(宮崎 記)