そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



緒形拳さんの遺作となったドラマ「風のガーデン」
今夜22時から放送がスタートするが、視聴率は「篤姫」を越えるのではないか?
28%どころではないのではないか?

「篤姫」は宮崎あおいの女優としての迫力で視聴率がいいのだと僕は思う。
でも「風のガーデン」には死の間際だった緒形拳さんが出演している。
その俳優としての迫力が、まだ20歳そこそこの女優には当然勝るはずだ。

全て撮り終わり、放送開始直前に逝くという「天命」をも感じさせる作品。
そもそも脚本家・倉本聰氏が手がける最後のテレビドラマだ。
以前はほとんど話題に昇っていなかった「風のガーデン」だけど、その視聴率がどんな結果になるか、注目したい。
僕は当然皆さんと同じでこのドラマをまだ見ていないが、多くの人に見て欲しい、と思う。
高い視聴率を記録してもらい、緒形拳さんの旅立ちをみんなで悼む花添えとしたい。

毎週録画予約することに決めた。

代表作「楢山節考」のDVDを僕は持ってます。
緒形拳さん、言うまでもなく、超名優でした。
合掌。

楢山節考

東映ビデオ



コメント ( 2 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
初回視聴率 (堀田延)
2008-10-10 11:24:31
20.1%。
なるほど、そんなもんか。
少し悲しいですね。
 
 
 
第2回 (mayu)
2008-10-17 03:54:48
引き続き視聴中。
 
緒形さんの役どころは
「ご自身の体調」にあてはまる台詞が多く
また それが病を隠し続けながらも出演を決められた
このドラマに惹かれた理由でもあるのかな・・・
そのように感じます。
生と死を語る口調も 穏やかで「悟り」のようにも
聞こえてきます。
 
ひとつひとつの台詞に込められたメッセージが
心に響きます。
 
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