そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



そして父になる Blu-rayスタンダード・エディション
クリエーター情報なし
アミューズソフトエンタテインメント


「万引き家族」に続いてAmazonプライムにて観賞。
最近地下ホームシアターにAppleTVを繋げたのでね。
今どきはこんな映画もただで(正確にはただではないが)観れるんだねー。
その感想。

うーん、福山雅治が微妙だなこの映画。
狙いは分かるのだ、狙いは。
福山雅治が演じるキャラは最初とことんいやな奴で、それが次第に気づきを経て、最後少しだけ変貌する。
そういう福山雅治演じる父親の成長物語だからこそ「そして父になる」というタイトルなのだろう。
とはいえだ。
映画の骨子に据えられている福山雅治の演技というか福山雅治の存在感が、僕には過剰に映った。
彼の演技のうさんくささというか(ずばり言うとヘタさねwゴメンねファンの人)、彼の演じる常人離れしたキャラのなんとも言えない感情移入出来なさというか……
その辺を映画の前半どう消化出来るかが、この映画をいい映画だと思えるかどうかの分水嶺だと言える。
僕は福山雅治の福山雅治っぷりが鼻につきすぎて、この映画の前半ぜんぜん感情移入出来ず、「なんだこの男は?」と腹立たしい想いだけで一向に面白くなく。
こんなにイケメンで低音ボイスでイイ男すぎる福山雅治の常人離れっぷりがこの映画の足を引っ張っているとマジで思います。
主演が福山雅治ではなく、大泉洋あたりであれば確実にカンヌでは審査員賞ではなくパルムドールもあったし、日本アカデミーとか受賞しただろうな。
そう、福山雅治がハマってないのですよ、この映画に。

星2つ。★★


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