そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



ゲット・アウト ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン


アカデミー作品賞にノミネートされていたホラー。
面白いと大評判だったのだが、映画館で観れず、ようやくBlu-rayにて観賞。
その感想。

うーん、期待しすぎた。
もっとすごい映画かと思っていたら、案外小粒。
ストーリーももっととんでもない展開を見せるのかと思っていたら、案外普通。
星3つ。★★★
期待せずにフラッと観たとしたら度肝を抜かれるのかも知れない。
だが僕はまったく度肝を抜かれなかった。

とにかくエンジンがかかるまでが遅い。
映画の前半1時間ぐらい、ジワジワ違和感を感じるだけでなかなか怖くならず。
ようやく怖くなってきたかなぁと思ったときに起きることは全て想定内。
とくにあの○○○○が実は○○○○だったというおそらくこの映画最大のどんでん返しだと製作者が想定しているプロットについても、最初から想像が付いていたのでまったく驚かず。
後半のいろいろな展開ももっともっと作り込めただろうに、案外あっさりしている。
これは黒人差別が未だ根強く残っているアメリカで、その肌感覚の中で生きているアメリカ人たちが観るから怖かったり面白かったりするのであって、日本人の観客が果たしてこれをどこまで本当に面白がれているのかは疑問。
少なくとも僕の中のホラー映画ランキングには、まったくランクインしてこない小品でした。

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