そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



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今年度アカデミー作品賞受賞作だ。
果たしてどんなものか。
いやでも期待して観てしまう。
その感想。

確かに引き込まれた。
実話だという説得力がベースにあるので、ついつい前のめりになってしまう。
1980年当時、こんな事件がイランで起こっていたなんて、僕はまだ子供だったので分からなかった。
イランのホメイニ師というのは、こういう背景で権力者になった人物だったのだなぁ。
にしても、在イランアメリカ大使館の面々は恐ろしかったことだろう。

ベン・アフレックの監督手腕は堅実。
決して派手な物語ではないが、全く飽きさせない。
実は大したことは起こっていないのだが、それが逆にリアリティ。
アカデミー作品賞までの映画かと言われると少し疑問だけど、まぁ、納得。
『ハートロッカー』よりはぜんぜんまし。
『アーティスト』よりは劣る。
星4つ。★★★★

題材の勝利。
ベン・アフレックは次もこういった題材に恵まれるかどうか。

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