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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

相模川を歩こう、「山中湖」を目指して(4)

2015年06月06日 | ハイキング・散策
昨日今日とハッキリしないお天気です。
いよいよ鬱陶しい「梅雨」の到来間近ですね。

さて・・・
相模川の源流・「山中湖」を目指しての「梁川駅~大月駅」歩き、後半のご紹介です。

「猿橋」見物(5月9日)
昼食を済ませ、歩きだしておよそ1時間、途中鯉のぼりが泳ぐ「妙楽寺」の境内を見物して
午後1時前にこの日のメインの見物地「猿橋」に到着しました。


「岩国の錦帯橋」「木曽の棧(かけはし)」と並ぶ日本三奇橋のひとつで、
広重の「甲陽猿橋之図」や十返舎一九の「諸国道中金之草鞋」などにその珍しい構造が描かれています。

猿橋から下流方向の眺め
上に見える赤い橋は国道20号の新猿橋
上流方向の眺め
上には県道505号線に架かる新猿橋


橋の手前の階段を下って降りたこのポイントで、全員そろって記念写真を撮りました



長さ30.9m、幅3.3m、高さ31mのその姿は、橋脚を全く使わない特殊なもので
鋭くそびえたつ両岸から張り出した四層のはね木によって支えられています。


屋根付きはね木を重ねた上に橋桁が載せられています。

私たちはそのまま遊歩道を歩いて行きました。


猿橋の架かる狭い峡谷に向かう手前で、桂川(相模川)はほぼ直角に曲がって流れています。


川沿いには緑豊かな中に遊歩道が整備されていました。


6000年前の富士山爆発で流れた溶岩がここまで来たようです。

最近は「富士山の噴火もあり?」という不安も募り
単に過去の遺産として見るだけでなく、いろいろ考えさせられましたね。

柱状節理の岩盤が見えています。川の流れの音を聞きながら緑の中を歩きます




山城のある「岩殿山」が見えてきました。


トイレや東屋などが整備されている「猿橋公園」で一休みしました。

新緑が綺麗で大きな藤棚があり、桜やアジサイの季節も楽しめそうです。
ここには郷土資料館もありました。


桂川(相模川)に沿って更に歩いて行くと「桐の花」が咲いていました。


金網の向こうは水路が複雑に別れていました。
相模川水系の桂川と葛野川とが合流する地点でしょうか?


明治大正期、桂川には多くの発電所が建造され、
京浜地区の工業発展に大きな役割を果たしたそうです。


この橋を渡り「岩殿山」のふもとを歩いて「大月駅」を目指します。

標高634mの「岩殿山」には春と晩秋の2回登っていますこちらこちらです。

頂上の南側直下は鏡岩と呼ばれる礫岩が露出した約150メートルの高さの崖で
急角度で桂川まで落ち込んでいました。

集落には「猿橋まで一里」と書かれた一里塚や歴史が感じられる道祖神などが見られます。




大月市の中心部、駅近くの「高月橋」から見た桂川(相模川)


午後3時前にようやくウッディな造りの「大月駅」に着きました。
ここで解散です。

休憩を入れて丁度5時間、今回は26000歩の行程でした。

スタート時に降っていた雨もすぐに止んで、暑くなく寒くなく新緑の中を気持ち良く歩けました。


「大月餃子」と書かれた看板のお店て、この日も親睦会に参加
ビールの他に地元の日本酒を、ガラスのおちょこに2~3杯飲んだら足がふらつきました。

たくさん歩いた後は酔いも早いです
特にワイン感覚で飲める日本酒はご用心ですね。


              

孫娘と映画「シンデレラ」観賞

5月30日の土曜日、孫娘の菜奈ちゃんを預かったので
2人でディズニーの映画「シンデレラ」を観に行きました。

継母にいじめられるシンデレラを見て、最初は「怖い!」と言っていた菜奈ちゃん
魔法でブルーのドレス姿に変身するシンデレラを見て、思わず「綺麗」とウットリ

ご存じ王道のプリンセスストーリー
昔から知っているお話なのに 私はこの映画であぁ~、そういうことだったのか~と
理解した場面が多々ありました。

映像はもちろん美しく、クライマックスのダンスのシーンも素敵
王子さまも人間的に描かれていて・・・
大人が観ても楽しい作品だと思いました。

菜奈ちゃんとは日本語吹き替え版を観ましたが、大人なら原語版を勧めます。




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16 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
猿橋 (恵那爺)
2015-06-07 05:23:08
猿橋は岩殿さんの近くなんですね。
猿橋に入った事が無いです。
柱状節理が有ったりして結構楽しそう。
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Unknown (RW)
2015-06-07 06:40:08
懐かしいですね~!猿橋に白旗史朗記念館は過去2回行きました。岩殿山も登りましたが、稚児落としという大絶壁があります。滅ぼされた武田勝頼の悲劇の歴史がここにあります。
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Unknown (京都で定年後生活)
2015-06-07 15:06:15
こんにちは
皆さま健脚ですね。
でもこういう景色なら足も軽くなるかもしれないですね。
こちらでも「歩こう会」が大人気のようです。
町内会ごとに老人クラブを中心になり、京都のあちこちを歩いています。
今日もそのグループに出会いましたが、皆さまお元気なのに驚きます。
私はグループ歩くのは苦手で、もっぱら気ままなひとり散策を楽しんでいます。
アジサイが見頃になってきましたね。
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☆恵那爺さんへ (nao♪)
2015-06-08 06:31:14
猿橋周辺は緑豊かな遊歩道があり楽しめました。
秋の紅葉時も綺麗だと思います。

恵那さまの袖ヶ浦公園の花菖蒲やスイレンも楽しませていただきました。
お孫さんと歩いた「駅ハイ」・・・
ご家族で歩くのも良いものですね。
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☆RWさんへ (nao♪)
2015-06-08 06:36:31
猿橋に白旗史朗記念館があるとは知りませんでした。
「南アルプスの写真」観たかったです。

私も岩殿山は2回、稚児落とし経由で歩きました。
武田家の悲劇が見てとれましたね。
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☆京都で定年後生活さんへ (nao♪)
2015-06-08 06:47:05
街中の団体歩きは難しいものがありますが、このような緑の中を皆様と歩くのは楽しいです。
70代や80代の方々がお元気に歩かれているのを見ると刺激を受けますね。
ただ・・・
写真を撮っていると遅れます。
駆け足で追いつく場面が多々あり、余計疲れるのだと思います。
撮影目的の場合はカメラ仲間と一カ所に行くのがベター、ワンゲルの会はあくまでも「歩き」がメインです。

この猿橋周辺もアジサイがたくさんありました。
今頃は咲きだしていることでしょう・・・
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Unknown (山小屋)
2015-06-08 07:07:04
相模川歩き・・・
猿橋のご紹介は私と同時進行だったようです。
桐の花が印象的でした。

最後の懇親会もご参加いただきありがとうございました。
紅一点なので男性陣も喜んでいます。
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Unknown (ビオラ)
2015-06-08 19:48:07
今日こちらも梅雨入り宣言がありました
これからのお出かけには雨が気になりますね
26000歩、5時間の行程を歩かれた皆さん健脚ですね
ツアーなどでも写真を撮っていると遅れがちになって慌てることたびたびです
ワンゲルの会では殊更でしょう。
猿橋は面白い構造ですね、
昔まだ今のような技術がなかった頃にこのような橋を考えた古人に感服です
お孫さんとシンデレラをご覧になりましたか
私も5月の連休に孫娘と映画に行きシンデレラをと思ったのですが
孫にクレヨンしんちゃんの方が良いと言われてしまって見損ねました
でもクレヨンしんちゃんも思ったより良かったです
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猿橋 (写楽爺)
2015-06-08 22:02:59
こんばんは。
晴天で無かった分新緑がより清々しく感じられたのではないでしょうか。
三大奇橋の一つ「猿橋」では橋脚を使わない「はね木」の構造が見所ですが、このポイントからしか撮れなかったのを想い出しました。

お孫さんとの映画観賞、いやいやご立派な活動ぶりだと改めて驚いています。
返信する
猿橋! (ラッシーママ)
2015-06-08 22:08:03
猿橋は日本3奇橋の一つで、我が家から近いのに行った事が無かったのですが
以前に山梨に行く途中に寄ってみました。
その時にボランティア?のおばさんが紙芝居で説明してくれましたし
すぐ傍の商店で買い物したら、其処のご主人が橋の作り方を説明してくれました。

猿橋は錦帯橋を作る人達が見学しに来たそうですから
猿橋の方が早く出来てたのでしょうね。
私も橋の横から四層のはね木を見ましたが
よくあれで崩れないと不思議です。
26000歩を5時間で歩く、流石ワンゲル部の人達で健脚揃いですね。

お孫さんと映画ですか。
今の内に沢山、お孫さんと接して下さい。
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