花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

ダイヤモンド富士?と「氷室椿庭園」

2012年04月01日 | 花シリーズ
4月1日、新年度がスタートしました。

前日の31日は春の嵐に見舞われ、我が家の庭の「枝垂れ梅」も終わりです。
10日以上前から咲き出していましたが、写真に収める時期を逸しました。
去年は2月下旬に紹介していますので、ずいぶん遅れたことになりますね


代わりに「ハクモクレン」が咲き出しましたが、昨日の風雨にたたられて
あっと言う間に散りそうな気配
今年はお花の数も少なくて淋しい限りですが、記録としてUP致します。

今日は風は冷たかったものの、春の陽射しに誘われて横浜港に行きました。
「サクラの開花宣言」も出されて、いよいよ春本番ですね

4月1日、我が家から見た富士山の夕景

我が家の2階のベランダから「富士山」方面に沈む夕日を撮影しました。
もうずいぶんと富士山の右側(北)に太陽が沈んで行きます。

3月21日「ダイヤモンド富士」?

同じ住宅街に住む「カメラ教室」のお仲間のおじ様から、我が家近くの公園から
ダイヤモンド富士が見られるのは3月21日とのメールが届きました。

お天気は上々、早速我が家から歩いて2分の公園に行って三脚を立てました。
午後5時45分、太陽が沈み始めました。


昼間下見して、ここと決めた場所には先客が・・・
やはり同じ「カメラ教室」の先輩でした。

私は茂みの中に三脚を立て、覗いてみると「電線」や木が邪魔をします
300mmの望遠レンズに変えて、裾野はカットし頂上のみを狙う事にしました


午後5時48分、太陽はまさに富士山の頂上にパカッとはめ込まれるように沈んで行きました。


これって「ダイヤモンド富士」、何かが物足りない
そう、ダイヤモンド富士特有の放射線状の光の輝きが見えないのです

主人に言わせると「これはダイヤではない」、トホホホホ

一緒に並んで撮影していた先輩も、やはりピカッと光る輝きは撮れなかったと言っていました。

富士山の周辺の水蒸気のような「雲」が原因だと思いますが・・・
私としては初めての挑戦なので、輝きのない安物の「ダイヤモンド」でも満足です。


我が住宅街の一番端の「南公園」のダイヤモンド富士は、翌日の22日と聞きました。
そちらの方が見晴らしが良く、電線も邪魔しないで富士山の美しいカーブを描く裾野までが見られます。

翌日に期待することにして、ひとまず撮影は終了しました。


ちなみにこちらは以前UPした3月15日の夕景の富士山です。
太陽は僅か半月で、冨士を通り過ぎてずいぶん北に沈むようになるのですね。

「古代エジプト文明」や「マヤ文明」など・・・
大昔から研究し尽くされてきた「暦」の不思議さを改めて実感しました。

     


「氷室椿庭園」
翌日の22日は春めいた暖かい日和で、私はSさんの案内で
椿の花が楽しめる茅ヶ崎の「氷室椿庭園」に行きました。


茅ヶ崎駅南口から徒歩約15分、雄三通りを真っ直ぐ海へ向かって進み、
少し東へ進んだ閑静な住宅街に、氷室椿庭園はあります。


特におすすめは「氷室雪月花」
淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種です


氷室椿庭園は三井不動産の元副社長である氷室捷爾さん・花子さん夫妻の庭園を
ご遺族が茅ヶ崎市に寄贈したもので、平成3年10月に開園しました。


広さ約2,800平方メートルという広い庭園には、
椿や松など1,300本におよぶ庭木類が植えられています。


「日の丸」、園内の椿は約250種類もあり「隠れ磯」、名前など到底覚えられません

「京小町」、優しいピンクも良いのですが「紅妙蓮寺」、紅色の存在感は凄い!

「紅唐子」、目についたお花だけ記しますが「かりょうひん」、初めて見る椿が殆んどです。

この日は全体の6~7分咲きと言われました。
珍しい「黒椿」が咲き出すのは4月初めとか・・・

我が家には実家から持ってきた白い一重と赤い八重の椿があります。
ポロリと散る椿は「武士の散り際を表しているので、家の庭には植えない」と言っていた
主人の母を思い出します。


でも華やかな色とりどりの椿を見ていると、そんな言葉も忘れる趣です。

それにしても茅ヶ崎は昔のお金持ちの別荘が多い所と納得しましたよ。

「高砂緑地」
都会人が茅ヶ崎に別荘を設ける風潮は、明治27年ごろに始まり、
医者の永野嘉十郎、九代目市川団十郎がそのはしりと云われているそうです。

JR茅ヶ崎駅より南へ約200メートル、静かな住宅街の中、
松を中心とする緑豊かな高砂緑地は、明治の有名な新派俳優である川上音二郎の別荘でした。


川上音二郎氏は、九代目市川団十郎に憧れて茅ヶ崎に居を構えたそうな・・・

その後は原安三郎氏(元日本火薬・会長)の別荘となりましたが
昭和59年に茅ヶ崎市が購入して日本庭園を構えた高砂緑地として昭和59年に開園しました。


2月3月はが見頃の公園として一般開放され、カワセミの姿も見られる池が佇んでいました。
嗚呼、私も温暖な海辺に「別荘」が欲しいです
いやいやぁ~、津波が怖いから、アルプスが見える山の麓が良いかしら?
今からではとても無理な夢物語ですが・・・

こうしてカメラ仲間のSさんに案内されて茅ヶ崎探訪をしてから
午後は玉縄桜の咲く「大船フラワーセンター」に出向いた次第です。

この日は気温が上がり、夕方帰宅した頃にはモヤッていて
残念ながら「南公園のダイヤモンド富士」は望めませんでした。


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34 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ダイヤモンドというよりも (恵那爺)
2012-04-02 04:04:00
ダイヤモンドじゃなくて残念でしたね。
この輝きは、パール富士でしょうか。
安物と云うより落ち着いた輝きが素敵ですよ。

いろんな椿の花が有りますね。
みんなきれいです。
ダイヤモンド富士 (山小屋)
2012-04-02 07:01:16
ピカッと光る輝きが出ないのは空気の
せいだと思います。
12月の冬至の頃高尾山から眺められる
ダイヤモンド富士には素晴らしい輝きが
肉眼でもみることができます。
でもこれはプラチナのように見えました。
褒美としてご主人に買って貰ってください。

やっと桜が咲き出しました。
これからは花見で忙しくなりそうです。
Unknown (zooey)
2012-04-02 07:24:56
氷室雪月花、初めて見ました。
美しいですねえ。
こんな椿があるなんて知りませんでした。

>私も温暖な海辺に「別荘」が欲しいです

私の親戚や友人で別荘を持っている人がいますが…
管理が大変なようですよ。
別荘に行っても、結局主婦は家事するわけですし。
私は、上げ膳据え膳のホテルや旅館にあちこち泊る方がいいなあ…
おはようございます♪ (カシオペア)
2012-04-02 07:28:52
見事に夕陽が富士山頂に乗りました~(^^)v
南公園からは見えなかったとの事…残念でしたね…
でもこれだけは天気次第なのでどうしようもないです(-"-)
次回に期待しましょう(^_-)-☆
ダイヤモンド富士 (写楽爺)
2012-04-02 10:01:33
こんにちは。
よほど空気が澄んでいたんでしょうね、富士の頂上に真ん丸の太陽なんてこれはこれで素晴らしい写真だと思いますよ。
こんな太陽と富士を狙ってもそう簡単に撮れるとはおもわれませんからね。
「氷室椿庭園」椿と名が付くだけあって色々な種類が楽しめるのですね。
我が家の椿は蕾は多く付けているもののまだ硬い蕾、幾つか蕾の先が赤くなってきた程度です。
ダイヤモンド (地理佐渡..)
2012-04-02 19:46:33
こんばんは。

良い夕日の富士です。ダイヤモンド。
そう言われなくたってこれほどのチャ
ンスもまた草創はありません。
たくさん撮りまして、いつかはこれ
ぞというものを得てください。楽しみ
が合っての取材活動です(笑)。

さて、本日地理佐渡は佐渡に戻ってき
ました。明日から平常管理をいたしま
す。休んでいます間にうれしいコメン
トをいただいています。ありがとうご
ざいました。書かれていますように、
今日から本格的に新年度体制での仕事
始めでした。

☆恵那爺さんへ (naoママ)
2012-04-03 06:45:35
私もパールかな~と思ったのですが・・・
「パール冨士」というのは月が富士山の頂上に沈んだ時のネーミングのようです。
でも月の倍もありそうな特上の「パール冨士」に見えますね。

私も椿の種類がこんなにあるなんて知りませんでした。
我が家の椿はようやく7分咲きくらいです。
☆山小屋さんへ (naoママ)
2012-04-03 06:49:32
春から夏にかけては霞がかかり、富士山も殆んど見られなくなります。
この日、日中は良いお天気で、期待していたのですが・・
この時期はこうして見られただけでも嬉しいです。

昨日は一日中出かけていましたが、今日は春の嵐になる予報で
外出は取り止めました。
今朝は、まだ晴れていますが・・・
☆zooeyさんへ (naoママ)
2012-04-03 07:00:42
「氷室雪月花」は名前からしても、ここ個人の別荘で生まれたのでしょうね。
自分の名前が付いたお花があるなんてステキです。

「別荘とおめかけさんを持つのは大変!、何かと手がかかる」と聞いた事があります。
端が羨ましく思うほど良いものでもないらしい・・・

我が家のお嫁ちゃんの実家も伊豆に土地だけありますが、お母さんが「別荘にまで来て忙しい思いはしたくない」と建築を拒否・・・
娘たちも興味すら示さないようです。

☆カシオペアさんへ (naoママ)
2012-04-03 07:09:27
本当に太陽が富士山の上に乗った!という表現がピッタリですね。
コロナの見えない丸い太陽が写せたのは初めてで嬉しいのですが・・・
キラリの光る輝きも欲しかったです。
その日その日の天候条件によるのでしょうね。

遮るものがない南公園からの富士山に期待していましたが、見えなければ話になりません。

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