戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

とくべつ

2010年07月31日 | 想うこと

消費税10パーセントの話題はどうやら消えてしまったようですが、しばらくは、上げないどころか論議もされないのかもしれません。

それでいいのか、と心配になる反面、確かに今上げると消費が冷えるかも、という心配もあります。

なんせ少しも景気が良くなりませんから、うちでもやり繰りに困っています。

入ってくる方は少しずつ少なくなっているのに、出て行く方は、相変わらずの勢いがあります。

作る数が減るならば、それに伴い材料のコストも減っていいはずなのに、これが変わりません。

どういうことでしょう・・・。

まあ、電気、ガス、ともに少しずつ値上がりしていますから、そういことが微妙にコストに関わっているのでしょう。

そのほか、特別に出て行く出費があります。

市税、商店街活動費、など、きりがありません。

支払いの予定が狂ってしまうことしばしばです。

ですが、出て行く心配ばかりしていると、”引き寄せの法則”ではないですが、請求書が増えてくるでしょう。

なので、ここはポジティブに、特別に入ってくるんだとイメージして、たとえば宝くじが当たるとか、楽しく過ごしていればいいのではないかと思ったりします。

引き寄せの法則が働くのです。

特別収入があると。

きっと・・・。

たぶん・・・。

じゃないかな。


のどごし

2010年07月30日 | 想うこと

むちゃくちゃ暑い日々も過ぎ、それなりの夏日になっています。

エアコンはありませんが、古い家のため風が通りすぎますから、一階に居る分には暑すぎて困ることはなく、それなりに過ごせています。

ただ、仕事中は蒸気に蒸されることもあり、汗だらけになりますから、辛くなることもあります。

ですが、この時期、外でお仕事をなさっている方のことを思えば、文句は言えないと分かっております。

暑さを我慢して仕事した後の喜びは、冷えたビールを飲むことです。

ほんとビールの進むこと。

これに野球中継が重なればいうことはありません。

もう、思いっきり、”昭和のオヤジ”になっております。

せっかくなら美味しいビールを飲みたいと思ってしまい、コンビニへ行き、あれこれ色々な種類を試してみます。

懐具合からすると、発泡酒でも高価かもしれませんが、やっぱりビールを買ってしまいます。

そしてその結果、暑い夜、喉が渇いて飲むビールは、やはり”ドライ”が美味しく感じます。

味わい深いビールより、喉ごしさっぱりしたのがいいようです。

20年近く売れ続けているわけですから、すごいことなんでしょうね。

ビールも、シンプルなのが一番、ということでしょうか・・・。

 

 

 


はなび

2010年07月29日 | 想うこと

昨夜は花火大会がありました。

雨の中、娘を連れて、途中から妻も合流しましたが、万人橋より少し北へ下った場所で花火を見ました。

雨が降り、少し風もあるため、煙が流され空気も綺麗で、いつもより花火が鮮明に見えました。

本当は雨降りのため見に行きたくなかったのですが、娘のためと思いまして、重い足を引きずり外へ出たのです。

小学生の時に見る花火大会は、特別な思い出になるでしょう。

大人になってから見ても、なんてことない光景も、子供の目にはとても新鮮に映っているものです。

私も小学生の頃、友達と花火大会を見に行きました。

とても楽しみにしていて、雨なぞ降ろうものなら、悔しくて悪態つきまくっていたものです。

そして挙げ句の果て親に叱られて・・・。

花火を見る場所は決まっていて、緑地公園内、打ち上げ場所から100メートルも離れていない場所で、寝転がって見ました。

その場所だと、打ち上げられた花火が頭上で炸裂するように見えるのです。

その迫力たるやすごいものがありました。

単発の花火しかなかったのですが。

現在では安全を考えて近寄ることはできないでしょうが、私の子供の頃は、そこらへんいい加減だったようで、私を含めワルガキどもが発射場所近くにうようよしていました。

その場所で見た花火は私の記憶に強い印象を残しています。

ある意味、それがあるため、スターマイン等の派手な演出の花火を見ても、たいしたものには見えません。

昨日の花火では、ニコちゃんマークが正面に見られるたび、娘は喜んでいました。

子供の頃見た花火として、雨の中、親と一緒でしたが、娘の思い出に刻まれるのでしょう。

 


しんたいせい

2010年07月28日 | 想うこと

飛騨高山高校の野球部が新体制になり、今日、初の練習試合がありました。

富田高校を招いて、2試合行われました。

もちろん富田高校も新体制です。

かつての息子のチームメイト、2名も、富田から先発出場しています。

彼らの姿、仕草、動きぶりが変わってないのに、安心感と懐かしさを覚えました。

成長していることは言うまでもありませんが。

2試合目の最後の2イニング、息子が投げることになりました。

実践は初めてだと思います。

相変わらずの落ち着きのなさと、ファーボール連発にはらはらさせられましたが、ナインの助けがあり、とりあえず無失点に抑えましたので、良かったなと胸をなで下ろしたしだいです。

その間、二人のチームメイトを打席に迎えて投げました。

かつての仲間相手に、投げることになったのです。

一人はファーボール、一人はショートゴロ、となりましたが、お互いの胸の内はどんなだったでしょう。

たぶんどちらとも夢中で、何も考えてなかったと思いますが。

見ているこちら側としては、面白くもあり、頼もしくもあり、少しなぜだか寂しさもありました。

 

 

 


ひざつう

2010年07月27日 | 想うこと

フジテレビの26時間テレビを観ていて、オープニングとエンディングですけれど、よく走れたものだなと感心しました。

26時間駅伝ですか、ヘキサゴン選抜メンバーが、一人10キロから20キロほどたすきを掛けて走りました。

1時間から2時間ほど走るわけですね。

ハタヨウクさんなど、40キロほど走ったことになると思います、マラソンですよ。

それを見ていて、羨ましくなり、私も走ってみようかと思ってしまいました。

走るのは元々好きですし、夕方、日が落ちてから歩くついでに少し走り出したのですが・・・

いきなり膝が激しく痛み出しました。

10メートルで断念です。

今年の冬から膝が痛み出し、といって普段の生活には支障はないのですが、走っていなかったのですけれど、やはり走ることは無理のようです。

しかたなく歩いて家に向かっていたのですが、川端を歩いているとき、川の中で3人の高校生がはしゃいでいるのを見ました。

その3人は、歩き始めたときにも見たのですけれど、その時は、河原でサッカーボールを蹴っていました。

見ると、河原にサッカーボールがほかってあります。

サッカーに飽きて、川に入り、水を掛け合って遊んでいるのです。

夏の光景ですけれど、そのはしゃぎようを見て、なんとも切ないものが胸をよぎりました。

まあ、自分も子供の頃は、跳んだりはねたりしたものです。

それはもう無理にしても、なんとかジョギングくらいできるようにしたいものです。

 

 


かいせつ

2010年07月26日 | 想うこと

高校野球岐阜県大会、土岐商が県岐商を破って優勝しました。

夏の甲子園出場です。

昨年の夏は県岐商がベスト4、今年の春は大垣日大がベスト4と、岐阜県勢が甲子園で活躍していますからプレッシャーがかかるでしょうが、ぜひ勝ち進んでほしいものです。

打てるチームですから、期待できるでしょう。

実は、今日の決勝戦より、昨日の準決勝試合の方が面白かったです。

なんと言っても最高のパフォーマンスを披露したのは、NHKの解説者でしょう。

のっけから、アナウンサーが、「松田君はどういう投手でしょうか?」、と聞いてきたところ・・・

解説者、「私は、この投手のことをよく知らないですね~」、と答えました。

正直者です。

県岐商のエースを知らない人が、NHKの解説席についたわけです。

その後試合中も、ぼそぼそとした声で、解説者というよりも一視聴者としてつぶやき続け、たまにまともな答えをするときは・・・

「ここで打ち取ったら、アウトでしょう」

と、絶対的自信を持って話されました

・・・楽しませてもらいました。

試合の方ですが、9回の大垣日大の攻撃が決定的となりました。

前の攻撃で代打を出した関係で、県岐商はピッチャーを替えました。

替えられたピッチャーにすれば、厳しかったと思います。

いきなりヒットを打たれ、次の打者に死球を与えてしまいました。

それも2ストライク追い込んでからです。

結果、ノーアウト1塁2塁、です。

攻撃側としては、定石はバントですね。

しかないと思っていたのですが・・・

阪口監督、ヒットエンドランを指示しました。

ファーストの守備を見てとのことです。

投球が外角へ大きく逸れ、空振りになり、セカンドランナーがサードで刺されました。

その時、ファーストランナーはセカンドへ行くことができませんでした。

これが大きく響くわけですが・・・

あの場面で、よくバッテリーが投球を外したものだと感心していましたけれど、話を聞くと、キャッチャーは外角へ投げるようサインを出したそうです。

外す玉ではなく、ストライクを投げるはずが大きく外れてしまった、というわけです。

あのときのピッチャーは一杯一杯だったでしょうから、うまく投げることができなかったかもしれません。

が、それが、結果エンドランを防いだわけです。

わからないものです、特に高校野球は・・・。

息詰まる投手戦の結末は、このようなかたちで終わりました。

ツキがあった県岐商も、今日の決勝戦では敗れました。

勝ったチームは負けたチームの色々な想いを抱え闘うわけです。

土岐商の、甲子園での健闘を祈ります。

 

 


ゆうだち

2010年07月25日 | 想うこと

3時過ぎに、夕立がきました。

雷を伴い、久しぶりの夕立です。

30分ほど続いたでしょうか。

一時期激しく降り、停電も起きましたが、おかげで涼しくなりました。

店の裏で仕事をしていたのですが、涼しい風が吹き抜け、楽になりました。

猛暑、酷暑の数日でしたから、ありがたい夕立です。

外で仕事をしている方々も、ほっと一息といったところではなかったでしょうか。

普段、蒸気に煽られ仕事をしていますから、全身汗だくになってしまいます。

その分、シャワーを浴びた後のビールが美味しいのですが、そのために頑張っているところもありますけれど、今夜は少し爽快感が落ちるかもしれません。

それでも、夕立がこんなにありがたいとは、久しぶりに感じたしだいです。


しかる

2010年07月24日 | 想うこと

西武ライオンズの大久保コーチ、選手に対しての暴行容疑で解任だとか・・・。

”デーブ” と愛称のついた愛すべきキャラクターでしたが、言ってみれば、昔気質の体育会系キャラでもあったわけです。

荒い言葉使いと、手が出る足が出る的な指導をしたのでしょうか・・・。

自分たちはそのような指導で育ってきていますから、多少荒っぽいのも当然と思っているでしょうが、現在の若者たちはついてこないでしょう。

まずは言葉です。

納得いく言葉が出せるかどうか。

それが難しいなら、話し合うことでしょう。

指導といえど、コミュニケーションです。

プロだけでなく、未だ、怒鳴り散らす指導者は多いですから。

頭から怒鳴りつけて、それでも足りなく足が出る。

子供たちは萎縮してしまって、野球どころでなくなってしまいますからね。

それで野球を辞めていく子供たちの多いこと。

野球だけではありませんが・・・。

球界の宝、とまで言われる、あの菊池雄星投手がまったく日の目を見ないのも、デーブのせい? と思われてしまうでしょう。

人を教えるというのはほんと難しいことだと思います。

あのイチロー選手だって、新井コーチとの出会いがなければ大成したかどうかわからないでしょう。

振り子打法、プロでは通用しないと誰もが思い、まずは矯正しなければ、となったはずです。

ですが、新井さんは、とりあえず、それを認めた。

イチローが苦心して作り上げてきたものを尊重した、ということではないでしょうか。

そこから、4割近くヒットを打つ打法を作ってきたわけです。

まずは個性を受け止める、そこが大切なのではないでしょうか。

もっとも、不真面目なヤツは叱らなダメでしょうけど・・・。


ぷーる

2010年07月23日 | 想うこと

猛暑、酷暑の日が続いています。

お昼過ぎ、宮峠を通過したら、頂上は35℃を表示していました。

高山中、どこでも暑いでしょう。

それでも、昨年までは夜には涼しくなったような気がしますが、今年は夜も暑いような気がします。

まあ、暑いときにはジュースが売れますが、普段、5、6本しか出ない自販機のジュースが、今日は、30本ほど出ていました。

こんな小さなことでも、ありがたいことです。

お昼の天気予報によると、明日は寒気が日本列島に降りてくるようです。

ウエルカムですよ、ここまで暑いなら。

涼しい風が吹いてくることを期待します。

小学6年生の娘も、夏休みに入り、毎日学校のプールへ通っています。

6年生にもなると、学校のプールは遠慮するそうですが、喜んで行きます。

それも暑さのせいです。

高山市民プールは、川の水を引き入れているため、ものすごく冷たいのですが、の記憶がありますが、今年はそれも大歓迎でしょう。

昨年までは行きたいと思いませんでしたけど、今年は一度くらい泳ぎに行こうかと思っています。

 


かいせつ

2010年07月22日 | 想うこと

エースが泣きながら投球していた、と私は見ていたのですが・・・

息子に言わせると、ピンチでも笑顔で投げていた、ということでした。

息子の方が近くで見ていますから、たぶん、そういうことだったのでしょう。

となると・・・私の見ていたのは何だったのでしょうか・・・?

試合を目撃しながら、勝手にストーリーを作っていたのでしょうか・・・?

考えてみると、二度と高校野球はできない、と書いてしまいましたが、それも大人の感傷です。

どういうことかというと、高校生たちには、広大な未来が待っています。

目の前に途方もない将来があるのです。

大きな期待と不安、それ以上の希望が胸にあります。

その彼らからすれば、感傷に浸っている暇はありません。

感傷に溺れるのは、過去しかない我ら大人です。

すごく悔しい、という想いは強いでしょう。

それも、ダーと涙を流せば、スーと消えて、次へのステップに変えられるでしょう。

それが若さです。

もちろん、遣り切った、という自覚がなければならないでしょうが。

勝手にストーリーを作り、現実に重ね合わせて見ていた私の目でも、試合が終わり、ベンチ前で選手たちが抱き合って泣いていたのは、しっかり見えました。

なんの解説なしに・・・。