いわずと知れた、といってセリフまでは知らないでしょうが、『椿三十浪』のなかのセリフです。
今日からですか、公開されるのは、観てないのにセリフがわかるのは、黒澤明の『椿三十浪』を観ているからです。
”三十浪シリーズ”は、『用心棒』と『椿三十浪』の二本あるのですが、用心棒のなかでは、主人公の名前は、桑畑三十浪、になっていました。
三船が、名前を聞かれ、パッと外を見て、目についたものを名字にするわけです。
そして、三十男だけど、そろそろ四十になる、というわけです。
映画としては、用心棒の方が面白く観られました。
椿三十浪は、何といっても、最後の決闘のシーンが素晴らしく、そこだけでも観る価値のある映画です。
今回の映画はどのように撮られているでしょうか、楽しみです。
CMを見るかぎり、よく出来た映画のようにみえます。期待できるということです。
”何十人斬り”、のシーンが話題になっていますが、黒沢版では、ハッキリ言って、罪のない者まで斬ってしまい、殺生のし過ぎ、といった感じがあり、楽しめませんでした。
今回は、どう描かれているでしょうか。
どちらにせよ、観られるのが楽しみです。