上半期視聴率ナンバーワンは、『龍馬伝』でしたそうな。
そうであろう、と納得しています。
なんせ、私も毎回観ていますから。
一回も見落とさないなどとは、大河ドラマでは初めての経験かもしれません。
といいつつ、先々週、先週と、放映時に観ることはできませんでした。
そのため録画しておいて、月曜日に二回分まとめて観ました。
いや~、二回分泣けました。
くたびれましたけど・・・。
特に、武田・勝海舟のお別れの演説には、胸が震えてしまいました。
厳しい時代を乗り越えていかなくてはならないわけですから、自然、熱い思いがほとばしってくるわけです。
それは、歴史物フィクションの上だけでなく、現在の若者たちへのエールも含まれていたと思います。
だけど、現実は厳しい、というのがキチンと描かれていました。
それと、先週の龍馬伝は、まるで、『ダークナイト』のような、終わり方でした。
龍馬が全て罪をかぶる、そうすることでしか友を救うことができない、その覚悟と切なさ、これも胸を打ちました。
台本が良いし、演出はリアルだし、そして、福山君を初めとした配役たちの素晴らしさ、久々のヒット作品です。
個人的には、近藤正臣の”鯨候”が好きですね。
見えすぎるうえに酔っているしかない、雰囲気が抜群です。
長く引っ張ってきた、土佐勤王党も終わりますし、これからがいよいよ龍馬本領発揮のシリーズになります。
益々楽しみです。