戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

うわさ

2007年05月31日 | 想うこと

前日の記事にも関係することなんですが、嘘が真実味を帯びて広がることがあります。

10年ほど前でしょうか。高山のある料亭が潰れた、という噂が流れました。

その料亭は歴史があり格式が高く、訊いた人は、まさか、と驚いたものです。

一時期、町の話題を独占していました。

同業者と話しをしていて、私がその話題を出したところ、その人が、それはデマですよ、と教えてくれました。

そう教えられたのですが、正直、その時は、デマであるということが半信半疑でした。

ですが、その噂が全くのデマであったことは後に判明し、10年たった現在も、その料亭はリッパに営業されています。

私がそこで思うことは、噂を聞いたときに、心のどこかで、ああやっぱり、と思ってしまったことです。

何の根拠もないのですが、噂を信じてしまえる、心構えのようなものがあったのではと考えるのです。

これは、羨む気持ち、もしくは、「他人の不幸は密の味」に近いものなのでしょうか・・・?

反省・・・。


修学旅行2

2007年05月30日 | 想うこと

息子の中学の三年生は、現在、修学旅行に行っています。

学習旅行、と称するそうですが、二泊三日で、広島、大阪を巡るそうです。

最終日は、USJで学習(?)するそうで、たぶん、生徒の皆さんは一番楽しみにしているでしょう。

USJも楽しいですが、やはり一番行きたいところは、TDRではないでしょうか。

飛騨の中学も、10年ほど前まではTDRに行っていました。それが、ある事件をキッカケに行けなくなりました・・・。

ある生徒たちが、悪ふざけで、ミッキーさんを池に落としたそうなんです。(詳細は知りませんが)

そのため、飛騨の中学は、修学旅行において、TDRへは立ち入り禁止になっています。

当然です

田舎の中学坊主が、華やかな場所で舞い上がってしまい、面白半分にしたのでしょう。

本人たちにとっては、青春の思い出、となるのでしょうか

ですが、後の者たちにとっては、無責任極まりない腹立たしい行為です。

いつになったら、立ち入り禁止が溶けるのでしょうか・・・?

 

 


修学旅行

2007年05月29日 | 想うこと

高山の町は、今の時期、修学旅行生がたくさん来ます。

中学生が多いですが、数人一組でパンフレット片手に、メイン通りを歩いています。

古い町並みを中心にすれば、観光名所は半径500メートルくらいに収まっていますから、半日あれば、十分歩いて巡ることができます。

道も碁盤目上に整っていますから、生徒たちも迷うことなく歩けますし、そういう点では、先生方も監視しやすい町だといえます。

そして何より、安全な町です。今のところ・・・。

私が中学の時、修学旅行で京都に行ったとき、夜出かける場所は、ある地域に限定されていました。そして、間違ってもそこから出ては行けない、と先生から念を押されました。危険だからということで・・・

高山は夜も安心です。

ですが、観光名所での呼び込みを含め、意地汚くなりつつあるのも否定できません。


家族で映画・・・ゲゲゲ!

2007年05月28日 | 想うこと

昨日、家族四人で映画を観てきました。

作品は、『ゲゲゲの鬼太郎』です。

夕方の回でしたが、私たちを含め、家族連れが4組ほどしかいませんでした。

日曜日の上映だし、結構人気の作品なので、いい席に座れないかも、と思い20分前から並んだのですが、関係ありませんでした。

娘は楽しめたようです。中学の息子は、まあまあ、という顔をしていました。

私たち夫婦は、まあ、その・・・そんなもんでしょう。という評価でした。

お菓子を食べながら鑑賞するにはいいと思います。

ただ思うのは・・・バラエティーの人気者が登場すると、主役脇役を問わず、普段のキャラが被り、物語への感情移入が冷める感じがします。

よほど演技が巧ければ別なんでしょうが・・・。

 

 


ナルトになると・・・

2007年05月27日 | 想うこと

息子が嵌っている、『ナルト』を読んでいます。

現在、38巻まで出ているんですか うちには37巻まであるのですが、一日4巻のペースで読んでいます。

一冊30分で読めますから、一日2時間くらいは読んでいるわけで、マンガばっか読んで、と息子に小言を言うことはできない状況です。

面白いですが、それ以上に、設定がバッチリできているのに感心します。

その設定が、『ハリーポッター』によく似ているとも思います。

時々、オロチ丸 が ボルディモート に見えてしまいます。

戦闘の中で主人公が成長する活劇モノは、どうしても似通ってくるのかもしれませんが、だからといって劣るわけでもなく、断然、面白いです。

単行本には、余談として、作者の漫画家への道が綴られているのですが、これがまた興味深く、クリエーターを目指す者には、良い手本になるだとうと思われます。

その中で、彼が『アキラ』に衝撃を受けた話が載っていましたが、私も『アキラ』が好きでしたので、とても近親感を覚えました。

 


黄砂?

2007年05月26日 | 想うこと

未だに・・・と書けば、知らないだけなのかもしれませんが、山々が霞んで見えます。

どことなく黄ばんだ空で、初夏の鋭い日差しはありません。

黄砂が飛来しているのでしょうか

私の鼻水も、春先から続いていますが、影響を受けているのでしょうか?

中国の環境問題が、国境を越え、海を越え、日本に被さってきます。

かつての公害先進国だった日本は、積極的に、中国の公害問題に関わらなければならないでしょう。

でなけば、鼻水だけではすまないような・・・。


水不足

2007年05月25日 | 想うこと

五月にして、すでに取水制限を受けている河川があるそうです。

中部でも、宮川が取水制限だと新聞に載っていましたが・・・宮川だと、この高山にも流れています。

宮川といいましても幾つもあるのでしょうが、人ごとではありません。

四国のあるダムでは、貯水量がゼロになっているといいますし、これから夏場を迎えるのに、もちろん梅雨に期待はできますが、どうなるのだろうと心配してしまいます。

日本は緑豊かな国でしたが、それは水が豊富だったからですけれど、徐々に砂漠化していくのでしょうか。

今日の雨は、ひさびさですが、恵みの雨のようです。

この時期雨が降ると、町も人も沈んで見えますが、いまは降ってくれてありがとう、という気持ちです。

 


なんとアジのある絵

2007年05月24日 | 想うこと

吾妻ひでお、『失踪日記』を読みました。

マンガですが・・・面白いことは言うまでもありませんが、色々な世界が覗ける興味深いお話です。

特に、アル中病棟 、という章では、アル中になってその闘病記(?)が描かれています。

私も飲み助ですから特に興味を持って読んだのですが、レベルが違いすぎるのが驚きでした。(感心してはいけませんが)

闘病中、アル中についてのレクチャーを受けるシーンがあるのですが、そこで講師の曰く・・・

「アル中は不治の病です。一生治りません。ぬか漬けのキュウリが生のキュウリに戻らないのと同じです」

・・・怖いセリフです。

身体の肉にまで、アルコールが染み込んでいる、っていうことでしょうか・・・

 

 


ひょんな所から・・・

2007年05月23日 | 想うこと

アメリカの高校生が、自宅で原子炉を造ってしまい、重水素核融合に成功したとか・・・。

あっ、そうですか・・・。て、それが本当なら、科学史において革命的なことじゃないですか

世界中の国が核融合を成功させようと、何をもって成功とするかはよく判りませんが、巨額の資金をかけ競争しているのに、高校生が自宅のガレージで、ホームセンター等で買ってきた機器で造り上げてしまうなんて。

現世界が抱える深刻なエネルギー問題や環境問題を解決する、鍵となる核融合が、個人宅ガレージから出現したとなれば、しかも造ったのが高校生、なんと痛快なことだろうと思います。

世界を変えるモノは、意外と、想定外のところから生まれるものかもしれません。


五月晴れ

2007年05月22日 | 想うこと

間違いなく、五月晴れです。

五月も下旬になって、暑いけど爽やか、なお天気です。

それでも、昨日の朝は4℃でしたからね。まあこれで冷え込むこともないでしょう。って、何回目かの書き込みですが・・・。

五月晴れの下、よもぎを採ってきました。

まだ小さいのが多いですが、じゅうぶん商品になるものです。

今年初めてと言っていいくらい汗だくになり、風邪も治ったばかりだというのに、それでも、気分も爽やかといった午後です。