地震の被害に遭われた中学生が集団で宿泊施設へ行くのは、集団避難なのですね。
前回のブログで、集団疎開と書いてしまいました。
無知なる故の過ちです。
訂正します。
輪島の中学生、258人が集団避難しました。
白山市にある宿泊研修施設で共同生活を始めるそうです。
3月の終わりまででですね、ただし、4月以降も続く可能性があるとも言われています。
続いて、珠洲市の中学生約100人、能登町の中学生40人も加わるそうですから、総数、400人近くの集団避難になります。
これだけの人数で、二カ月にもおよぶとは、稀なことだといえます。
昨日ニュースで、バスに乗り込むところが放送されました。
親御さんが、子供たちに声をかけていました。
「野菜食べてね」とか「勉強もするんだよ」とか。
勉強しに行くのに、「するんだよ」って言われるんですからね、親が心配することはいつも同じだな、と思います。
親御さんにしてみても、二カ月も子供がいないんですから、寂しく感じますよね。
中学1年だと、まだまだ子供ですよ。
たくましくなって帰ってこい、と願っていることでしょう。
これは強制ではないですからね。
現在は、中学生にも色々な分野において、自由に選択できる機会が増えました。
このことについては、いずれ纏めて記したいと考えているのですが……
なんせ、私たちの中学時代というのは、ほんとに規則、規則で息が詰まるような酷さがありました。
髪の毛は坊主ですからね、なぜ、と思うでしょう。
女子も、髪の毛が耳にかかってはいけない、でしたから。
嘘みたいですよね、なぜそれを強制したのか?
軍隊式な教育だったのでしょう。
集団から外れない、勝手な行いをさせない、従順な子羊たちを作る、でしょうね。
自由闊達を目指すとか言いながら、実質は、個人の自由を認めない締め付けだったのです。
結果どうなったか?
なかなか自分で決められない人を多く作ってしまいました。
独創性に乏しい人たちになってしまったような。
子供たち、孫たちには、このような教育を受けさせたくないです。