戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

集団避難でした。

2024年01月18日 | 学校

地震の被害に遭われた中学生が集団で宿泊施設へ行くのは、集団避難なのですね。

前回のブログで、集団疎開と書いてしまいました。

無知なる故の過ちです。

訂正します。

輪島の中学生、258人が集団避難しました。

白山市にある宿泊研修施設で共同生活を始めるそうです。

3月の終わりまででですね、ただし、4月以降も続く可能性があるとも言われています。

続いて、珠洲市の中学生約100人、能登町の中学生40人も加わるそうですから、総数、400人近くの集団避難になります。

これだけの人数で、二カ月にもおよぶとは、稀なことだといえます。

昨日ニュースで、バスに乗り込むところが放送されました。

親御さんが、子供たちに声をかけていました。

「野菜食べてね」とか「勉強もするんだよ」とか。

勉強しに行くのに、「するんだよ」って言われるんですからね、親が心配することはいつも同じだな、と思います。

親御さんにしてみても、二カ月も子供がいないんですから、寂しく感じますよね。

中学1年だと、まだまだ子供ですよ。

たくましくなって帰ってこい、と願っていることでしょう。

これは強制ではないですからね。

現在は、中学生にも色々な分野において、自由に選択できる機会が増えました。

このことについては、いずれ纏めて記したいと考えているのですが……

なんせ、私たちの中学時代というのは、ほんとに規則、規則で息が詰まるような酷さがありました。

髪の毛は坊主ですからね、なぜ、と思うでしょう。

女子も、髪の毛が耳にかかってはいけない、でしたから。

嘘みたいですよね、なぜそれを強制したのか?

軍隊式な教育だったのでしょう。

集団から外れない、勝手な行いをさせない、従順な子羊たちを作る、でしょうね。

自由闊達を目指すとか言いながら、実質は、個人の自由を認めない締め付けだったのです。

結果どうなったか?

なかなか自分で決められない人を多く作ってしまいました。

独創性に乏しい人たちになってしまったような。

子供たち、孫たちには、このような教育を受けさせたくないです。

 

 

 

 

 


集団疎開か……

2024年01月16日 | 学校

大雪になりました。

夜はそれほど降らなかったのですが、午前ですね、けっこうな降りになり、30センチくらいの積雪だったのではないでしょうか。

雪かきを、朝と昼過ぎに行いました。

気温も一日中氷点下でした。

明日の朝は放射冷却が強そうで、-10℃いくのじゃないでしょうか。

今が一番冬の厳しい時です。

今週末は、大寒でもあります。

そう考えると、春は近づいているわけです。

美濃の方だと、あと三週間もすれば梅が咲きます。

二カ月で、桜も咲くでしょう。

待ち遠しいですね。

そんな春を待っている季節に、北陸の方では、中学生の集団疎開が始まるようです。

中学生300人ほどが、宿泊施設で二カ月ほど過ごすとか。

もし自分だったら、とても不安に思ってしまいます。

合宿でも、一週間くらいが限度でしたから。

私は、中学2年生の時に、東京のオリンピック宿泊所で、一週間泊って合宿をしたことがあります。

とても楽しい思い出ですが、その当時は不安でした。

もっとも、志願して行った合宿ですから、今回の集団疎開とはまるっきり違うものです。

できれば行きたくないでしょう。

希望者が行くということですが、なかなか行きたくない、とは言えません。

仕方なく参加する中学生も多いでしょう。

出来ますれば、雑魚寝のようではなく、個人部屋で、快適に過ごせるよう配慮されるといいですね。

そう願います。

親御さんの心配もありますから。

それが、めったに経験できない、良い思い出となればいいのですが。

 


青春期に規則はどこまで

2023年11月29日 | 学校

今日は一日中寒かったです。

昼からは、冷たい雨も降り出しました。

雪にはならなかったのですが、雪が降るよりも冷たい感じがありました。

今朝、というかいつもの通勤時間、車を運転して職場に向かうのですが、ちょうど小学生と中学生が登校しているのとすれ違います。

小学生は集団登校ですが、中学生は独りで、もしくは仲間と歩いていきます。

そのなかで、毎朝すれ違うのに、四人組の中学生がいます。

その四人、いつも楽しそうに話して歩いていきます。

それを見て、自分もそうだったな、と思い出したりします。

50年前と景色は変わっていないのです。

唯一違うのは、今の中学生男子は、帽子をかぶっていません。

自分たちの頃は、かならず帽子を被っていました。

そういえばと、私の息子も中学時代、帽子はかぶっていませんでした。

いつのころから被らなくてもよくなったのか?

思い出せば、規則規則の中学時代でした。

学校が終わって遊びに行くときにでも、制服に帽子、白いスニーカー、そして、生徒手帳を携帯するようにと決まっていました。

生活指導委員が巡回しているから、必ず規則を守るようにと指示されていました。

行き過ぎな指導だったのではと思います。

息苦しいうえに、生徒の自主性を奪っていました。

思うに、間違った教育方針だったのではないでしょうか。

出来上がった人間は、自分も含めて、創造性の乏しい存在になってしまったような気もしますが。

新しい時代に必要とされるでしょうか……?

 

 


綾取り

2022年12月06日 | 学校

妻が、読み聞かせをするために、小学校へ行きました。

小学4年生に、お話しをする前段として、綾取りの話をしました。

すると、「綾取りって何ですか?」 と質問してきた児童がいたそうです。

え?

綾取りを知らない?

綾取り……をどう説明する、となったようで。

紐を結んで両手にかけて……と言葉にしたところで、とうてい伝わるものではありません。

体験しなければ分からないものでしょう。

隣りにいた先生も驚いたようで、「綾取りを持ってくるね」、と子供たちに伝えたそうです。

綾取りなどは、子供たちの遊びでしょうが、それは誰かから誰かに伝えられたものですね。

子供たち同士、親から子供へ、保育園時代に先生から園児に、などで知ったものでしょう。

それが、現在は、伝えないのですね。

伝える必要はないのかもしれませんが、ほんの遊びとしても、時間つぶしにしても、やらない、ということです。

消えていくものなのでしょうが、ちょっとショックなはなしでした。

 


暑いときには美味しいです

2022年05月16日 | 学校

今朝、高山の最低気温は、6.1℃でした。

初夏の爽やかな朝、ではないですね。

寒すぎます。

丹生川町の山口では、5℃でした。

こういうことがあるから、油断はできません。

ハウスの中では、未だ暖房機器が稼働しています。

5月中旬過ぎだというのに。

今年は特別かもしれません。

昨年は、梅雨に入っていましたが。

そちらの方が以上でしたが……。

さて、ある中学の修学旅行で、教師が昼間ビールを飲んでいたというのが、この地方の大きなニュースになっています。

昼間はいけませんよね、仕事中ですから。

それはそれとして、教師の言い訳が色々あったのですが……

なかに、「暑かったので飲みました」、というのがありました。

確かにね、暑いから生ビールは美味しいですよね。

って、違うでしょう!

もし、生徒が、禁止されている飲料水を飲んで、「暑かったから飲みました」て答えたら、

「バカか! 水でも清涼飲料水でもあるだろうー!」て怒るでしょうに。

……

これで、修学旅行に限らず、研修でもなんでも、昼夜問わず飲酒は禁止になりました。

残念でしたね。