戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
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影をふまれちゃったのなら、しかたないよね~

2017年11月19日 | 想うこと
昨夜は、本町4丁目にある、Cha-mama Cafe という喫茶店で催された、演劇LIVEを観てきました。
ケワフンスケ台本・演出『影を踏魔レ汰オンナ』という作品です。
暗闇探偵社シリーズの2作目にあたります。
前作は観ておりませんが、独立した作品のようです。
 
食事ができるスペースに、椅子と桟敷で30席くらい配置した客席です。
同じ平土間に、二間×半間くらいの舞台があります。
ほぼ満席なので、お客さんは部屋に詰め込まれた感じになりましたが、窮屈感はありませんでした。

開場も開演1時間前でして、お酒などを飲みながら、お芝居が始まるのをリラックスして待つ、という工夫がなされていました。
そのわりには、前説での注意事項が多くて、多少緊張せざるえない雰囲気になってしまいましたが……。
 
喫茶店での公演ですから、当然制限も多くて、狭い舞台には、ドラム缶のようなオブジェが三つほど置かれただけです。
私の方からは舞台の下が見えませんでしたので、ひょっとすると、床に何かが置かれていたかもしれません。
黒幕で囲い、役者の出入り口は後ろ正面だけです。
照明も店内のパーライトが数列あるだけで、色も入っていませんし、さほど効果は狙えません。
そのかわり、音響だけは、効果音も含め、相変わらずのセンスの良さを感じさせました。
 
作品の感想は、作者本人に、メールでお送りすることにしました。
 
一つだけ、思ったことを記すならば……

見せたいという想いが強いと、お客を置きっ放しにしてしまう、ということが得てして起きるかと。
血と肉を持った観客が目の前にいる。
それは決して迎合するのではなく、どういう方に観てもらいたいのかを強く意識する。
それが、観客と一緒に芝居を作る、ということになるのではと。

偉そうなことを書いてしまいました。
これは、作品を書く自分自身が意識しなければと、いつも思うことなのです。
 
公演に関わられた関係者の皆さん、おつかれさまでした。
 
 
 


4 コメント

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Unknown (ケワ)
2017-11-20 09:05:18
大変お忙しい中、ご来場いただき有難うございました。

言い訳ではありませんが文中に「照明効果」について書かれていたので少し補足すると赤い転がし明かりとトップサスでそれなりの場面変化を演出したつもりですが後ろの席からはわかりにくかったようですね、残念です。

とりあえずメール、お待ちしてます。
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コメントありがとうございます (ken49)
2017-11-20 12:56:37
感想は、メールでなくて、手紙で送ることにしました。
文面はできているのですが、メールがうまく発信できなくて。
嘘みたいな本当の話です。

ただし、よけいなお世話かなと思ったりしますが……
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Unknown (ケワ)
2017-11-20 19:17:28
せっかく書いてくださったのなら読ませていただきたいと思います
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そう……? (ken49)
2017-11-21 12:20:36
なんか、自己嫌悪に陥りそうで……

何様なんだ俺様は、というような心境です。

あくまでも私自身の問題なのですが、送ります。
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