ベネッセコーポレーションから手紙が来ました、2通も。
それは、うちの息子と娘が、ベネッセの通信教育をしていたからですが、まったく同じ文面の手紙が二日続けてきました。
封筒に赤書きで、”ベネッセコーポレーションより重要なお知らせです”と記されていたので、私は、ひょっとすると未払い等があったのかもと、ドキッとしてしまいました。
ビビリな性格なものですから、そんなことを思ったのですが、手紙を受け取る前日にニュースで話題になっていたことを思い出し、お詫びの内容だと考えました。
中身は、2枚に綴られていて、見出しは、”重要 個人情報漏えいについてのお詫び” となっていました。
内容は、 1:お客様情報漏えいの概要
2:漏えいしたお客様情報(郵便番号・お客様の名前(保護者も含む)・ご住所・電話番号・お子様の生年月日・性別)
3:原因究明の調査について
4:弊社のセキュリティ対策と再発防止策
5:お客様への対応について
でした。
ごく一般的な対応で、特別なことは記されておりません。
私個人は、憤ることもないですし、ある意味、諦めに近い気持ちがあるため、これ以上どうこうしてもらいたいなどとは考えていません。
ただ、この問題が明るみに出てから、そういえば、今年になってから色々な勧誘が多かったな、というのを思い出したのです。
ベネッセ以外からの通信教育の勧誘電話が、何回もありました。
娘が高校入学と同時に、パンフレットが送られ、聞いたことないような業者からの勧誘電話も度々でした。
入ったばかりだから多いのだろうと思っていましたが、考えてみると、なぜそれを知られていたのだろうかと、いまになって考えます。
先月の終わりと、今月の最初には、ベネッセからですがと断られ、アンケートに協力してください、という電話が2回かかってきました。
個人情報がほしいからだろうと思い、私は2回とも答えない、と断りましたが、本当にベネッセからだとするなら、不思議な気がします。
社内ではすでに個人情報漏洩の問題が出ていたでしょうから。
子供だけでなく、私個人、妻に対しても、また親に対しての勧誘電話もあります。
商売関係や健康食品、グルメ、エステ等、ピンポイントで勧誘されます。
しかも、その時々に必要だと思われるものの勧誘も、グッドタイミングで来ることもあります。
うちの家族については、すべて筒抜けなのではないかと勘繰ってしまうほどです。
もちろん、これはベネッセだけのことではないと思いますが。
勧誘のタイミングを考えると、個人情報は金になる、ということがよくわかります。