北海道の、子供置き去り事件です。
事件といっていいのか・・・
ワイドショーネタなら、まったく興味は沸かないのですが、これは、とにもかくにも気になってしまいます。
というか、親なら、私も子供を持つ身ですから、身にしみて、心配になってしまうのです。
しつけのため、そうです、私も身に覚えがあります。
悪いことしたから、良い子になってもらいたいから、と思うがあまり、我が子に、厳しいしつけをしたことがあります。
トラウマになるのでは、と悩んだこともありますが、蔵に閉じこめてしまったり、殴りはしなかったけれど、思いっきり怒鳴りつけてしまったり、色々あります。
それはひとえに、子供がかわいいから、と、申しておきます。
ですが・・・
原野に囲まれた林道に、置いてきぼりにするか!
熊も出るかもしれんところでしょう。
5分であれ、500メートルであれ、子供を置いたまま行ってしまうでしょうか。
信じられないですね。
子供がしたことは、許されないことでしょう。
車や人に、石を投げていたっていうんですから。
それは、その場で叱るし、なにより、その被害を受けた方のところへ一緒に行って、謝るだろう。
違うか!
しつけで置き去りにしたなら、ありえないけど、したならば、少なくとも、バックミラーで子供がどうしているか見ながら走るだろう。
どんな親でも。
たぶん、子供は泣きながら車を追いかけてくるだろうから、なんとか追いつけるスピードで走りながら、と考えていたら、無理だなと思えてしまいました。
なんとも不可解な。
最初、このニュースを見たときは、今時の親はそういうこともするんだな、と思いました。
子供も子供で、生意気な子なんでしょう、フン! と開き直り、俺なんかいなくてもいいんだろう! と原野の中に入っていったのかと、考えました。
だけれど・・・よくよく見てみると、ありえないことだなと、胸の内に迫ってきたのです。
ワイドショーネタくらいにしか思っていませんでしたけど、詳細を知るにつれ、ちょっと酷すぎるんじゃない、と思えてきたのです。
まずは、私も人の親だからです。
というか、他人事として観られない人が世間に多いでしょう。
よく分かるはなしですから。
しかしですよ、最初に戻るけど、しつけのためとはいえ、わが子を愛するがためといえ、原野の林道に置き去りにはしないだろうと。
父親はしばらくして歩いて戻ったって言うけれど、私も父親ですから分かるけど、見えなくなってからでは遅いだろうと。
その恐怖は、子供もそうだし、親もそうですよ、耐えられません。
親の状況説明が色々と変わるっということですが、どんな些細なことでも事実なら洗いざらい話すだろ、と。
見つけてほしいのだから。
見つけてほしいなんてもんじゃないですからね。
必死ですよ、親ならば。
それなら、どんなことでも話すでしょう。
書いているうちに混乱してしまいましたが、ほんと、無事に見つかってくれればいいと思います。
おじいちゃんやおばあちゃん、おじさんおばさん、親族のものたちもみえますから。
子供が無事に見つかって、みんな泣きながら抱き合っている姿を観たいと、切に願います。