観てきました。
『ブレードランナー2049』
2049……?
てことは、一作目の設定は、2019なのか?
再来年ということですね。
今回は、富山のファボーレへ行って観てきました。
普段は、関のマーゴへ行くのですが、昨日は上映時間が合わなくて、ファボーレへ行きました。
10年ぶりくらいだと思います。
映画は関で観るものだと決めていたのですが、比べてみると、ファボーレの方が近いです。
しかも下道でいけるため、高速料金もかかりませんし、お得な感じです。
1時間45分くらいでいけます。
例によって、腹ごしらえしてから観たのですが。
食事した店は、カプリチョーザでした。
二人で、2300円。
さすがにサイゼリアとは違います。
二人で1000円ジャストですから。
また混んでいること。
平日なのに、子供たちの振替休日だったのか、家族連れで賑わっていました。
しかし、映画館の中は、ブレードランナー2049ですが、20人弱でした。
すっきすきの中での鑑賞です。
350席ほどの比較的大きなスクリーンでした。
音響の迫力が凄い。
『メッセージ』を観たときにも感じたことですが、BGMなのか、劇中の音なのか区別がつかない、通奏低音が流れるのです。
これが、心理的な圧迫感とともに、画面に妙な色気を着けるような感じがあります。
2時間40分の長尺作品ですが、飽きることなく、心地よい気分に弛緩させられて観られます。
新感覚映画ともいえるような、独特な感性に彩られた作品です。
30年前のブレードランナーを観ていると、よく面白く観られます。
私は、『ブレードランナー』を、3回観ました。
劇場で1回、そのあと、ビデオで、ディレクターカット版と、ファイナルカット版、とです。
最後が違うのですが、個人的には、劇場版が好きです。
劇場版は、公開前に覆面試写をして好評を得たということで、監督のリドリースコットが望んだとは違う終わり方をしたのですが、余韻が強く残りました。
一作目は、何と言っても、役名を忘れましたが、ルドガーハウアーが亡くなるシーンでは感動しました。
最後の選択は……だったと。
今回の作品は、”切ない”ところは同じなんですが、ちょっとひねってあります。
その分、弱いかな~と思えてしまうのですが……。
スターウォーズのスピンオフを観たときにも感じたことですが、ブレードランナー2049では、レイチェルが出てきます。
過去の映像でのシーンは違和感ないのですが、実際に現われると、不思議とリアルに感じられないのです。
デッカードに感情移入しにくくなってしまうのですが。
ネタバレを畏れつつ記していますので、微妙な言い回しになりますが。
それにしても、ハリソン・フォード!
どの映画でも、不死身です。