戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

あつい、季節

2012年07月29日 | 想うこと

猛暑日が続いています。

正確に記すなら、高山の最高気温は、33℃から35℃くらいですから、猛暑日に近い暑さということです。

暑いのは町中だけでなく、朝日などの、昔だったら涼しく感じられた地域でも、30℃を軽く超え暑いです。

ロンドンオリンピックが始まりました。

さて、日本はどれだけのメダルを採れるでしょうか、と盛り上がるところでしょうが、私的には今ひとつです。

というのも、一ヶ月ほど前の、『そこまで言って委員会』で、オヤジたちがそれぞれの分野で裏話などを披露していたのですが・・・

その中で、玉木何じゃら、というスポーツ評論家が、オリンピックがこれから大きく変わるであろう、という話をしていました。

よく分からない話のうえ、あまり実のない話なので、パネラーから、「どうすれば日本はメダルを多く採れるのだ」と、質問されました。

それに対して、玉木なんじゃら、「金さえかければメダルなどいくらでも採れる」、と答えたのです。

パネラーも呆れていましたが、私も、失望してしまいました。

それを言ったら、身も蓋もないだろう、と。

あんたは、なんのための評論家なのだと。

その言葉には、オリンピックに対しての、なんのロマンも感じられません。

たぶん事実でしょうが・・・

その発言以来、ロンドンオリンピックに対して、私は興味を失いました。

といいつつも・・・お金の話を覆すようなプレーを観られれば、と期待します。

 

 

 


高校野球

2012年07月25日 | 想うこと

息子の高校野球が終わりました。

2回戦から登場で2試合勝ち、4回戦の3試合目で負けました。

ベスト16という結果です。

飛騨高山高校は、一昨年もベスト16まで進みまして、いまのところ、ベストの成績です。

来年はより充実し、ベスト8を狙えると思います。

雨の影響で、22日、23日、と連戦になりまして、二日連続で、岐阜の長良川球場まで応援に行きました。

長良川球場というのは岐阜県の高校球児にとっては聖地でありまして、そこで2試合も試合ができたことは、選手たちにとってとても幸せなことであったわけです。

息子も、2試合目に代打で登場することができ、結果センターフライに終わりましたが、意義深い打席になったと思います。

胸中はわかりませんが、満足したか、不完全燃焼か、どちらにしても高校野球は終わったわけです。

3年間辞めることなく、まじめに取り組みましたから、とても良かったと思います。

 


深紫

2012年07月20日 | 想うこと

ジョン ロードさんが亡くなりました。

享年、71歳だということです。

たしか、ディープ・パープルの中では、一人オッサンだったという気がしていました。

バロック風というか、バッハの旋律をロックで表現したというか、攻撃的なオルガンの音色はとても印象的でした。

ロックとクラッシックの融合として、プログレッシブロックというのが後に流行りましたが、パープルは、早くからハードロックの中にクラッシックを取り入れていました。

しかも、それを意識させず、純粋に楽しく聴かせる音楽にしていたところが素晴らしいところだと思いました。

リッチー ブラックモア、イアン ギラン、と一緒に活動していた第二期パープル、とても短い期間でしたけれど、今思えば、奇跡的なコラボだったのではないでしょうか。

数々の名曲があります。

その中でも・・・

訃報をニュースでは、『スモーク オンザ ウォーター 』、で知られる、ディープ・パープルのジョンロードさんが・・・

と記されていましたが、いまだ、スモーク オンザ ウォーター、は、知られている曲なのだなと、感心しました。

うちの息子や娘もイントロはよく知っていますから、そういえば最近でも、ソフトバンクのCMに使われていましたので、それだけスタンダードな曲になっているのだなと、嬉しく思います。

それから、なんといっても、『ハイウェイ・スター』。

日産の車が出たときには、パープル好きの人が開発したのかもと思いました。

リッチーの早弾きと、イアンのラウド&シャウトと、ジョンロードのオルガン・・・

オルガンといったら、まろやかな音色を出す楽器だと思うのですが、パープルだと、リッチーのストラトにまともに対抗できる武器として活躍していたのです。

それと、イアンの声。

パープルは、第三期の頭に、『バーン』という名曲を出しましたが、なんせ、イアンが歌っていないので、それだけで終わってしまった感があります。

そして、リッチーも去っていきました。

名実ともに、ディープ・パープルの中心は、ジョンロードだったのだと、いえるわけです。

記事を読んでいて知ったのですが、ジョンロードは、今世紀まで、ドラムのイアン ペイスとともにバンド活動をしていたとか。

ツェッペリンのジミーページは、ジョンボーナムが亡くなったとき、「彼こそツェッペリンだった」、といいましたが、そういう意味では、イアンペイスのドラムがあって、パープルの音が出せた、となるわけです。

残念なことに、ベースの方の名前が出てこないのですが、パープル第二期のメンバーがいて、最強のハードロックバンドだったのだと、謳われると思うのです。

ご冥福を祈ります。

 

 

 

 


とてもあつい

2012年07月18日 | 想うこと

昨日、今日とたいへん暑い日になっています。

高山は猛暑日にはなっていないでしょうが、それでも33℃くらいまで上がっています。

昨日、熊谷市では40℃近くまで気温が上がったとか、梅雨が終わったらいきなりの酷暑です。

それも、先週まで、大雨による被害が九州地方を襲っていて、その表現が、今まで経験したことのないほどの降雨だということでした。

1時間に100㎜降ったところもあったようで、信じられない豪雨になっていたのです。

被害も九州地方を中心に広がり、道路が冠水するのは当たり前で、川沿いのドライブインでは、屋根近くまで洪水に襲われた映像も流れていました。

土砂崩れも各地で起きて、未だに被害の全容が明らかにされていないでしょう。

それなのに、梅雨が終わったとたん猛暑です。

極端な天候になっています。

緩衝部分がないというか、急激な変化の気候です。

観る人が見れば、人の心の変化が気象にも表れていると言うでしょう。

イジメによる自殺がクローズアップされていて、中学で起きるイジメの質が悪質になっている現実があります。

先生を初め誰も助けてやれず、結局自殺に追い込まれたイジメがあるのです。

当事者は責任逃れするばかりで、少しもイジメをなくそうと努力をしていません。

痛ましいというか、恐ろしい教育現場です。

声を上げなければ、行動を起こさなければ、ということで、毎週金曜日の夜、首相官邸前では反原発デモが行われています。

その行動は一ヶ月以上にもなり、先週には、10万人以上の人が集まったようです。

実は、そのデモの報道がマスコミ等であまり取り上げられなかったため、これほど大規模になっているとは知りませんでした。

デモそのものは大人しいもので、暴れるでもなく、人が多すぎて歩きもできないようですが、とにかく多くの人が自主的に集まっているようです。

黙っていてはいけない、おかしいことには抗議をしなければいけない、という想いが徐々に大きくなってきているのでしょう。

大事なことだと思います。

このデモを整理している警官たちが、集まってくる人たちに、「イベントに参加される方は列の後ろに並んでください」、と言っているようです。

呼ばれた人たちもべつに抗議することもなく整然と並ぶということです。

抗議デモをイベント、と呼ぶのもおかしな感覚ですが、ある意味、そこから静かな、非暴力的な革命が始まるのかもしれません。

より良い社会にするために。

 

 

 

 

 

 


日焼け

2012年07月16日 | 想うこと

日焼けして、顔も上腕も凄く痛いです。

雨が心配された曇り空でしたが、思いっきり、日焼けしました。

昨日は、10時前から3時過ぎまで、中山公園野球場にいました。

飛騨の高校二校の試合があったからです。

午前に、ヒダ高校、午後からヒダタカヤマ高校の試合です。

ヒダ高校、間違いなく勝ったと思っていたのに、まさかの逆転さよなら負け。

エラーが続き、2点差をひっくり返されました。

ヒダタカヤマ高校は2回までに2点を取られどうなるか、と思わせましたが、打ち勝ちました。

「飛騨から甲子園」が合い言葉ですから、勝ち続けなくてはなりません。

次の試合に勝つと、ベスト16、それからが難敵ばかりですが、怯んではおられません。

うちの息子もベンチから声を張り上げ、チームを盛り上げています。

妻と二人で、裏キャプテン、と呼んでいます。

最近では、声も高くなっています。

また、代打の切り札としての活躍も期待されています。

 

 


川遊び

2012年07月10日 | 想うこと

今日も暑い日になりました。

昨日も暑い日でした。

本格的な夏になってきました。

これは妻が目撃したことですが・・・

昨日の夕方、宮前橋の欄干から、中学坊主どもが宮川へ飛び込んで遊んでいたそうです。

宮前橋の下は、鯉を泳がせておくためか、深くしてあります。

そこで、暑い日など、子供たちが泳いでいることがありますが、ついに、橋から飛び込むことまでしたわけです。

5メートルほどありますかね、けっこう勇気がいると思います。

それを聞いて、「きっと叱られるぞ~」と話していたら、やはり、警察が来たそうです。

今日など、ひょっとしたら、学校から注意を受けるかもしれません。

しかし・・・私なぞが思うことは、いいんじゃないか元気があって、ということです。

場所が場所ですから、危険なこともありますし、注意はされるでしょうが、やんちゃなところも必要だろうと。

誰かの家に籠もってTVゲーム三昧、よりはいいんじゃないかと思いますが・・・。

 

 

 


あらためて開幕

2012年07月08日 | 想うこと

雨で、高校野球岐阜県大会の開会式が一日延び、今朝、長良川球場で行われました。

予定が狂って困った方もみえたでしょうが、私はお陰で、昨夜行われた、ラフェニーチェの7周年記念パーティーへ出席することができました。

今朝起きるのが早いため、昨夜は早々に退出しましたが、色々な方とお話ができ、有意義な集いになりました。

感謝しています。

さて、今朝の開会式、妻は開会式の会場まで行き、直に息子たちの行進を見学できましたが、私は仕事のため、テレビでの見物となりました。

息子たちの高校は、キビキビと行進し、息子もにやけることなくしっかり歩いていて、安心したとともに爽やかな気持ちになりました。

その各学校の行進の中、最後に登場した某高校の野球部は、まるで、ルーキーズを真似たような野球部でした。

部員も少なく、1,2年生だけなのですが、肩まで伸びる長髪の集団で、異彩を放っていました。

しかも行進なのに、列を作ることもなく、ダラダラと歩いていたのです。

目立つことこの上なく、印象としては、残念な、今風に言えば、”イタイ”感じでした。

実は私、若い頃は、高校野球の坊主頭や軍隊式の行進が嫌いで、長髪でも良いじゃないかと思っていたくちなのです。

ですが、高校野球と深く関わることになり、坊主頭や軍隊式の挨拶、行動が気持ちいいものだと思えるようになったのです。

また、チームが強くなるためには、それも必要なことだと理解するようになってきたのです。

ですから、ダラダラした行進を見て、どうもいただけない、と素直に思ってしまいました。

ただそれも、自分たちの主張なら認める、という思いもあるのです。

それでとにかく遣ってみろと、自分たちの思いをぶつけてみれと、いうところです。

さて、それで、彼らの試合はどうだったかというと・・・

0-22で、5回コールド負けしていました。

3回には、1イニング18点取られるという、記録も作りました。

さもありなん、とは思いません。

むしろ、それだけ取られても、最後まで戦ったことは評価できます。

ただ、残念、という思いはあります。

強かったら、まともに試合のできるチームだったら、良かったのにと。

これはあくまで大人である私の感想です。

彼らは負けて、何を思ったでしょうか。

気になるところです。

 

 

 

 

 

 

 


かいまく

2012年07月06日 | 想うこと

明日、7日は、高校野球岐阜県大会の開幕です。

午前中に開会式が行われ、ようやく、うちの息子も行進に参加できると喜んでいたら・・・

雨で中止かもしれません。

岐阜チャンで放送されるのに・・・

雨で行進もないかもしれないのです。

録画予約していますが・・・。

試合そのものは、14日に地元中山公園球場で行われます。

なんとか勝ってもらいたいものです。

これからの試合は、負ければ終わりです。

すなわち、高校野球が終わってしまいます。

悔いのないように、などと思ってしまいますが、本人はわりとあっさりしていて、今夜も、『ものまね王座決定戦』を喜んでみています。

父兄仲間の親には、「子供の野球が終わってしまったら、俺は何をすればいいのよ」、と嘆いている方もみえますが、多かれ少なかれ、野球好きの父親は似たようなものです。

私も、息子と一緒に自転車に乗り、学童野球の手伝いに行き始めてから、8年が経ちます。

中学、高校と父母会の役員をして、子供たちの野球に深く関わってきました。

大変だと思いつつも、試合を真剣に応援できる喜びを感じつつ、感謝し、過ごしてきました。

それもあと少しで終わってしまいます。

負ければ終わりです。

まさかまさかで決勝戦まで行けば話は違ってくるでしょうが・・・冷静に分析すると、ありえないわけで、ひとつのけじめだなと自覚しています。

あと何回応援することができるでしょうか。

 

 

 


うれい

2012年07月03日 | 想うこと

このところ、というか相当前から、ブログを更新するのが億劫になってきています。

書きたいことが、いや、書かねばならぬと思うことが浮かんでくるのですが、いざブログを明け文字にしようとすると面倒になってしまいます。

ひとつには、これは言い訳ですが、世情においておかしすぎるだろう、と思えることが多くなったこともあるのです。

しらけてしまうのです。

世情というか、政治的なことが主ですが・・・

消費税関連法案が可決された次の日、ある週刊誌に、世論調査が載りました。

小沢新党を支持するかどうかという調査です。

私は見出ししか見ていませんが、約8割が不支持だと記されていました。

まだ小沢さんが離党するかどうか分からない段階で、調査結果が示されるのです。

しかも週刊誌であるなら、記事が出来上がるのは、数日前なのではないでしょうか。

となると、議決される前に、すでに記事はできていたということになります。

これのどこが世論調査なのでしょう。

また、一斉に、テレビ、新聞の世論調査が出て、どれも同じ結果を示していました。

世間の人が考えをまとめる間を与えず、結果が出たような気がします。

世論調査の名を借りた、世論主導ではないでしょうか。

大飯原発再稼働についての世論調査も似たようなところがあります。

各マスコミの調査結果は、だいたい、反対6割・賛成4割、だったと記憶しています。

要は、気持ち的には反対なのだけど、国の産業を考えると仕方ないのかな、といった気分を示しているような数字です。

ですが、企業が関わらないネット上の世論調査だと、反対8割だそうです。

これはたぶん、質問の仕方に問題があるのだと思います。

そこには、稼働やむなし、という世論の空気を作りたいという意図が見え隠れしているような気がします。

こういうことは、今までもありましたが、うまく隠れていました。

それが現在は、もう隠す気もない、と、見え見えなのを承知で行っているような気がするのです。

完全に、国民を舐めきっているのでしょう。

消費税関連法案についてもうひとつ思うことは・・・

もうなんでもありのモラルが崩壊してしまった、と個人的には大げさに捉えてしまえるのです。

民主党はマニュフェストを掲げ、選挙で大勝ちしました。

かくいう私も、民主党に投票しました。

しかし政権を運営していく中で、次から次へと選挙公約を破ってきました。

その集大成が、増税をしないと約束したのを反故にしたことではないでしょうか。

増税しなければならない、というのは、実は私も思っていたことです。

8%から10%などという姑息なことをしないで、いきなり20%でも仕方ないかなと、思ってもいるのです。

もっとも時期が時期ですが・・・。

ですが、遣るなら、選挙で国民に問わなければならないでしょう。

なぜなら、前回の選挙で増税しないことを約束し、政権を取ったのですから。

それでも増税しなければならないなら、なぜ増税しなければならないかをきちんと説明し、選挙で戦うべきです。

それじゃないと、選挙公約というものがまったく意味のないものになってしまいます。

しかし、それを遣らなかったというのは、まったく国民を信用していない、ということの表れです。

完全にバカにしているのでしょう。

言葉にすれば、乱暴かもしれませんが・・・

「こんな奴らには何を言っても分からないのだから、とにかくこちらの言うとおりにしとけばいいのだよ」、といったところでしょうか。

そういう思いも、以前から変わらないといったら変わらないのでしょうが、先にも書いたように、そういうことはうまく隠れていました。

それが、もう隠しもしなくなったようです。

これが腹立たしい原因です。

虚しい思いがあるのです。

・・・

東京電力福島第一発電所、四号機、の水温が上昇していた話は、ほとんどのマスコミに載りませんでした。

朝日新聞にもまったく載っていなかったと思います。

以前から危険だと言われている四号機、使用済み核燃料が覆いのないプールに貯蔵されているところですが、その四号機の冷却装置が故障していたということでした。

30日のネットで、解決されたと報道され、そういうことがあったと知ったわけですが、後から色々調べてみると、武田教授のブログでは、このまま直らなければ、5日には水温が100℃に達する計算だと載っていました。

一日で修理できたからいいようなものの、これは大変なことだったのではないでしょうか。

それなのに、私の知るかぎり、TBSでしか、ニュースを流さなかったみたいです。

いらぬ心配をさせる必要はない、ということでしょうか。

大きなニュースであったと思うのですが・・・。