米中争いが激化している感があります。
中国がさんざん警告したにもかかわらず、米国はナンバースリーのペロシ下院議長を台湾に派遣しました。
中国は激怒し、明日から台湾を囲む実弾を発射する軍事訓練を実施するとか。
これって、ロシアがウクライナに軍事侵攻する前の状況に酷似していような気がします。
たしか、ロシアが軍事訓練をしているとき、本気で進行すると言っていた評論家はいませんでした。
今回はどうでしょうか?
というより、台湾に軍事侵攻、もしくは展開中の米軍と交戦になれば、日本は巻き込まれます。
個人的に懸念するのは、これを機に、中国軍が尖閣諸島に上陸することです。
そうなれば、日本はどう手を打つのでしょうか。
それを現内閣が決断できるのでしょうか。
某新興宗教問題で対応に追われている自公民政権が対処できる案件にはとても思えません。
何事もなければいいのですが……
ですね。
こうなってくると、憲法における自衛隊の存否が曖昧なままになっている点が問題だと思うのです。
どういうことかといえば、真剣に討議されていない。
国民が国を守るということを我がごととして捉えていない、ということから起きているのかと。
言ってみれば、これまで日本は米国の核の傘の下にいたということです。
それを自覚してこなかったというわけです。
ここは真剣に、もしそうなったら、を考えてみるべきだと思いますが。