戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

インディー

2008年07月31日 | 想うこと

ジョーンズ、観てきました。

いや~懐かしい。

といっても、インディーが懐かしいのではなく、映画のスタイルが懐かしかったのです。

安定したカメラで、じっくりとダンドリを見せる、映画です。

CGに頼ることなく、嘘だろ~、と思わず唸ってしまう、それでいて、腹を抱えて見とれてしまう映像タップリです。

だけど、今時のお客さんにはどう見えるのでしょうか?

例えば、ジェットエンジンのテスト機に乗ってどこまでも行ってしまうシーンは大いに笑えたのですが、客席からは反応が薄く、笑っていた自分が恥ずかしくなってしまいました。

そういう点では、アナクロ的な映画かもしれません。

また、面白いことは面白いのですが、何も残らない、とも言えます。

クリスタルスカルの解釈もトンデモ話過ぎて、私的には白けてしまいましたし、最後の方はあまり楽しめませんでした。

やはり一作目の、アークを開けるシーンのドキドキ感が懐かしく思えます。

そういえば、倉庫のドタバタシーンで、アークを納めていた箱が少し壊れ、アークが覗かれるカットがありました。

一作目を観たときに、最後、アークが広い倉庫の中に片付けられたとき、ここから探し出すのはとても大変なことで、もう一つ映画が出来るじゃないか、などと思ったことを思い出しました。

クリスタルスカルは、そのアイデアから生まれたような気がして、そこは嬉しく思えました。

 

 

 

 

 


真夏

2008年07月30日 | 想うこと

真夏日になるでしょうが、強烈な日差しが照りつけていますが、落ちついた日だといえます。

というのも、三日前ですが、昼の2時頃、空は暗くなりました。

そして雷と凄い雨が降り、気温も一気に冷えました。

災害が起きなければ、過ごしやすいと言えるかもしれませんが、あの暗さと涼しさは、異様な感じがありました。

暑いな~、と唸っていても、夏はこれでいいのです。

ただし、それもこの地方だから言えるのかもしれません。

名古屋から訪れてきた者は、一様に、涼しいな~、と言います。

たしかに、エアコンなしでも過ごせますから。

私も経験ありますが、都会の夏は、熱さに包み込まれた感じがありました。

その熱がどこにも消えない辛さがあったような気がします。

まあ、冬の辛さと引き替えに、夏の過ごし易さがあるのでしょうが・・・。

それでも、今年は昨年に比べ、暑くなっていると思います。

日本全体でもそうなんじゃないでしょうか。

水の事故も多いですし、暑さゆえなのでしょうか。

気になるニュースでは、日本脳炎が流行るかもしれない、などと言っていました。

それは暑いため、媒介する蚊が増えるため、だそうです。

そうなってほしくないですが、特別に暑い夏なのでしょう。


突風で

2008年07月27日 | 想うこと

フリーマーケットの会場に突風が吹いて、300キロ近いテントが飛ばされ・・・

一人の方が亡くなりました。

気になったのは、腕を大けがして亡くなった、ということです。

その場での処置、が巧くいかなかったのでしょうか?

たぶん会場は大荒れだったのでしょう。

それだけ、誰も予想出来なかった災害だということです。

昼の天気予報では、確かに、北日本では荒れると予報していましたが、しっかり土中に固定されている大型テントが飛ばされるなど、誰も思いもしないでしょう。

たまに竜巻で、小型のテントが飛ばされる映像は見ることがあります。

もちろんそれはそれで危険ですが、300キロもあるテントが飛ばされるなど、家屋の屋根が飛ばされるほどの衝撃があったに違いありません。

台風と同じことです。ただ、台風ならば備えられます。

異常気象といいつつも、自分たちが夏祭りで楽しんでいる、その場所で、いきなり災害に見舞われるなんて・・・。

ですが、それが起きてしまうのです。

しかも防ぎようがない。ある意味、地震と同じです。

変な表現ですが、自然災害に関しても、堪えようがない、感じがします。

何でもあり、というところでしょうか。

通り魔事件が多発する世の中、自然災害も通り魔的になっています。

人の心と自然の有り様はシンクロしているのでしょうか?

飛躍しますが、そういう点で、我々は、ぐっと堪える、ということが求められているような気がします。

 

 


ピッチャー

2008年07月26日 | 想うこと

夏の甲子園の季節になってきました。

いいですね。強い弱いは関係なく、高校球児は、とりあえず甲子園という目標があるわけですから、負けるまで、一生懸命練習に励めるわけです。

県の代表にさえなれば、それが大変なことなのですが、大都市を抱えていない県なら、どこの高校にもチャンスはあるはずです。

こちらの地方では、工業高校が過去ベスト4まで進んだのが最高だそうで、現実には、県代表を掴むのは至難なようです。

ですが、いいピッチャーさえいれば、チャンスはあります。

私達の年代では、作新の江川が良い例で、進学校で甲子園無名校を県代表まですすめました。

例としては極端ですが、ピッチャーが重要なのです。

ただ、彼は言っていましたが、全員野球で勝ち進んできたのだと。

みんなで守って勝ってきたのだと。

打たせればいい、て言ったところで、ちゃんと守ってくれなければ打たせることも出来ません。

そういう点で、彼はバックで守ってくれるみんなを信じて投げたわけです。

素晴らしいピッチャーがいれば、ナインはハッキリした目標が出来て、技術的にも向上するのでしょう。

そして、チーム一丸となって試合に臨むわけです。

野球は全員で闘うものですが、いいピッチャーがいれば、チーム力が飛躍的に上がるものだと思います。


魔法の飲み物

2008年07月25日 | 想うこと

とにかく暑い。

暑い日が続きます。

去年もこんなだったでしょうか?

今年だけ特別に暑いような気がしますが、気のせいでしょうか。

私の家は古いのでエアコンなどありませんし、仕事は蒸気に煽られながら行いますので、日中、熱さのためボーっとしながら労働をしている時があります。

これではいかん、と思いつつも、腕だけ動いている、頭はどこか遠いところにあります、そんな状態になるときがあるのです。

汗だくで、次第に喉が渇いてきて、こんな時ほしくなるのは・・・

当然、ビールです。

ビールがやたらほしくなる。

もちろん、仕事中ですから飲めませんが、冷たいビールを飲むことを考えつつ仕事するときがあります。

頑張ろう、いま頑張れば、冷たいビールが飲めるのだから、と思いつつ・・・。

ただ、身体は、連日のビールで重くなっています。

朝起きたときは、今日はビールを飲むのは止めよう、と反省するのです。

それが、熱さに打たれると変わってしまいます。

そんなことを思いつつも、現実に喉が渇いているときには、何かを飲まなければなりません。

そこで、スポーツドリンク。・・・甘すぎる・・・。

ウーロン茶。・・・苦い・・・。

麦茶。・・・美味しいです。・・・が・・・それだけ。

結局、一番美味しいのは、ただの水です。

よく冷えたお水が一番美味しい。

二十歳の時、ある研修で、富士山の麓の村へ行ったとき、真夏で、真昼、ものすごく喉が渇きました。

そこに用意してあったのは、やかん。

お水が入っているだけ。ただし、氷も入れてありました。

これは美味しかったです。ただの水なのに、生き返る、元気が充電されるような素晴らしさがありました。

未だに、あの美味しい水は忘れられません。

やかんに入ったお水。

ラグビーでいうところの、魔法の水、ですか。

あるんです。生き返る水が。

それは、ただの水です。ただし冷たくある必要があります。

結論としては、喉が渇ききったときは、お水が一番なのです。

 

 

 


ラジオ体操

2008年07月24日 | 想うこと

全市一斉ラジオ体操の日、と、一昨日の朝、子供に付き合ってラジオ体操にいきました。

テンポが速い~。

ついていけません。

両手を左右に振って、斜め上! とか

前に三回屈んで、上程を逸らす! とか

そんな早くできるかい!

状態です。

子供の頃は抵抗なく、ラジオから流れてくるかけ声に合わせて身体を動かしていたのですが、現在は、動かしたら身体はその方向へ行った切り、になりますから、簡単には戻せません。

よって、ついて行けない、体操になります。

だいたい、ストレッチというものは、伸ばしたら30秒ほどその状態をキープしなければ、効いてきません。

それを、あんなに忙しく動かしていたら、ストレッチにはならないと思うのです。

あれはすでに、体操を超えて労働の域に入っています。

実際、第2体操のところでは、身体の動きも辛くなり小さくなってしまいます。

それどころか、ジャンプのところでは、首も頭も痛くなります。

なぜに、あんなに何回もジャンプがあるのでしょうか・・・?

子供のようには飛べません!

ですが・・・体操を終えた後は、軽く汗も掻いて爽やかに感じられるから良いものです。

実際、慣れているお年寄りは、自分のペースで毎日行うわけですから、遣り方によっては無理はないわけです。

ラジオ体操は、ストレッチとは言い難いですが、朝の身体を動かす習慣としては、とても良いものなんでしょうね。

 

 


キャンプ

2008年07月23日 | 想うこと

何年ぶりかで、平湯のキャンプ場へ行ってきました。

といいましても、昨日の午後2時過ぎに出かけ、今朝の9時過ぎには帰ってきましたが・・・。

仕事の都合で、慌ただしいキャンプになりました。

それでも、夕食と朝食は、みんなで協力して作り、美味しく戴くことが出来、行った甲斐がありました。

普段、BBQとかするくせに、外で食事をすることが大好きなのに、森の中で、空を眺めながら食べていると、そのことがすごく久しぶりなのに気がつきました。

木々の間から、流れていく雲を眺めながらビールを飲んでいたら、外で食べるといっても、いつもは下を向いて食べている、ということに気がついたのです。

BBQだったら、網の上の肉を気にしながらビールを飲んでいるように・・・。

森から吹いてくる風も心地よく、お酒も料理もたいしたことないものばかりなのに、とても美味しく思えました。

思うに、空を眺め飲むというのは、極上の贅沢かもしれません。

今朝は今朝で、ご飯を炊くのに失敗し、半生焦げ有りのご飯にベーコン入りの卵焼きだけでしたが、これまた美味しく、息子などは食べ過ぎでお腹が痛い、となるほどでした。

食べ終えたらすぐに片づけで、余裕ないまま帰路を急いだわけですが、それでも、森の中のテーブルに座っていた感触だけは強く残りました。

キャンプで何をしにいったか、と問い直すならば、食事を作り食べにいった、だけとなるかと思いますが、実際、寝る以外は、食事の準備と片付けに終始しましたが、それがとても贅沢なことに思えたのが不思議です。

できれば次回は、いつ出来るか分かりませんが、もう少し余裕のあるキャンプをしたいと思います。

 

 


真面目

2008年07月21日 | 想うこと

またしても子供たちの、生徒たちの、学生たちの、話しになってしまいますが・・・

それは、自分がその時代に、しっかり行ってこなかった、という反省、後悔、の念が強いからですが・・・

子供たちには、何事にせよ、真面目に行ってほしい、と思います。

真面目に練習した者たちだけに、栄冠は輝きます。

実に当たり前なことなのですが、はっきりした形で、それは表れるのです。

またしても野球の話しで申し訳ありませんが・・・

7回表、中学の野球は7回までですので、1点負けてて下位打線、代打は2年生、先生の恩情からの起用です・・・

この起用は有り得ない。打てないのは分かり切っていますから、観客席は深い溜息です。

試合を諦めたのかと・・・。

案の定、高めのストレートを、ボール球です、それを二つ空降りして追い込まれました。

決め球は、カーブです。

間違いなく三振・・・のはずが・・・

辛うじてバットに当たったため、偉いもんです、ボテボテのサードゴロ。

走りました。討ち取られましたが、バッターは全力疾走です。

慌ててサードがダッシュしボールを取ってファーストに投げましたが、悪送球でファーストは取れずボールは転々・・・

バッターランナーは必死にセカンドまで走り、セーフになりました。

一打同点のチャンス到来です。

形勢は一気に逆転、といったところでしょう。

誰もが一度は諦めたのに、全く反対のチャンスが訪れてしまったのです。

決め手は、必死さです。

バカみたいですが、必死にボールに食らいついた。

討ち取られたが、必死にファーストまで走った。

それが、チャンスを引き寄せた、ということです。

余談ですが、引き寄せの法則、というのはこういうことですよね。

中学というか、高校生まで含めていいと思うのですが、しらけることなく真面目に取り組んでいると、ダイレクトに良い結果に繋がるんです。

それを目の当たりにした大人たちは、感動で胸を打たれます。

自分たちを顧みるから。

若者たちは、大人を真似る必要はないのです。

大人は、それは自分のことでもありますが、変にカッコつけて、言い訳ばかりして、誤魔化しているだけですから。

とにかく真面目に、取り組んでほしいのです。

 

 

 

 


大会

2008年07月20日 | 想うこと

中体連の飛騨大会二日目、勝ってしまいました。

明日も試合があります。

明日勝つと、県大会へ駒を進めることとなります。

まあ、そんな色気を持たずに、試合に臨むことだと思います。

それがあったからこそ、今日勝てたわけですから。

ひたむきに闘っていると、勝利の女神は微笑んでくれるようです。

驕った方が負け、先生が言いそうなことですが、その通りなのです。

中学生の大会だと、それが顕著に表れます。

午後から、高校演劇の地区大会へ行ってきました。

オリジナル作品を観ました。

・・・彼ら彼女らのリアルな姿、現実との軋轢の中でスパークした焦げ跡。

どこにもありませんでした。

・・・どこかで見た風景。

それも、テレビ等で刷り込まれた仮想の現実。

こなれてるのは分かります。

が、生きた声が聞こえてこない。

いや、そもそもそんな面倒なものは持っていないのか・・・?

でも、それなら、演劇で表現する必要はない。

と、若くない私は思ってしまいます。

観戦していても、鑑賞していても、胸に響いてくる想いというものは、巧拙は関係なく、若者が真摯に謙虚に挑んでいる姿です。


梅雨明け

2008年07月19日 | 想うこと

今日、東海地方、梅雨明け宣言だそうです。

何を言うとるか、と突っ込みを入れたくなりますが、梅雨のことなどすっかり忘れていました。

確かに、一昨日の夜は雨が降り続きました。

あれだけ降るのは久しぶりに思えたほどでした。

あの降りが、梅雨の降り治め、となったのでしょう。宣言も出しやすいわけです。

ここ数日、高山でも30℃を超す日が続いています。

中体連の飛騨大会も今日からで、野球部の息子は3年生最後の野球試合の応援です。

日が照りつける中の応援ですから、熱中症にかかる者もいたようです。

また、妻を初め、母親たちも真夏の太陽の下で応援していました。

私は娘と、娘の友達が出演しているバレエ発表会へ花束を持って行きました。

文化会館のエアコンが効いているホールでの鑑賞でしたから、ありがたかったです。

ありがたすぎて、途中眠くなり必死に睡魔と闘いましたが、母さんたちのことを思うと、文句は言えず、懸命に拍手をしました。

猛暑の中、外でも内でも、大会が続いています。