戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

へんか、きゅう

2012年09月24日 | 想うこと

寒い・・・涼しさを通り越して、寒いと感じます。

三日前まで、30度を超すのか、と半袖Tシャツでも暑いと感じていたものを。

いきなり涼しくなって、身体の反応がついていかない状態です。

長袖のうえにシャツを羽織っているしだいです。

居間にコタツも出しました。

うちのジイさんがですが、朝は足を入れてしまいました。

九月も下旬ですから、例年並みなのかもしれませんが、変化は急にきました。

昨夜の夕食は、蔵の前で、軽いBBQを行いました。

商家の蔵の前といえば、普通は中庭があるのでしょうが、ウチの場合、母屋と屋根続きの掘っ立て小屋になっています。

いわゆる、土間のあるインドアですが、そこでBBQをしてみたのです、試しに。

煙もすぐに抜けていき、悪くないできようでした。

これで、BBQを計画していて、雨が降ってきても、それが土砂降りになっても、中止しなくていいわけです。

ただし、いきなり寒くなってしまいましたから、計画自体なさそうですが・・・。

 

 

 


あいはかつ?

2012年09月23日 | 想うこと

映画ファンである私は、天の邪鬼でもあるため、話題になりすぎた映画を観ない傾向があります。

また、話題になりすぎると、腹がふくれたような気になり、触手が動かなくなるのです。

それで、ズーと観ないままで過ぎていくのですが、ここ数日、二本の話題作を続けてビデオで観てしまいました。

ネットレンタルを初めて3週くらい経ちますが、2週で、新作8枚の限度になってしまいました。

旧作なら何枚借りてもいいため、何を観ようか探したのですが、ブルーレイにこだわると、なかなか観たい作品がありません。

そのため、ついに、今まで観ていなかった、超話題作を選択したのです。

『アバター』と『スラムドックミリオネア』の二本です。

ある意味、対極にある映画といえるでしょうか。

ですが、どちらも、見終わった後に爽快感がありました。

アバターは、大きなスクリーンの3Dで観れば、パンドラに住んでみたい、と思う観客が出たとしても不思議でない映画でした。

創りそのものは、オーソドックスというか、良くできた物語でした。

要は、あの世界を堪能できるか、ということで、それはビデオでも十分楽しめるものでした。

個人的に感じたことは、たまたま、『スピリチュアル・ウォーカー』という本を読んでいるときでしたので、主人公が旅する世界の基本構造がパンドラとよく似ていることに驚いたことです。

自然の恵みに感謝する、それは生きるために動物を殺すことの意義を探ることでもあるわけで、それが描かれている、と思えたのです。

アバターの中で、地球に関してのセリフが二つ出てきました。

緑を亡くした世界、瀕死の地球、です。

それでも人は生きていて、生き続けるために他の惑星へ侵略するなら、それは宇宙にとって害悪以外の何ものでもないでしょう。

気になったことは、10年後に、また地球人はパンドラを訪れるのではないかということです。

スラムドックミリオネアは、貧困の現実を見せる、というより、純愛映画のような美しさがありました。

確かに、物乞いのために行う手段のきわどさにはきついものがありましたが、そこからの脱出に、ハングリーだけではない、愛が決め手になった、と思わせるところがニクイところであるわけです。

運命であり、偶然である、しかし最後に勝つのは ” 愛 ” である、と私は勝手に解釈します。

 

 

 

 


さんれんぱっぱ

2012年09月22日 | 想うこと

 

ジャイアンツが優勝したようですな。

そうなると思っていました。

我が栄光のドラゴンズは単独2位だということで、これで良し、と思っている方もいるでしょう。

2位で良いと思っていれば、絶対に優勝はできません。

何が何でも日本一、と願い努力しの、8年間で4度のシーズン優勝でしたから。

まあ、しばらくは、優勝から遠ざかるシーズンが続くでしょう。

それを望んだ球団であり、ファンであるのですから、仕方ないことです。

それにしても、9月下旬に入ったとたんの消化試合ですから、観客動員数増加は望めませんでしょう。

CSにしたって、ファーストシーズンで、相手がスワローズですから、勝てるかどうかわかりません。

クラッシクなユニフォームが象徴的であるように、ある意味、懐かしいドラゴンズになっただけなのかもしれません。

ジャイアンツファンからすれば、セリーグのあるべき姿でしょうから。

3連覇を夢見ていたなんて、笑い話になってしまいました。

 

 


とつぜんのあめ

2012年09月18日 | 想うこと

天気、天候、気候が変だ、と書いても、誰も不思議に思わなくなりましたが・・・

この9月、中旬を過ぎましたが、高山でも真夏日になるほど暑い日が続いています。

お陰で、台風が、本州を外れて朝鮮半島の方へ行ってしまいます。

未だ、太平洋高気圧の力が強い、ということでしょう。

沖縄、九州の西側だけは被害が多いのでお気の毒ですが、今のところ、台風の直接被害は本州では出ていません。

そのかわり、大気の状態が不安定で、各地に大雨を降らしています。

それも1時間に100㎜近く降るような強烈な雨を。

晴天であっても、まったく油断できません。

土曜日、毎年恒例の、子供つながりから始まったBBQを行いました。

10年以上行っているでしょうか・・・小学低学年だった子供たちも大半が高校生以上になり、今では参加しませんが、大人だけでぼちぼち行っています。

炭を買いにいきましたところ、まともなものが置いていなく、BBQのシーズンが過ぎたことを思い知らされましたが、気候的には今の時期に行うのが一番楽しくできると思うのです。

暑すぎず、火を囲んでも汗だらけにならなくてすみますし、蚊の心配もそれほどいらないし、それでいて、ビールがうまいことは同じなので、今が良い時期だと思っていたのですが・・・

始まって1時間30分過ぎたところで、雨が降ってきました。

家の軒先へ移動し続行しましたが、絶好の気候だと喜んでいましたが、突然の雨に降られてしまいました。

男(女)心と秋の空は・・・

といったところでした。

 

 

 

 


れんたる

2012年09月12日 | 想うこと

ビデオレンタルは、今まで、○オに行っていました。

5枚で1000円だったのが、なぜか、最近4枚で1000円になりました。

ただでさえ高山のレンタルは高いのに、競争相手がいないからですが、値上げされて面白くないので、ネットのレンタルを利用することにしました。

○タヤの定額レンタル、というものです。

新作7枚借りて、月、2000円というものです。

旧作ならば、何枚借りてもいいとなっていました。

しかも、返すのに期限がないのです。

これはとても得なのでは、と考え始めたのですが・・・

やはりタネ(?)がありました。

このレンタル、一回につき2枚しか来ません。

そして、それを返却しなければ、次が届かない仕組みになっていました。

返すのに期限がないのですが、例えば、一ヶ月借りっぱなしだと、結果、2枚で2000円払うことになります。

ので、今のところ、忙しい感じになっています。

気分の問題ですが・・・。

郵送されて来た日と次の日に観てしまって、送り返します。(ただし夕方までに)

すると、次の次の日に送られてきます。

中二日、の周期になるわけです。

月曜日に来たら火曜日に返し、木曜日に次が来る、となるのです。

これを続けていけば・・・

月に、20枚観られることとなります。

20枚で2000円支払うのだと。

1000円で10枚ですね。

○オで借りるより断然お得ですが・・・忙しいです。

気分的に。

 

 

 

 

 


すといっく

2012年09月11日 | 想うこと

 

噂どおりというか、とてもストイックな方なのですね、健さんは。

高倉健さんです。

といって、面白みのない方では全然ありませんでした。

むしろ、人なつこい、といったら失礼でしょうが、冗談も飛ばす、楽しい方のようです。

NKKの特集で観させてもらいました。

ストイックというのは・・・

お酒を飲まない、博打はしない、といった部分です。

のむ、うつ、かう、をなさらないわけです。

若い頃、知恵蔵さんに、「役者は麻雀をしなければダメだ」、と云われていたけれどとうとうしなかった、と話されました。

私なんか、高校1年生の時に覚えましたが・・・。

銀座に飲みに行ったこともない、と云われました。

そこで続けて云われたのが、「そういうことをしなかったから、色気がない、と言われたんだろうけどね」、ということです。

だけど健さんには、圧倒的な存在感がありますし、81歳だということですが、年齢を超越している感じがあります。

「演技には、その人の生き方が出る」、とも。

恥ずかしくなりますよね、たまに私も、シロート演劇で役者をすることがありますが。

それと、我が意を得たのは、「映像には気持ちが写る」、です。

ほんと、役者さんは無表情のようなのに、グッときてしまうことは多々あります。

ただし、続けて言われたのが、「それがない(役者は)のは、向いてない」、ということでした。

 

 

 

 


これぞえいがだ

2012年09月10日 | 想うこと

アべンジャーズではありません。

プロメテウスです。

昨日観てきました。

日曜日の午後、150ほどの客席に、10人ほどいたでしょうか。

まあ、大きな劇場ではないし、3Dでもないですから、多くの集客は望めないでしょう。

私個人としても、3Dでなくていいので、もっと大きな画面で観てみたかったです。

というのも、これぞ、映画館で観る映画でした。

久しぶりに映画を楽しんだというか、スクリーンと大音響で堪能できる映画です。

批評はあまり良くなくて、どうだろうかと心配しましたが、なんのなんの、私的にはヒットしました。

確かに、どうしてそうなる? という展開もありましたが、とても面白く最後まで観ました。

リドリースコットが創ったこともあり、期待が大きすぎたのかもしれません。

分かりづらい話であるのかもしれませんが・・・

見終わり思ったことは・・・

新約聖書の、手元にありませんので、うろ覚えのまま書きますが、イエス様の云われたたとえ話が元になっているような気がしました。

こんな話です・・・

ある農園の主人がいた。主人が旅をすることになり、人を雇い自分の所有する農園の管理を任せた。

刈り入れの時期になり、主人は旅先から使いを農園に出した。すると農園を管理していた者たちは、その使いの者を殺してしまった。

そこで主人は、今度は自分の息子を使いに出した。息子であるため乱暴はされないと思い、出したのだが、意に反して、その者たちは息子を殺してしまった。

さて、主人はこの者たちをどうするだろうか、と。

・・・

続編が創られるようで、とても楽しみにしています。

それと、主人公の女性、凄すぎました。

 

 


いっきかせい

2012年09月03日 | 想うこと

NHKBS1で、火星の特集を放映しました。

キュリオシティーの特集でもありますが、興味を持って観させてもらいました。

火星の地表の画像は、なぜか自分的に郷愁に近いものを感じまして、より鮮明な画像を見たいと思っているのです。

岩がゴロゴロしているだけの画像ですが、アメリカ中部砂漠地帯の景色、といって行ってみたことはありませんけど、近い風景です。

それにしても、最近の火星の地表画像に映っている空の色は、とても薄い青色になってきました。

バイキング1号が映した画像は、空が薄い赤色でした。

ただ、私はよく覚えていますが、一番最初に配信された画像の空は薄い青色でした。

NASAがすぐ訂正し、薄い赤にしたのです。

それから、火星の空は赤い、ものだとして画像が次々と公開されました。

それが最近、徐々に変わりつつあるのです。

まさか火星の空の色がここ数十年で変わったわけでもないでしょうが・・・。

地表の黄土色の砂と、所々、青黒い土もありますが、薄い青い空の画像が最近の流行のようです。

番組のゲストで出演していた、ショコタンが、キュリオシティーが最初に映したぼんやりした画像に映っている小さな山を・・・

え! 人工構造物ですか! と驚きのコメントしたのが、偶然なのか必然なのか、興味深いところです。

実際は、キュリオシティーを離した飛行船(?)が墜落した時に舞い上がった砂と煙でしたが・・・。