戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

はなび

2010年07月29日 | 想うこと

昨夜は花火大会がありました。

雨の中、娘を連れて、途中から妻も合流しましたが、万人橋より少し北へ下った場所で花火を見ました。

雨が降り、少し風もあるため、煙が流され空気も綺麗で、いつもより花火が鮮明に見えました。

本当は雨降りのため見に行きたくなかったのですが、娘のためと思いまして、重い足を引きずり外へ出たのです。

小学生の時に見る花火大会は、特別な思い出になるでしょう。

大人になってから見ても、なんてことない光景も、子供の目にはとても新鮮に映っているものです。

私も小学生の頃、友達と花火大会を見に行きました。

とても楽しみにしていて、雨なぞ降ろうものなら、悔しくて悪態つきまくっていたものです。

そして挙げ句の果て親に叱られて・・・。

花火を見る場所は決まっていて、緑地公園内、打ち上げ場所から100メートルも離れていない場所で、寝転がって見ました。

その場所だと、打ち上げられた花火が頭上で炸裂するように見えるのです。

その迫力たるやすごいものがありました。

単発の花火しかなかったのですが。

現在では安全を考えて近寄ることはできないでしょうが、私の子供の頃は、そこらへんいい加減だったようで、私を含めワルガキどもが発射場所近くにうようよしていました。

その場所で見た花火は私の記憶に強い印象を残しています。

ある意味、それがあるため、スターマイン等の派手な演出の花火を見ても、たいしたものには見えません。

昨日の花火では、ニコちゃんマークが正面に見られるたび、娘は喜んでいました。

子供の頃見た花火として、雨の中、親と一緒でしたが、娘の思い出に刻まれるのでしょう。